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感情とは、人生にとって「大事なモノ」であり「邪魔なモノ」であるという矛盾

■大事で邪魔な感情というもの
ヒトは「感情がアル」からこそ、喜こんだり、怒ったり、哀しんだり、楽しんだりして、人生は喜怒哀楽でよかったなあ・・と思えるのだけど、

逆に、「感情がアル」からこそ、悩んだり、落ち込んだり、不安になったり、恐怖をして、人生(活動)を躊躇したり、やっても停滞させたり、止めたりしてしまう。

だから、「感情」とは、「人生を感じるためには大事なモノ」でありつつも、一方で、「人生(活動)をうまくいかせない邪魔なモノ」であったりもする。

そして、タイトルにある、「感情とは、人生にとって大事なモノであり、邪魔なモノであるという矛盾」ということになる。

■感情をうまく使う方法
ここで、そんな「感情をうまく使う方法」を紹介してみたい。

「人生の喜怒哀楽を感じたいときは「感情をアリ」にして人生を最大限に感じる。一方で、活動をうまくいかせたいときは「感情をナシ」にしてモノゴトを考える」というものです。

これはけっこう有用だと思います。

ポイントは後者の「活動をうまくいかせたいときは「感情をナシ」にしてモノゴトを考える」の方です。

「感情がアリ」になっているから、この活動って得かな/得じゃないかな、楽しいかな/楽しくないかな、うまくいくかな/いかないかな・・など(どうでもいいことを)気にしてしまい、活動を躊躇したり、停滞させたり、止めてしまったりしてしまうことになります。

なので、「感情をナシ」にして、ただ目の前にある「事実」だけを見て、
目標を決めて、問題点を決めて、解決策を決めて、活動する、反省する、活動する・・を繰り返せば、まあ当然のように成果が出る=うまくいくということになります。

これをやると、活動をうまくいかせたいと思っていたはずなのに、如何にどうでもいいことを気にしていた、考えていたのか・・と気づかされることになります。瞑想(本質を考える)に近い発想かもしれません。

ちなみに、人生は白と黒、0と1、ナシとアリのようにきれいに2つに分けられないことが多いような気がします。
ナシとアリに2つに分けて1つを選択するのではなく、2つを両立させるある観点と方法を見出せるととても生きやすくなるなあと思います。余談です。中庸という言葉に近いかもしれません。

ではでは。よりよい1日を!

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