Naoko Kobayashi

おしゃれについて書いています。『わたし史上最高におしゃれになる!』扶桑社、『お金をかけ…

Naoko Kobayashi

おしゃれについて書いています。『わたし史上最高におしゃれになる!』扶桑社、『お金をかけずにシックなおしゃれ』KADOKAWA http://naokokobayashi.webstarterz.com/index.html zoomでのファッションレッスン受け付け中です!

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  • 誰も教えてくれなかったおしゃれのルール(アーカイブ)

    ブログ「誰も教えてくれなかったおしゃれのルール」のアーカイブを古い順(2010年7月~)に順次転載していきます。

記事一覧

誰も教えてくれなかったおしゃれのルール「おしゃれでいるより大切なこと」

言うまでもなく、「おしゃれ」でいるより大切なことは多くあります。 ここではファッションの分野に関して以下、記載します。 まず一つは、 「おしゃれ」のために個人の人…

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誰も教えてくれなかったおしゃれのルール「自分に合ったパンツを見つけよう」 

女性がパンツ(ズボン)を日常的にはくようになってから数十年がたちました。 以前にもましてその流れは加速し、今街を見回してみても、女性のパンツ姿のほうがスカートよ…

Naoko Kobayashi
3週間前
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誰も教えてくれなかったおしゃれのルール「転生しなくても、あたかも生まれ変わったような自分になる」

小説、映画、アニメ、マンガとあらゆる分野で「転生もの」が流行っています。 それだけ「転生」に対するあこがれや要望があるのでしょう。 けれども、転生を待たずとも、人…

Naoko Kobayashi
1か月前
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誰も教えてくれなかったおしゃれのルール「自分が何が好きかを見極めて」

20世紀より明らかに、ファッション誌や女性誌もふえました。 また、インターネットの海原には、 インスタグラム、ピンタレスト、YouTubeその他、 膨大な参考ヴィジュアルが…

Naoko Kobayashi
1か月前
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誰も教えてくれなかったおしゃれのルール「脅しに屈するべからず、またはそんなことはできなくて当たり前」

何の気なしにYouTubeやInstagramを見ていると、 多くの「お勧め動画」「お勧め投稿」が出てきます。 そのほとんどはスルーするのですが、 ほんのちょっとの好奇心で見てし…

Naoko Kobayashi
2か月前
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誰も教えてくれなかったおしゃれのルール「シンデレラのように」

最近、感じることがあります。 それは、以前よりも、日常着とお出かけ着の差が少ない人がふえたということです。 その差は、この10年で急速に縮まったように見えます。 …

Naoko Kobayashi
2か月前
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誰も教えてくれなかったおしゃれのルール「あなたが思うよりそれは少なく」

おしゃれにもレベルがあります。 毎日の平凡な、これといって何事もない日々のためのおしゃれ、 そして、非日常的な出来事のための飛び切りのおしゃれ。 24時間365日、同…

Naoko Kobayashi
3か月前
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誰も教えてくれなかったおしゃれのルール(アーカイブ)かわいいを作り出す

相変わらず、「かわいい」が人気です。 実際には「かわいい」が表現する範囲は広く、 普通はかわいいとは思えないようなものにまでかわいいは使われています。 今回は、ご…

Naoko Kobayashi
3か月前
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誰も教えてくれなかったおしゃれのルール(アーカイブ)たくさんあると魅力がなくなる

流行は、少数のモノ、少数の人によって始められます。 最初はたくさんのものの中に一点、あるいは大勢の中の一人が、 徐々に点数をふやし、まだらになり、点在しながらふえ…

Naoko Kobayashi
4か月前
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誰も教えてくれなかったおしゃれのルール(アーカイブ)それでもいいものを見たほうがいい理由

2023年10月現在、日本の購買力は今から50年前の1970年代と同じだと言われています。 外国のブランドのものは「舶来品」と呼ばれたあのころ、 海外旅行は簡単に行けるもので…

Naoko Kobayashi
4か月前
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2023年12月23日(土)「アロマを使ってなりたい自分になる」ワークショップ参加者募集

2023年12月23日(土)「アロマを使ってなりたい自分になる」ワークショップを開催します。 今年最後なので一部、二部として、一部は通常のワークショップ、二部はシェ…

Naoko Kobayashi
4か月前

誰も教えてくれなかったおしゃれのルール(アーカイブ)素肌をジュエリーのかわりに

「露出」とか「セクシー」という言葉で、その魅力の本当のところがうやむやにされている「素肌」には、その存在自体に魅力があります。 「露出」と思われるほど、 「セク…

Naoko Kobayashi
5か月前
17

誰も教えてくれなかったおしゃれのルール(アーカイブ)要らなくなった服は回していこう!

日本ではここ何年も「捨てる」や「片づけ」が流行っています。 「片づけ」の場合、それは必ずしも捨てることを意味していませんが、 「捨てる」の場合は文字通り廃棄であり…

Naoko Kobayashi
5か月前
19

2023年11月25日(土)「アロマを使ってなりたい自分になる」ワークショップ参加者募集中

来週の土曜日です。まだ残席があります! 2023年11月25日(土)「アロマを使ってなりたい自分になる」ワークショップを開催します。今月は土曜日です。 キネシオ…

Naoko Kobayashi
5か月前
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誰も教えてくれなかったおしゃれのルール(アーカイブ)新しい服を買わない時期を作ろう

インフレと円安で、服、靴、バッグの価格が上がってきました。 一方、日本人の可処分所得はこの30年間、減少しています。 モノやサービスの価格は上がっている。 昔と同じ…

Naoko Kobayashi
6か月前
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誰も教えてくれなかったおしゃれのルール(アーカイブ)私が考えるメンズのワードローブ

さて、少人数ではありますが、私のクライアントさんの中にはメンズの方がいらっしゃいます。 しかも20代と30代の皆様です。(みんな、ありがとう!) そんなわけなので…

Naoko Kobayashi
6か月前
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誰も教えてくれなかったおしゃれのルール「おしゃれでいるより大切なこと」

誰も教えてくれなかったおしゃれのルール「おしゃれでいるより大切なこと」

言うまでもなく、「おしゃれ」でいるより大切なことは多くあります。
ここではファッションの分野に関して以下、記載します。

まず一つは、
「おしゃれ」のために個人の人生がめちゃくちゃにならないこと。
今、最上級に「おしゃれ」に見せる、最も手っ取り早い方法は、
ラグジュアリーブランドのショップへ行き、
脚の先から頭まで、トータルルックで一式買ってそろえて、
それを着ることです。
最新のスタイルを常に頭

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誰も教えてくれなかったおしゃれのルール「自分に合ったパンツを見つけよう」 

誰も教えてくれなかったおしゃれのルール「自分に合ったパンツを見つけよう」 

女性がパンツ(ズボン)を日常的にはくようになってから数十年がたちました。
以前にもましてその流れは加速し、今街を見回してみても、女性のパンツ姿のほうがスカートよりも多いかもしれません。
中には1年じゅう、パンツ以外はかない方もいるでしょう。

そうなってくると気づいた方も多いと思います。
自分に合ったパンツを探すのは大変だということに。

パンツの作りは、デザイン、パターン、素材、仕様の4つの要素

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誰も教えてくれなかったおしゃれのルール「転生しなくても、あたかも生まれ変わったような自分になる」

誰も教えてくれなかったおしゃれのルール「転生しなくても、あたかも生まれ変わったような自分になる」

小説、映画、アニメ、マンガとあらゆる分野で「転生もの」が流行っています。
それだけ「転生」に対するあこがれや要望があるのでしょう。
けれども、転生を待たずとも、人はある程度、変われます。

変わるためによく試されるのが見た目から入る方法です。
まず、髪型をメイクを変えます。
私の観察では、服装を変えるより前に髪型とメイクを変えるほうが、
早く自分の望むイメージに近づけるようです。

髪型とメイクが

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誰も教えてくれなかったおしゃれのルール「自分が何が好きかを見極めて」

誰も教えてくれなかったおしゃれのルール「自分が何が好きかを見極めて」

20世紀より明らかに、ファッション誌や女性誌もふえました。
また、インターネットの海原には、
インスタグラム、ピンタレスト、YouTubeその他、
膨大な参考ヴィジュアルがあり、
ディバイスとネット環境があれば、誰でもそれにアクセスできるようになりました。
同時に、インターネットの整備のおかげで、
ごく小さなブランドでも通販を通して人々の手に商品を届けることができるようになり、以前よりもずっとブラ

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誰も教えてくれなかったおしゃれのルール「脅しに屈するべからず、またはそんなことはできなくて当たり前」

誰も教えてくれなかったおしゃれのルール「脅しに屈するべからず、またはそんなことはできなくて当たり前」

何の気なしにYouTubeやInstagramを見ていると、
多くの「お勧め動画」「お勧め投稿」が出てきます。
そのほとんどはスルーするのですが、
ほんのちょっとの好奇心で見てしまうと、
そこには地獄が待っています。

世界中にパーソナルスタイリストその他を名乗る多くの人たちが、
「ダメ出し」動画や投稿を作っています。
中身をのぞいてみると、
「グレーとベージュを合わせてはだめ」
「50代以上はペ

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誰も教えてくれなかったおしゃれのルール「シンデレラのように」

誰も教えてくれなかったおしゃれのルール「シンデレラのように」

最近、感じることがあります。
それは、以前よりも、日常着とお出かけ着の差が少ない人がふえたということです。
その差は、この10年で急速に縮まったように見えます。

例えば大好きなアーチストのライブへ行くとき。
以前だったら、会社帰りであったとしても、何かしらライブなりコンサートにふさわしい装いで、ライブを楽しむ人が多くいました。
ライブ会場やコンサートホールは非日常的な空間ですから、会社に行くため

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誰も教えてくれなかったおしゃれのルール「あなたが思うよりそれは少なく」

誰も教えてくれなかったおしゃれのルール「あなたが思うよりそれは少なく」

おしゃれにもレベルがあります。
毎日の平凡な、これといって何事もない日々のためのおしゃれ、
そして、非日常的な出来事のための飛び切りのおしゃれ。

24時間365日、同じレベルでおしゃれをしている人は、
いないことはないでしょうけれども、あくまでそれはごく一部の人。
ほとんどの人は、ごく普通の日常的なおしゃれと、
ごくたまに訪れる飛び切りのおしゃれの
両方、あるいはどちらかのレベルのおしゃれのため

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誰も教えてくれなかったおしゃれのルール(アーカイブ)かわいいを作り出す

誰も教えてくれなかったおしゃれのルール(アーカイブ)かわいいを作り出す

相変わらず、「かわいい」が人気です。
実際には「かわいい」が表現する範囲は広く、
普通はかわいいとは思えないようなものにまでかわいいは使われています。

今回は、ごく一般的に多くの人がかわいいと感じるような要素をどうやってルックに取り入れたらいいのか、考えていきます。

洋服の世界において「かわいい」を表現する際に使われるのは以下の要素です。

・ふんわりとやわらかい素材や細部
・パステルカラー、

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誰も教えてくれなかったおしゃれのルール(アーカイブ)たくさんあると魅力がなくなる

誰も教えてくれなかったおしゃれのルール(アーカイブ)たくさんあると魅力がなくなる

流行は、少数のモノ、少数の人によって始められます。
最初はたくさんのものの中に一点、あるいは大勢の中の一人が、
徐々に点数をふやし、まだらになり、点在しながらふえていきます。

流行は、たくさんのもの、大人数によって終わります。
点在の密度が高まり、ほとんどそれが覆いつくすほどになると、流行は終わります。
ファッションでいえば、
お年寄りや小さな子供までが着たり、履いたりするようになるほど広がると

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誰も教えてくれなかったおしゃれのルール(アーカイブ)それでもいいものを見たほうがいい理由

誰も教えてくれなかったおしゃれのルール(アーカイブ)それでもいいものを見たほうがいい理由

2023年10月現在、日本の購買力は今から50年前の1970年代と同じだと言われています。
外国のブランドのものは「舶来品」と呼ばれたあのころ、
海外旅行は簡単に行けるものではなく、
行ったとしても、好きなだけお金を使うことができなかったあのころに、
今の日本は逆戻りです。

現在、多くのアパレル製品は輸入物です。
生地とその原材料、その他の付属品も含めるのなら、100%日本製のものは、ほぼないと

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2023年12月23日(土)「アロマを使ってなりたい自分になる」ワークショップ参加者募集

2023年12月23日(土)「アロマを使ってなりたい自分になる」ワークショップ参加者募集

2023年12月23日(土)「アロマを使ってなりたい自分になる」ワークショップを開催します。
今年最後なので一部、二部として、一部は通常のワークショップ、二部はシェア会になります。

第一部に参加する方で第二部のシェア会も希望の方の参加費は4000円。
第二部のシェア会のみ参加の方は参加費1000円になります。
シェア会参加者には、おみやげとしてオリジナルフラワーエッセンス配合のアロマティックスプ

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誰も教えてくれなかったおしゃれのルール(アーカイブ)素肌をジュエリーのかわりに

誰も教えてくれなかったおしゃれのルール(アーカイブ)素肌をジュエリーのかわりに

「露出」とか「セクシー」という言葉で、その魅力の本当のところがうやむやにされている「素肌」には、その存在自体に魅力があります。

「露出」と思われるほど、
「セクシー」と形容されるほどに見せる必要はないのです。
それは手首や首元、足首と、
本当に少ない面で構わないのです。

覆えば覆うほどに、その対比によって、
「素肌」は光り輝きます。

一時期、真夏にもかかわらず、黒いマットなトレンカをはく人が

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誰も教えてくれなかったおしゃれのルール(アーカイブ)要らなくなった服は回していこう!

誰も教えてくれなかったおしゃれのルール(アーカイブ)要らなくなった服は回していこう!

日本ではここ何年も「捨てる」や「片づけ」が流行っています。
「片づけ」の場合、それは必ずしも捨てることを意味していませんが、
「捨てる」の場合は文字通り廃棄であり、それは要するにゴミになるということ。
循環ではなく、一方通行(リニア)です。

それでよかった時代はとっくの昔に終わりました。
それはただ単に古いだけではなく、迷惑なのです。
それらが引き起こしているのが気候変動であり、
グローバルサウ

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2023年11月25日(土)「アロマを使ってなりたい自分になる」ワークショップ参加者募集中

2023年11月25日(土)「アロマを使ってなりたい自分になる」ワークショップ参加者募集中

来週の土曜日です。まだ残席があります!

2023年11月25日(土)「アロマを使ってなりたい自分になる」ワークショップを開催します。今月は土曜日です。
キネシオロジーの手法を使って、それぞれの目標を設定し、アロマスプレーを作ります。
使用するエッセンシャルオイルと芳香蒸留水は自家製のものを使います。
11月ブラッドオレンジと清見オレンジを中心に秋冬にふさわしいしっとした香りになります。

内容は

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誰も教えてくれなかったおしゃれのルール(アーカイブ)新しい服を買わない時期を作ろう

誰も教えてくれなかったおしゃれのルール(アーカイブ)新しい服を買わない時期を作ろう

インフレと円安で、服、靴、バッグの価格が上がってきました。
一方、日本人の可処分所得はこの30年間、減少しています。
モノやサービスの価格は上がっている。
昔と同じように働いているにもかかわらず、買えるものは減っている。
これを補うように、多くの人が1枚当たりの価格を下げて、買う量を維持してきました。

※ 参考資料 サステナブルファッション 環境省

しかしクオリティが低く、手軽に買える安い服は

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誰も教えてくれなかったおしゃれのルール(アーカイブ)私が考えるメンズのワードローブ

誰も教えてくれなかったおしゃれのルール(アーカイブ)私が考えるメンズのワードローブ

さて、少人数ではありますが、私のクライアントさんの中にはメンズの方がいらっしゃいます。
しかも20代と30代の皆様です。(みんな、ありがとう!)
そんなわけなので、メンズのコレクションを見たり、ワードローブ構築についてもしばし考えたりします。

そこで今日は「もし私が男物でワードローブを作るなら、どんなふうにワードローブを作るか」
考えてみました。
以下のように考えます。

ワードローブの骨格

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