ネットサーフィンをしていたら「出版セミナー」「ライターセミナー」という告知を複数見つけた。それぞれ全く別のセミナーだが、いずれも、どこかの「業界」の著名人だっ…
今、ある著名クリエイターの本を編集している。彼は映像を扱う会社に就職するも、そこでクリエイティブ職に就けないことがわかったため、ほどなくして退社。ある日から自…
最近、とあるネットメディアを運営する起業家と会ったときのこと。彼はこう言った。 「今ほどクリエイターが生きやすい時代はないと思う」 実は自分も、ミュージシャ…
小説、コラム、自己啓発、アート、マンガーー。 どんな形だろうと「表現」を志していれば、「本を出す」ことを目標というか、通過点として考える人が一定数いると思う…
今回「なぜあなたに書籍化の相談が届かないのか」について、現役編集者の立場から考えてみたい。 もちろん、多様なコミュニケーションやマネタイズの手段がある今、…
40%編集者
2019年3月20日 00:37
ネットサーフィンをしていたら「出版セミナー」「ライターセミナー」という告知を複数見つけた。それぞれ全く別のセミナーだが、いずれも、どこかの「業界」の著名人だったり、自らが著者としてベストセラーを出したりした人が手がけるセミナーだった。 濁したうえでわかりやすくたとえるなら、「かつて一発ギャグで人気を博し、ベストセラーを出した芸人が手がけた出版セミナー」とでも言えばいいだろうか。 一方、い
2018年9月13日 22:16
今、ある著名クリエイターの本を編集している。彼は映像を扱う会社に就職するも、そこでクリエイティブ職に就けないことがわかったため、ほどなくして退社。ある日から自宅で勝手に”クリエイティブ”し始めたそうだ。つまり、”自称”クリエイターである。 そのまま一人、家のMacで創った作品の一つが賞を受賞。それを実績とし、あらためて念願のクリエイティブ職に滑り込んだ。 そこから約10年。 その
2018年9月4日 22:39
最近、とあるネットメディアを運営する起業家と会ったときのこと。彼はこう言った。「今ほどクリエイターが生きやすい時代はないと思う」 実は自分も、ミュージシャンでも小説家でも、漫画家だろうと今ほど生きやすい、というか「生き残り」やすい時代はないと以前より感じていた。 編集者という立場にいることもあるが、特に「書く人」にとって、これほど恵まれた状況はないと思う。 言い換えれば、僕らはむ
2018年8月28日 23:28
小説、コラム、自己啓発、アート、マンガーー。 どんな形だろうと「表現」を志していれば、「本を出す」ことを目標というか、通過点として考える人が一定数いると思う。 でも「本を出す」ところまでイメージできても、実際にそのあとどんなメリットが生まれるか、その人のまわりでどんなことが起こるか、ということまではイメージできないのではないだろうか? そこで今回は、私が担当した著者の周辺で起こったこ
2018年8月15日 23:10
今回「なぜあなたに書籍化の相談が届かないのか」について、現役編集者の立場から考えてみたい。 もちろん、多様なコミュニケーションやマネタイズの手段がある今、誰もが書籍化を目的に表現をしていないことはよく分かっている。なので「自らのコンテンツが出版という形で世に出ること」に関心がない方は、今回の記事はぜひ読み飛ばして欲しい。 なぜ声がかからないのか? それを編集者の立場から言い直すのなら