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「一匹狼」という生き方

筆者の地域では、少し冷え込んできました。

愛知では、明日は雪が降るそうです。

かつて、雪の日であろうとも、原付に乗って職場に行っていた20代の頃を思い出しました笑

皆さんは、真似しないでくださいね‼️


共育LIBRARYへようこそおいでくださいました✨

教育、人間、人生など、様々な「知恵」や「情報」が詰まった図書館のような、皆さんがくつろぎ、人生の「気付き」を得たり、知的好奇心を満たしたりできる居場所を目指しています😌

どうぞ、ごゆるりとお過ごしください。

共育LIBRARYりょーやん、元教師です。


「一匹狼」

そう聞いて、あなたはどんなイメージを思い浮かべますか。

誰とも交わらず、とげとげしさがある人間でしょうか。

それとも、孤高の人物といったイメージでしょうか。

筆者は、この「一匹狼」が好きです。

この記事を書こうと思ったのも、筆者のアイコンに関する質問や交流があったから。

その中で、

筆者のアイコンを、狼ではなく、別の動物と認識しているかもしれない笑

という、そもそもの懸念が生まれてきました笑

そこで、りょーやんのアイコンに込められた思いを切り口に、

「一匹狼」という生き方について
「自立」について

などを記事にすることができればと思います。

ごゆっくりとお楽しみください。


一匹狼という生き方

「一匹狼」という言葉は、
マイナスのイメージなのでしょうか。
プラスのイメージなのでしょうか。

この解釈は人によって分かれるでしょう。

筆者は圧倒的にプラスのイメージです。

そもそも、筆者は、周囲の友人からよく

「一匹狼」

と呼ばれてきました。

例えば、大学時代。

グループに所属するという必要性がいまいち分からず、
自身の所属する学科の中で、1人でいることが多かったです。

といっても、

「グループに所属したくない」

というわけでもないのです。

テニスサークルに所属し、そのメンバーとは一緒に遊びまくってましたし、

学科でも個々に仲のよい友人はいました。

ただ、講義をきく中、1人離れた場所に座っていても全く気にならない。

そこで、静かに本を読んでいることも多かった。
(講義を聞けよという話はなしで笑)

昼食も、学食といった場所にみんなで揃っていくことの必要性をあまり感じませんでしたし、

人混みがあまり好きではなかったので、気の向くままに外のベンチで昼食を食べたり、教室で食べたりしていたと思います。

そして、個人的に惹かれ合う友人とは、個別に話したり、遊びに行ったりといった感じだったのです。

その様子を「一匹狼」と表現されたのでした。


一匹狼の強み

そんな筆者の気質が、よい結果に結びつくように働いたのが、留学している時。

よく、留学に関してのトピックで語られるのが、

「留学に行っても、語学が身に付く日本人と、身に付かない日本人がいる」

ということです。

筆者は現地に行って、なぜその2パターンに分かれるのかがよく分かりました。

現地には日本人がたくさんいます。

それでも、その国、その地域の中では非常に小さな割合です。

だからこそ、
同じ日本人の人たちでコミュニティをつくり、
留学のしんどさを分かち合いながら、
楽しいひと時を一緒に過ごす。

そんな空気感がありました。

ただ、筆者は、大学を卒業してから留学に行っているので、同期は既に働いている状態。

よって、同期の1年目に見合うような学びを得たいという思いがありました。

だからこそ、徹底的に英語を学ぶことに集中し続けた。

とにかく、学校の様々な国の生徒にガンガン話しかけ、どんどん友達をつくり、

学校が終わればカフェでお互いの国のことを話し合ったり、

遊びに行くときも、ごはんを食べに行くときも、四六時中、一緒に行動を共にしたりしていました。

やがて、

イタリア、オーストリア、メキシコ、ベネズエラ、ブラジル、ドイツといった多国籍なグループと行動を共にするようになり、

イタリアンパーティーなど、月に1回順番で、その国の出身者が、皆に料理を振舞うといった楽しいイベントをやったりもしました。

あの時間は、本当に楽しかった。

そして、最初はしどろもどろだった英語も、ヨーロッパ勢の友人とも問題なくしゃべれるようになっていったのです。

その上で、同じタイミングに留学した日本人のメンバーとも交流をして、
大人数で何かをやるときは混じり合っていた
といった感じでした。


一匹狼のたくましさと野武士の如き集団を

「日本で最も多くの教育書を世に出した」
と呼ばれる教師の言葉に、このようなものがあります。

「一匹狼のたくましさと野武士の如き集団を」

この教師は、上記の合言葉を学級訓として掲げ、子どもたち一人一人が一匹狼になるように熱い思いを込めて、教育を行っていったのです。

一匹狼とは、誰とも交わらない孤独な狼ではありません。

「たった一人でも、集団に立ち向かうことができるほどの強さをもった人間」

のことを指します。

集団が間違った方向に走ってしまったのならば、
たった1人でもそれを指摘し、
集団に迎合せずに、
主張し続けることができる。

そのような
一人一人が強い人間が集まった集団において、

共通の目的の元、全員が結束した場合は、
とんでもないパワーとエネルギーをもつ

といった意味合いをもつ言葉なのです。

筆者が所属するNPOも、これと同じ気質をもっています。

とにかく一人一人が強い。

自己研鑽を重ね、鋭く尖った感性をもっている人物が多い。

そして、普段は、それぞれが思い思いの活動をしているのですが、
共通の目的をもって、それを共に達成しようという結束が生まれると、

爆発的な力を発揮するのです。

一人一人が自立している集団と捉えることもできます。


自立とは?

自立とはすなわち、

「誰にも依存せずに自分の力でできる物事を増やしていくこと」

と考えることができます。

他者に判断を委ねず、自分で決断をする。

自分で決めたことの責任は自分でとる。

安易に人に聞かずに、まず自分で調べてみる。

このような自立心は大事です。

一方で、

「依存先を増やしていくことが自立である」

という考えもあります。

依存をしない人間というものはあり得ません。

普段食べている野菜も、誰かが育ててくれたものを食している。

普段歩く道も、誰かが舗装した地の上を歩いている。

そうやって、
誰かに自然と依存をしながら、
私たちは暮らしているのです。

精神的な依存先を増やすことも大事。

親、友人、仕事上のメンター、趣味の仲間、社会貢献活動のメンバー。

そんな自分が心の内を話すことができ、相談することもできる人間関係をいくつももっておくこと。

そうすれば、こまめ、こまめに感情を消化することができ、
精神的に安定を図ることができる。

つまり、自立とは、

自分自身でできることを増やすという「勉強・研鑽」は決して怠らずに、自分を強くしていきながら、

人間は弱い存在であるということも自覚し、
頼るべきところは頼るという勇気と、
支えてもらっているという感謝の念をもつ

ことだと考えます。


まとめ

この共育LIBRARYを運営する際に、アイコンを何にするのかは非常に考えました。

図書館というコンセプトは決まっていたので、知的なイメージとしてフクロウとかもいいな~と考えていたときもあります。
(ハリー・ポッターも好きでしたし笑)

しかし、
生き様ということを考えたときにビビッときたのが、「一匹狼」をイメージする狼だったのです。

ただ、狼はちょっと恐いイメージもあるので、
できるだけ可愛いアイコンになるようにイメージをした次第です笑

一匹狼は、決して孤独で疎まれるような存在ではありません。

時には、
集団に対して立ち向かうことができるほどの、
誇り高い生き方をもっている存在です。

子どもたちの中にも、
「普通」とは違う道を選んでいる子がたくさんいます。

「普通とは違うからだめなんだ・・・」

ではなく、

「人と違う道を歩めるほど誇り高い人間なのだ」

という「一匹狼」の道を、肯定的に歩んで行ってほしいなと思います。


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いつもいつも、最後まで読んでくださり本当にありがとうございます!

明日の記事は、

「日本ギネス記録タイトルホルダー」から教わった
人生が変わる鉄棒指導

です。

鉄棒指導1つで、人生が変わる。
体育指導において、
日本1の記録をもつプロから教えてもらった、
生き方を指導する方法をお伝えします。

是非、楽しみにしていてください🎵

皆さんの今日・明日がよき1日でありますように😊


共育LIBRARYは、りょーやんの記事だけではなく、

共同運営マガジンも併設しています。

マガジンの仕様上、メンバーは限定100名までとなっており、

いよいよ残りあとわずかになってきました。

共に手を取り合い、共に成長していきませんか?

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📘今週のLIBRARYのラインナップ📗

(2024.1.22~1.28)

【月曜日】
学校教育に「掃除」は必要ですか?
【火曜日】
「一匹狼」という生き方
【水曜日】
「日本ギネス記録タイトルホルダー」から
教わった人生が変わる鉄棒指導
【木曜日】
たった1回の挨拶で人生が変わる?
「ご挨拶の法則」
【金曜日】
新卒時代に
特に心に残った子どものエピソード3選
【土曜日】
教育で最も避けるべきことですか?
それは「愛着障害」です
【日曜日】
ひらがなを覚えるのは簡単だと思っていませんか?文字習得の落とし穴




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