見出し画像

発達障害の私が、創作で悩んだ事と、解決策について考えてみた。

発達障害者の中には、創作について悩んでいる人は、少なくないかと思います。
私も、そんな一人です。

どうしても、自分の作品が世に認められたいと諦め切れない人も少なくはないことでしょう。
特にASD傾向のある人ほど、暗い過去や孤独な過去が多いことでしょう。

ですが、当事者が暗い話をそのまま漫画や小説のネタにした所で、周りには受け入れては貰えないでしょうし、評価はされないことでしょう。不快感を与えてしまう場合もあります。

逆の立場で考えると、当事者が青春モノ、友情ものや恋愛もの、仲間、成長、成功モノがついていけない、劣等感で胸が抉られる、不快だというのも、あると思います。

ちなみに、私はヒューマンをメインにした話は、どうもダメです。
キラキラや成功体験があまりにも無さすぎて、寧ろ孤独な経験しかないので、想像して書くのが難しくあります。

特にASDは、感覚が少数派であります。想像力の欠如により、登場人物の心理がズレてしまいます。

体験したこと以外は、書くのが難しくあります。

私は、サリーとアンの問題に躓いてしまったことがあります。

こういうとき、登場人物はこう感じる、こういう時に嫌に感じる、だからこういう行動をとるだろうと、想像していく必要があります。

元々感覚が少数派なので、書いてる作品が受け入れられません。

とりわけ、ASDの暗い世界観は、受け入れられなく不快に思われてしまう事もあります。
いじめや嫌がらせ、孤立や失敗談が多いと思います。

世界観が、下のようにダークに包まれたものだとしたら、

多数派の人達に受け入れられる世界観が、下の画像のような感じだと思われます。

だから、感じてきた世界観があまりに異なるので、少数派のダークな感覚は中々受け入れられるのは、難しいのです。

そこで、発達でも書けそうなジャンルについて考えてみました。

歴史モノ、フィクションや、コメディーもの、推理モノやサスペンス、SF、ファンタジーもの、動物やロボットなど、人外を主人公にしたもの、勧善懲悪もの、エッセイ系なら、書けるのではないかと、思います。

要は、ヒューマンを想像しなくても書けるジャンルなら、上手くいくのかな?と、思いました。実際にいた人物、事実の話、ヒューマン以外の世界観に重きを置いたもの、旅行に行った話やグルメやペットなどです。
特に発達当事者の中には、悪と正義に敏感な人が多いかと思うので、うまくいくのかな?と、思いました。
とりわけ、発達障がい者は好きな分野にはマニアックなことが多いかと思うので、それを取り入れると良いと思います。

障害だから、諦めるのではなく、ある程度工夫する事で、世間に認めてもらい評価されることもあるかもしれないと、私は感じました。

ここまで読んで頂き、ありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?