発達障害が、ファッション化する危険性について考えた。

発達障害に関するイベントに関して、私は否定はしない。
しかしながら、それによって存在がないがしろにされる人がそれなりに出てくるんじゃないのか…?と、私は危惧している。

こういったイベントに出る人達は、知力学力が高い人ばかりだし、その上、容姿が整っている。価値観も前向きで、ASDがそこまで目立たない。

発達障害の凄い部分も取り上げ、高IQ側やギフテッドクラスの当事者にばかり目を向ける者も少なくはない。

彼らばかりが目立ち、キラキラしたようなイメージが拡がり「素晴らしい能力、才能がある」などと、勘違いしてしまうと思う。

ギフテッド側の層と、発達障害を混同してしまっている人も少なくはない。

本当に障害や二次障害が深刻な人、何の才能がない側の人、言語性低い人や低IQの人達の存在が空気のような扱いになっていると思う。

キラキラ系のイベントで希望を持てる障害者も一定数いるかもしれないが、リアルな現実を直視するべきだと思う。


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