詩誌La Vague(ラ・ヴァーグ)

2023年春、始動。

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2023年春、始動。

マガジン

  • ラヴァーグのお知らせ

    詩誌ラヴァーグからのお知らせをまとめたマガジンです。

  • ラヴァーグ寄稿詩人紹介

    ラヴァーグに寄稿した詩人の紹介です。

  • 【詩誌La Vague】雪柳あうこ×宮尾節子トークイベント

    ここに収められた記事は、2023年5月14日(日)に行った、詩誌LaVague Vol.0の出版を記念して行ったトークの内容を収録しています。vol.0 ゲスト詩人の宮尾節子さんと主宰の雪柳あうこの対談です。

  • ラ・ヴァーグとのコラボレーション

    詩誌La Vagueとコラボレーションをした皆さんとの記事を集めました。

  • La Vagueメンバーエッセイ

    詩誌La Vagueのメンバーによるエッセイのまとめです。 詩作にまつわるエッセイをメンバー独自の視点でまとめています。

最近の記事

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詩誌La Vague(ラ・ヴァーグ) 始動

詩による表現の深まりを、そして詩からの広がりを求めて。 2023年春、詩誌「La Vague」 を創刊します。 (以下、50音順) 【参加詩人】 ・有門萌子 ・草間小鳥子 ・向坂くじら ・紫衣 ・シーレ布施 ・長尾早苗 ・野宮ゆり ・柊月めぐみ ・八尋由紀 ・雪柳あうこ (主宰) 【創刊号(0号)ゲスト】 ・柴田千晶 ・宮尾節子 協力:しろねこ社

    • 【お知らせ】詩誌La Vague vol.2文学フリマ東京で発売します!

      こんにちは! イベント出店担当の長尾です。 詩誌La Vague vol.2、文学フリマ東京38の長尾早苗のブース(せ-72)で売り出します!! 詩誌La Vague vol.2 990円 プラス何円かで準備号、vol.1と同じようにイベント限定グッズもあるかも……? テーマ詩は「さがす」! 文学フリマ東京38 ◎5月19日日曜日 12時~17時 ◎東京流通センター第一展示場・第二展示場 ◎入場料 1000円(前売りはこちら) ◎イベント概要 ◎長尾早苗のブース

      • 【新刊書籍・電子書籍販売開始】La Vague Vol.2

        こんにちは。詩誌La Vague事務局です。 ゲストに文月悠光さん、青木由弥子さんをお迎えした詩誌La Vague Vol.2、発売されました! 紙媒体でのお取り扱い書店は下記になります。 しろねこ書店さま・機械書房さま(お取り扱い書店さまが増えましたら追記いたします) Amazonの販売リンクは以下になります。 POD(プリント・オンデマンド)という完全受注印刷をしております。お手元に届くまで少しお時間をいただきます。 電子データ(pdf)もこちらの記事でお買い求

        有料
        900
        • 【エッセイ】うたえなかったから 長尾早苗

          ドロシーに憧れていた少女時代があった。 あんな風に可憐に歌えて踊れる芯の強い女の子をミュージカルで見て、すっかり彼女のとりこになった。 ドロシーとは、『オズの魔法使い』に登場するカンザス州育ちの農場の娘のことだ。 いつかドロシーを目指したかったし、歌手になれると思っていた。子供のころの夢なんて、そんなものだ。 お風呂でいつも歌をうたうわたしは、丹念にリンスもコンディショナーもしていく。次の日学校に三つ編みにしていくための、長く黒い髪を。 いつだろう。いつだったろう。 結婚し

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        • ラヴァーグのお知らせ
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        • 【詩誌La Vague】雪柳あうこ×宮尾節子トークイベント
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        記事

          【来週刊行】La Vague Vol.2 巻頭言「~問いを生きる~」 雪柳あうこ

           本エッセイは、まもなく発刊予定の詩誌La Vague Vol.2の巻頭言です。 *  *  *  *  例えば眠りから覚めるとき、何かに取り残されたような気持ちになる。その漠然とした不安を埋めるように目を開けて、己につながるものや意味をほとんど無意識にさがそうとする。眠りから覚める、すなわち、次へ向かうタイミング。どこへ向かっているのか、何を模索していたのか。わたしたちは時に足場を確かめながら、あるいは夢の続きを思い出す様に、問いを生きる。こたえをさがすように、詩を読み、

          【来週刊行】La Vague Vol.2 巻頭言「~問いを生きる~」 雪柳あうこ

          La Vague寄稿詩人の紹介 ~ゲスト編~

          詩誌La Vague Vol.2の刊行が近づいてきました! 今回はゲスト詩人のお二人に詩とエッセイを寄稿していただいています。 お一人は詩を、もうお一人にはエッセイを。 素晴らしいゲストですのでお楽しみに。 ご紹介していきましょう! ◆詩 ゲスト 文月悠光さん 文月悠光(ふづき・ゆみ) 詩人、武蔵野大学客員准教授。1991年北海道生まれ。 2008年、16歳で現代詩手帖賞を受賞。第1詩集『適切な世界の適切ならざる私』(ちくま文庫)で、中原中也賞、丸山豊記念現代詩賞を

          La Vague寄稿詩人の紹介 ~ゲスト編~

          【お知らせ】詩誌LaVague Vol.2 4月発行

          2023年4月に準備号(Vol.0)、2023年10月に創刊号(Vol.1)を発行した詩誌LaVague、続刊【第2号(Vol.2)】を、この春にお届けできる見込みとなりました! さらに多彩に、大幅にボリュームアップしてお届けします。 Vol.2にも、とても素敵なゲスト……文月悠光さん・青木由弥子さんをお招きしています。詩・エッセイのそれぞれでご寄稿いただきました。わたしたちへのメッセージなど、詳しくは次週以降のゲスト紹介記事をお待ちください! また、Vol.2には、20

          【お知らせ】詩誌LaVague Vol.2 4月発行

          【イベントレポート】詩誌La Vague公開合評会・朗読会inケトルドラム

          こんにちは。詩誌La Vague事務局の長尾早苗です。 先日2024年3月3日に、聖蹟桜ヶ丘にあるカフェのケトルドラムさんで、わたしたちラヴァーグの初めてのリアルイベントを開きました! お天気は絶好の晴れ。メンバーも忌憚なく自分たちの詩について、お客さまと一緒に読んでコメントしていくかたちにしました。 ケトルドラムさんでは机をすべてくっつけて、受付の長尾、司会の雪柳さんが少し離れた席に、机の上には華々しく持ち寄りのお菓子が並べられていました。 男性のお客さまも来てくれ

          【イベントレポート】詩誌La Vague公開合評会・朗読会inケトルドラム

          【トークイベント】雪柳あうこ×宮尾節子 詩誌La Vague vol.0 【第4回】 ラ・ヴァーグのこれから ~Vol.1にむけて~

          ※宮尾節子さんの詩「女たちよ」をゲストに迎えた詩誌La Vague vol.0はこちらより購入できます。 ◆ラ・ヴァーグのこれから ~Vol.1にむけて~ 雪柳 (一冊目を)Vol.0とした通りですけれども。このスタイルでいけそうだなっていうのが、なんとなくわかってきたので。次号をVol.1として、内容もいろんな角度からですね(深めてみたいなと)。 もちろん詩もやりますけど、ちょっとテーマ詩みたいなものも、書き合うとか、共作みたいなものもやってみたいなとかですね。色々やり

          【トークイベント】雪柳あうこ×宮尾節子 詩誌La Vague vol.0 【第4回】 ラ・ヴァーグのこれから ~Vol.1にむけて~

          【トークイベント】雪柳あうこ×宮尾節子 詩誌La Vague vol.0 【第3回】 「女たちよ」(宮尾さん詩)~傷から生まれる「発泡」

          ※宮尾節子さんの詩「女たちよ」をゲストに迎えた詩誌La Vague vol.0はこちらより購入できます。 ◆「La Vague(ラ・ヴァーグ)」という名前 雪柳 (中略)議論の最初、この詩誌のタイトルを決めるところも、なかなか最初決まらなかったんですよ。(私が)主導してるんだから先に決めちゃえばいいかなとか思ったんですけど、やっぱりそうできなくて。皆さんと議論や対話を繰り返してるうちに、あ、これはすごく「波」だ、「うねり」のようだと(直感的に)思ってですね。「私たち」の現

          【トークイベント】雪柳あうこ×宮尾節子 詩誌La Vague vol.0 【第3回】 「女たちよ」(宮尾さん詩)~傷から生まれる「発泡」

          【トークイベント】雪柳あうこ×宮尾節子 詩誌La Vague vol.0 【第2回】「私たち」という「うねり」 ~「詩」への想いで連帯する~

          ◆詩は「劣情」 ~安全な場所としての「女性詩誌」~ 宮尾 (中略)詩っていうものはそもそも、劣情。うん。劣情だと思ってるし、文学自体もそういう。だってね、 推理小説だって、人が人殺したところから始まるわけでしょ。だから、文学は「言わんや悪人をや」の世界だと思ってるわけ。だからね、私は「文学の親の顔は怖いぞ」と思ってるから。正しさとか正義とか、そっちの方じゃなくて。でもやっぱり、嫌なものはぜったい嫌なんだと。 そういうのが、あの『女に聞け』(宮尾節子さん詩集)なの。『女に聞け

          【トークイベント】雪柳あうこ×宮尾節子 詩誌La Vague vol.0 【第2回】「私たち」という「うねり」 ~「詩」への想いで連帯する~

          【トークイベント】雪柳あうこ×宮尾節子 詩誌La Vague vol.0 【第1回】女性詩誌の「これまで」

          宮尾節子(みやお・せつこ) 高知県出身。飯能市在住。2014年SNSで公開した詩「明日戦争がはじまる」の爆発的な拡散で各種メディアで話題になる。既刊詩集『かぐや姫の開封』『妖精戦争』『ドストエフスキーの青空』『恋文病』『明日戦争がはじまる』など。「劇団こまつ座」「69の会」「日曜詩人学校」「前橋文学館 ことばの学校」「SLYP(Spiral Schole)」」「福島詩祭」「UPJ6(ウエノ・ポエトリカンジャム)」「ことばのNEWTOWN 」「隅田川怒涛/ことばの渡し」「ポエト

          【トークイベント】雪柳あうこ×宮尾節子 詩誌La Vague vol.0 【第1回】女性詩誌の「これまで」

          【イベント告知】La Vague合評会・朗読会 in ケトルドラム

          こんにちは。詩誌La Vague事務局です。 この度、東京都多摩市聖蹟桜ヶ丘にあるカフェ「ケトルドラム」で、 詩誌La Vagueメンバーとゲストによる合評会・朗読会を開きます! 読者の皆様と性別も年代も詩歴も超えて、「詩」で皆様と顔を合わせてわくわくすることができないか……と考えていました。いよいよ、そのタイミングがやってきました! ゲストは 藤井一乃さん(編集者、思潮社編集部) 川口晴美さん(詩人、La Vague Vol.1ゲスト)です。 ◆イベント詳細

          【イベント告知】La Vague合評会・朗読会 in ケトルドラム

          【参加作掲載】寄せて返す波 part2(1/5~1/8)

          こんにちは。詩誌La Vague事務局です。 返詩企画、「寄せて返す波」へのご参加ありがとうございました! 今回は2024年1/8 23:59で締め切らせていただいたみなさまのご参加されたものをまとめております。 たくさんのご参加ありがとうございました! これから応募作はラヴァーグメンバーでありがたく拝読し、「詩誌La Vague vol.2」の紙面に一部を掲載したり、いろいろなコラボレーション企画を考えています。楽しみにお待ちくださいませ。 ※時系列にそれぞれの媒体

          【参加作掲載】寄せて返す波 part2(1/5~1/8)

          【参加作掲載】新年のご挨拶&寄せて返す波 part1(12/9~1/4)

          新年おめでとうございます。詩誌La Vague事務局です。 2023年に創刊した詩誌La Vague、今年も引き続き、詩を楽しみつつ読者のみなさまと「わたし(たち)」の詩誌を作っていけるように尽力していく次第です。 もちろん、心の痛む出来事から始まった2024年ですが、わたしたちのことばがめぐりめぐって、心痛む思いのみなさまに届くことばになればと願ってやみません。 どうぞ今年もよろしくお願いいたします。 返詩企画、「寄せて返す波」へのご参加ありがとうございます! 今

          【参加作掲載】新年のご挨拶&寄せて返す波 part1(12/9~1/4)

          【活動報告】2023年のLaVagueを振り返って

          こんにちは。詩誌La Vague事務局です。 今年、詩誌LaVagueは始動しました。そして、読者のみなさまに支えられ、無事に一年を終えようとしています。読者のみなさま、1年間わたしたちの応援ありがとうございました。 2023年の詩誌La Vagueを振り返ってみようと思います! ◆ラヴァーグ準備号への道のり2022年10月 メンバー募集・声かけ 「えっこんなに前から……?」と思われた読者のみなさまもいらっしゃるかもしれませんね。 そうなんです! 2022年のポエケッ

          【活動報告】2023年のLaVagueを振り返って