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うつとのつきあい方(7)活字が目に入らない

私は本屋さんが好きで、大きな本屋にはいると1時間ぐらいはすぐ時間を潰してしまいます。

病状が悪化する前までは、雑誌や興味のある本は定期的に読んでいました。
しかし、ある日突然活字が頭に入らなくなりました。

定期的に買う雑誌を家で見ようとしたのですが、パラパラとめくってそれ以上
コラムや記事を読むことはありませんでした。多分見たのでしょうけど、読んではいなかったのです。

その段階ではまだ自覚していませんでした。そのようなことが何回かあった
あと、これは変だと自覚しだしたのは単行本を読み始めた時でした。

数行読み始めて、頭の中に全く入ってこないのが分かりました。読み進むにつれ苦痛に変わっていきました。

それから数ヶ月まったく活字が頭に入らなくなりました。
仕事ではプレゼン資料に文字が多いと、吐き気がしました。

今は病状も良化して普通に雑誌も見れるし、本も読めます。
この時勉強になったのはプレゼン資料は文字を少なく、簡潔にという
ことでした。

3行以上(少し大げさ)は見る気がなくなるし頭に入らないのは表現する側
とっては重要なポイントだと思います。


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