記事一覧
「1年1ヶ月に及び(ほぼ)毎日noteを書いた」という事実〜続けてこそ見える景色がある〜
昨年の4月1日(日付け線を超えたので記録上は4月2日からのスタートだが・・・)より、毎日1曲ずつ分、大好きなバンドの楽曲についての記事を書こうと始め、1年1ヶ月が経った。すでに世の中にリリースされている楽曲数を考えると1年のうちに終わるはずだったが、以下の理由から1年で終わらなかった。
最初の頃、何を書いたが書いていないかを記録しておらず、自身の記憶だけで管理していたため、複数回書いた楽曲があっ
GLAYのインスト楽曲たち
SPEED POP
アルバム『SPEED POP』の1曲目。実はあまり1曲目に着目して聴いたことがなく、気づいたら「HAPPY SWING」になっているということばかり。耳をそばだてて聴くと、ライブのオープニングSEとして使われていたりするのだなということに気づく。初期の頃のライブではよく使われていたイメージ。
chronos
「SAY YOUR DREAM」のシングルの1曲目。
15周年の
衝撃を受けるという状態を体感したのは、この曲がきっかけでした〜ここからGLAY人生がスタートしました〜
Together
GLAYの楽曲を1曲ずつ解説していこうと決めてから、すでに1年以上。この楽曲が最後のレビューとなるが、最後はGLAY沼にハマっていくきっかけとなった「Together」で締めたい。
私がGLAYを好きになったきっかけの曲。この楽曲を聴く前に、X JAPANの「Rusty Nail」も好きになったし、LUNA SEAの「ROSIER」もヘビロテしていたし、L'Arc〜en〜Ci
心が軽くなった時に、耳元で鳴っている
SEVEN DAYS FANTASY
心がふっと軽くなる瞬間に、頭の中で鳴っている楽曲。心の浄化によって湧き上がってくる泉のような存在。初めて聴いた時よりも、何度か聴いて、そしてライブで一緒に歌って、この楽曲の完成系を見た気がした。やっぱり、ライブまで含めて1曲がどういう楽曲であるのかを知っていけるような気がする。楽曲をどう表現したいのか、どう聴いてもらえたら作り手にとって、楽曲にとってベストで
本当に伝えたいことをストレートに伝えられる強さが好き
Only one , Only you
30年以上、あたためられて世に出る楽曲もあれば、生きている時代の出来事がきっかけとなって生まれる楽曲もある。
「Only one, Only you」については、世界的に勃発した戦争に心を痛めたTAKUROが泣きながらメンバーに胸のうちを吐き、作られた楽曲だと聞いた。戦争をきっかけに楽曲が生まれたのは、初めてのことではない。過去にも、心を痛め、事実に目を背
ツアーの途中でセトリに新曲が追加される当たり前
GALAXY
長めのツアーだったり、ツアーが年跨ぎだったりすると、後半のセトリに多少なりとも変更を加えてくるようなことがある。ツアー中盤から、急に新曲がセトリに含まれてくることも少なくない。たいていアンコール1曲目あたりで披露されることが多く、ファンも昂っていた気持ちが少し落ち着けられ、残り少ない時間をもうひと盛り上がりしていきたいという状態であるために、吸収力が良い状態で聴くことができる(ちょ
沈まぬように漂っていられる理由がそこにある
漂えど沈まず
よくよくタイトルのことを考えると、大層意味の深さを認識する。「漂えど沈まず」だって言うから驚きだ。だって、漂うと言う状態もそうそうないけれど、その上で沈まないというわけだから、状態としてはギリギリの状態のように思うが、「漂え「ど」沈まず」の「ど」の存在が、実はそこまでの状態でもなく、沈むことがないのだから心配はないという意味にも捉えられる。タイトルだけで、多くを想像させられる楽曲だ
御伽噺の入り口は青いのかもしれない
BETTY BLUE
実を言うと、アルバムがリリースされ、アルバムツアーが刊行されてからも、そこまでこの楽曲に対して、深い思い入れがなかった。同アルバムに収録された他の楽曲との区別もそこまでできていない状態を否定できないほどに。ただ、楽曲というのは、聴くタイミングやシチュエーションによって、どう響くのかが面白いほど変わるから不思議だ。アルバムリリース時に欲していたものと、この楽曲が持つグルーブが
擬似的表現にエレクトリック的アプローチが必要だと考えている
流星のHowl
空に関するものが多いのはTERU楽曲の特徴。それはやはり、前や上を見ながら過ごしているからだろうか。
目線が上に向くものに焦点が当たるのは、ごく当たり前のことなのかもしれない。空、鳥、そして星。だからこそ、自然体であれということ、生きるためには、時には理不尽もあるけれど、それはきっと越えていけるものであるということを、まずは自身に向けて、そして、リスナーに向けて歌い続けているよう
あなたたちのように美しく・・・
Beautiful like you
GLAYには、固定されたキーボーディストはいない。一定の期間、サポートキーボーディストとしてレコーディングやライブに参加され、GLAY楽曲に彩りを与えてくれる存在。GLAYの師とも言える以前のプロデューサー:佐久間正英氏も何度かキーボーディストとしてステージにたったこともある。
固定のメンバーではないにも関わらず、GLAY楽曲の中において、鍵盤はなくてはなら
MVがこれほどまでリンクしている楽曲を私は知らない
the other end of the globe
改めてMVをじっくり観て、音が生み出す世界観をMVの映像が完璧なまでに表現している事実に驚きを隠せなかった。まず、このMVの場所。これほどまでにこの楽曲の持つ景色の広がりを見せて/魅せてくれる場所があるなんて。この楽曲をヴェネツィアのサン・マルコ広場でTERUが披露してるが、その時の印象もあって、水の街のイメージもどこかにあったが、空と山の稜
HISASHIが作り出す世界観にどっぷり浸ってみる
超音速デスティニー
ただひたすらに、この楽曲からイメージされる世界観についてを語りたい。
その前に、ひとつ。とにかくかっこいいい。そして、自分が聴いていて心地よい。何十回とリピートしても飽きない。この楽曲ならば、ライブで5連続演奏だったとしても、「アリアリ!」と心底言えると思う。ライブでは、中盤あたりで、会場の空気を一気に別方向に導いてくれるような存在。「風にひとり」のライブで立ち位置に似ている
30年目の「MUSIC LIFE」を
MUSIC LIFE
アルバムのラストを締めくくるJIRO楽曲は、メジャー調なのに泣けてくるものが多い。楽曲の調子とテーマ、そして歌詞がこの現象を作り上げているのだと思うが、なぜそうなるのだろうか。楽曲の骨格ができた時にはもちろん、そうなることが前提ではないだろう。この現象が起こる要因は、いまだに解明はできていないが、いつか言語化できたら良いなと思う。
デビュー20周年記念としてリリースされた