最近読んでる、気になった本。

 私は、障害からくる困り事に幼少期から30年以上も付き合わされている。
  自分は、処理速度66 動作性71の、のろまでポンコツな亀だから、正確に速く作業するには普通の人の2倍3倍と時間を掛けないといけない。
  今まで色んな人達から、イラつかれたり『トロい』と怒鳴られる事もあった。自分は、そういう特性と一生付き合って周りのお荷物になりながらイラつかれ罵倒されながら生きていかないといけないと思うと、辛くて絶望を感じてしまう。その他、感情の起伏が激しい、汚部屋、ケアレスミス、ものを無くす…フラッシュバック、忘れっぽい、過集中など…困り事が絶えない。
  そして、周りのように環境にうまく順応出来ない事や、2次障害にも絶望を感じてしまうのだ。

 それだったら、『治る』という言葉にすがってもいいのではないか…?グチグチ苦しみ絶望を吐き出した所で、何も変わらない。
改善していこうと言う気持ちがあってもいいのでは…?と、思うようになったのだ。

そんな私が出会ったのが、この本だ。


 確かにこの本は賛否両論あるが、『一生治らない』と断定し苦しみ続けるよりは、『改善していこう』とポジティブな気持ちでいた方が気が楽になるのでは…?と、思うのだ。治るかどうかはさておき、『治らない』に縛られ苦しみ続けるよりはずっといいと思う。

 私は、障害で辛い時はこの本を読んで、少しでも気分を軽くなればと思っている。


この記事が参加している募集

読書感想文

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?