認知が歪んだ人間が、創作活動で苦労してきた話。

漫画や小説において、一番重要なのはキャラの心理描写と人間関係です。

兎に角、私の描いてきた漫画の世界観は周りとは明らかに違い、人間描写を無視し、しかもダークでグロい感じでありました。

それは、仕方ないのです。
何故なら、私は子供の頃から人間関係に恵まれず孤独で惨めなものでしたから…友達もずっといなく色んな人とズレ嫌われてきましたし、味方も理解者も居なく視野も極端に隔たった狭いものになりがちです。

だから世界観が歪んでしまい、今まで、漫画を描いても小説書いても、誰からも見向きもされず拒絶されることもありました。

私は、深みのあるまともな心理描写や人間関係を想像する事が出来ません。皆が、当たり前に経験し感じてきた事が分からず歳を取ってしまいました。明るくキラキラした世界を想像出来ません。

 しかし、このままだと何も変わりません。
その上、私はASDがあり感じ方や想像力がズレている部分があります。その上、差別や偏見を持たれ理解されにくい孤独な障害でもあります。

どうしたらいいのか途方に暮れました。

私は、文章を書くのは好きですが、明るいまともな話を考えるのが難しいのです。

ですが、重すぎる話は嫌われます。

それなら、いっその事こだわりを捨てて違う分野に転向した方がいいのではないかと、考えるようになりました。

でも、やっぱり諦めきれない…悔しさや苦しみが襲って来ます。

創作は、私には難しく感じてしまいます。根本的な感じ方や経験値が、明らかに周りとズレてますから。

そして、アニメやドラマ、映画も含めて人間描写の上手い作品には、嫉妬で狂ってしまいます。どうしようもない、やり場のない絶望に苦しんでしまうのです。

今では、漫画や小説、心理学や哲学を読んで研究してみることにしています。

人の創作物、心理学や哲学は、人間について一番よく学べる便利な分野だと思ってます。

また、SNSは、リアルタイムで人がどう感じ何してきたのかが分かるので人を理解するにあたって便利に感じます。

もう、1年頑張ってみて、希望が見いだせないのならスパッと開き直り創作以外の分野(歴史や伝記、ノンフィクション、神話、エッセイなど…)に転向してみようかと、考えています。悩ましい選択ですね…

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