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13th Door 支援の『コンセプト』❼

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 支援の『コンセプト』の9回目は

『実感』『意義』『長期的価値』を伴った目標を設定できること。

その対となる

『評価』『秩序』『短期的価値』を伴った目標を設定できること。

についてです。

 私たちは目標などなくても、日々あらゆることが満ち足りていれば幸福を感じ続けられるのでしょうか?

 少なくとも私は3日とそんな日を続けられたことは(記憶にある限りは、)ありませんので、実際にはどうなのか分かりません。

 ですがあくまでも個人的な予測として、それは難しいのかもしれないと思っています。

 ひとつには私たちの脳にたくさん残っている、系統的に古い脳が『本当にこの環境は続くのか?』と常に疑念の信号を発してきそうです。

 それにもうひとつ、(そのヒトが生まれてこのかた一度も困難や苦痛を感じたことが無いというヒトでない限りは、)『思考』や『概念』を司る脳によって、『幸福』や『満足』と“反対”であるという『概念』で繋がっている『不幸』や『不足』が、私たちのすぐ近くで出番を待っているはずですから。

 さて、そんなタラレバな話はこれくらいにして、今回の本題に進みます。

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