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【トークイベント】雪柳あうこ×宮尾節子 詩誌La Vague vol.0 【第4回】 ラ・ヴァーグのこれから ~Vol.1にむけて~
※宮尾節子さんの詩「女たちよ」をゲストに迎えた詩誌La Vague vol.0はこちらより購入できます。 ◆ラ・ヴァーグのこれから ~Vol.1にむけて~ 雪柳 (一冊目を)Vol.0とした通りですけれども。このスタイルでいけそうだなっていうのが、なんとなくわかってきたので。次号をVol.1として、内容もいろんな角度からですね(深めてみたいなと)。 もちろん詩もやりますけど、ちょっとテーマ詩みたいなものも、書き合うとか、共作みたいなものもやってみたいなとかですね。色々やり
【トークイベント】雪柳あうこ×宮尾節子 詩誌La Vague vol.0 【第3回】 「女たちよ」(宮尾さん詩)~傷から生まれる「発泡」
※宮尾節子さんの詩「女たちよ」をゲストに迎えた詩誌La Vague vol.0はこちらより購入できます。 ◆「La Vague(ラ・ヴァーグ)」という名前 雪柳 (中略)議論の最初、この詩誌のタイトルを決めるところも、なかなか最初決まらなかったんですよ。(私が)主導してるんだから先に決めちゃえばいいかなとか思ったんですけど、やっぱりそうできなくて。皆さんと議論や対話を繰り返してるうちに、あ、これはすごく「波」だ、「うねり」のようだと(直感的に)思ってですね。「私たち」の現
【トークイベント】雪柳あうこ×宮尾節子 詩誌La Vague vol.0 【第2回】「私たち」という「うねり」 ~「詩」への想いで連帯する~
◆詩は「劣情」 ~安全な場所としての「女性詩誌」~ 宮尾 (中略)詩っていうものはそもそも、劣情。うん。劣情だと思ってるし、文学自体もそういう。だってね、 推理小説だって、人が人殺したところから始まるわけでしょ。だから、文学は「言わんや悪人をや」の世界だと思ってるわけ。だからね、私は「文学の親の顔は怖いぞ」と思ってるから。正しさとか正義とか、そっちの方じゃなくて。でもやっぱり、嫌なものはぜったい嫌なんだと。 そういうのが、あの『女に聞け』(宮尾節子さん詩集)なの。『女に聞け