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授業中の小話①:「硬貨の裏表」

 どうも、Kohです。

 面白そうな授業案や実践について書くのも良いですが、軽ーく書きたいなーと思い、私が授業中に話した事など書いていくことにしました。

 前回、2年生の国語「あなのやくわり」について書きました。授業中の小話①は、それにちなんで「あなのやくわり」の五十円玉の授業で話したことを書いていきます。

五十円玉の小話


 皆さんが「五十円玉の小話」と聞いて、パッと思いつくのは何ですか。五十円玉の穴の役割については、教科書を読めば分かるのでなしとすると、私は五十円玉の表はどこか、裏はどこかという話がパッと頭に浮かびます。これは五十円玉に限った話しではなく、硬貨全てに当てはまりますが。

 子ども達の身の回りにあって、何気なく使っている硬貨。その硬貨の裏表はどっちだっけ?と考える。それだけでもちょっぴり楽しくなりません?

 「そういえばどっちだろう」というような顔をしている子ども達に「(五十円玉の)数字がある方が表だと思う人?」「それとも花の絵がある方が表だと思う人?」と質問し、手を挙げてもらいます。

 子ども達の「えっ、どっち?どっちなの?」という気持ちが高まったタイミングで、「(五十円玉の)表は、・・・花の絵がある方でした!」と答えを発表すると、子ども達の「やっぱり!」とか「当たった!」というようなそれぞれの反応が見られるわけです。

小話のこ・う・か


 こんな話をしていると、授業中、他の子を待って暇していたり、集中がきれてしまったりしている子が、「おっ、何やら先生が面白そうなことを言っているぞ。」と意識をこちらに向けてくれるんです。

 話が終わって、「ふーん。なるほど。」と、先生の話に意識を向けていて、なんか面白いなーと思っている子達に、

「はい、授業に戻ります!もう、ここまで書いたかな?」
「では、〇〇について確認していくね。」

と授業に切り替えていくと、子ども達の意識が先生に向いた状態で授業が進められるんです。

 私は、全員の足並みをそろえて次の活動に行きたい時や、授業の後半、まとめる時などにこんな話をしているなーと。後は、集中が切れている子がいた時、私が喋りたくなった時など(笑)

 今回だと硬貨の裏表以外にも、色々な小話ができますね。

・硬貨の絵柄の意味や由来
・お金の歴史
・記念硬貨
・お金の材質
・外国の硬貨

など広げようと思えば出てきますね。話す内容や時間は先生次第です。

おわりに


 私は、子ども達の前でコイントスまでやりました(笑)

 子ども達の目線が全て五十円玉に行って、「ジョジョ」のJ・ガイル戦を思い出しました。


 こんな感じで、私は授業のアクセントとしても小話をしています。これからも授業中にした小話について書いていきたいと思います。

 最後まで読んでいただき、ありがとうございます。



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