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かかとが痛くてベッドから立ち上がれない

こんにちは。「ファン鍼灸院」でのビックリ、嬉しい、楽しい、幸せな治療例をお届けしている、【ばぁばは鍼灸師】のファンです。

今回は、左足のかかとが痛くて、日常動作に支障が出て困ってる方の原因と治療をお届けします。

【真由美さん   53歳    会社員】


1.真由美さんの辛い症状

真由美さん:左のかかとが痛くって、朝起きてベッドから立ち上がれないんです。
地べたに座って立ち上がろうとした時も、かかとが痛くて立ち上がれません。
歩く時も痛くて左足に体重をかけられません。
1ヶ月ぐらい前からだんだん痛みが酷くなってきて、この頃は朝ベッドから立つ時にギクッとなるのが怖くって!
何とかなりますか?

⒉真由美さんのかかとは何故痛いのか?

ばぁば:ちょっと触らせて下さいね。
左足のかかとの外側が右と比べて随分固いですよ。
こうして少し押さえても痛いでしょ。
左のお尻から太ももの外側も右よりずっと張ってますねえ。
左のふくらはぎも外側の筋肉が固く張ってますよ。
つまり、左の下半身の腰から足までの筋肉の外側が全部固くて張っているんです。
特に、長、短腓骨筋が固いですねえ。

【長腓骨筋】腓骨頭の上部外側面につき始めて、かかとの外側を通り足の親指の甲の下の部分の骨底に付く

【短腓骨筋】腓骨頭の下部外側面に付き始めて、かかとの外側を通り足の小指の甲の下の部分の骨底に付く

【腓骨】膝から足首までの2本の骨のうち、外側の細い骨

長、短腓骨筋は膝下から始まって、足首の外側で腱になって足の親指と小指の骨の骨底に付きます。
だから、立ったり、座ったり、歩いたりする時に使う筋肉が固くなって動きに合わせて伸び縮みできないと、かかとの外側を通って足の親指と小指の骨底に付く腱が引っ張られて痛みが出るのです。
下半身を全部緩めて、長、短腓骨筋も緩めていきましょう。

⒊痛むかかとを改善する鍼治療

かかとが痛くて心身の疲労が重なっている真由美さんです。
まず、全身の気、血、水の巡りを良くして、真由美さんの自然治癒力や免疫力、自己回復力を高めるようにしました。
さあ、痛いかかとの治療です。

ばぁば:足首を伸ばしてみてください。
左が伸びにくいですね。
今から鍼をするので、後で伸び具合を比べて下さいね。

足裏の長、短腓骨筋の付着部に向けて鍼の響きを感じるまで刺鍼をしました。
かかとの外側の圧痛点に刺鍼し、痛みを改善させていきました。
足首からふくらはぎ、太もも、臀部と腰を緩めていきました。

⒋痛むかかとの鍼治療の結果

ばぁば:さあこれでさっきみたいに足首を伸ばして見てください。どうですか?

真由美さん:さっきよりずっとよく伸びます。
伸ばしても全然痛くないです。

この後、首や肩を緩めて起き上がってもらいました。

ばぁば:さあ、終わりましたよ。
ベッドから立ち上がってみて下さい。
床に座って立ってみて下さい。
左脚に体重をかけて歩いてみてください。

真由美さん:普通に動けます。
まだ少し痛いけど、来た時とは全然違います。
普通に歩けますもん。
良かったあ。

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