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2024年の個展のテーマは「出産」です。

こちらは、個展の関連資料です。
3月と6月の出展でも配布していただけることになり、大変感謝しています。テーマに関しお力添えいただけたことも大変感謝しています。私は個展をさせていただくギャラリー様と一緒に個展をつくっていきたいと思っているので、こういった経緯でテーマが決まって良かったと思っています。

配布用はA4の紙1枚にまとめました。今しがた提出を終え、ほっとしています。noteには、そのうち余裕があればもう少し書き足しておこうかとも思っています。それどころではないかもしれませんが・・・。

まずは、ざざっと流し込みます。
※その後ちょっとだけ足しました。



「出産」と私

2024年の個展のテーマは「出産」です。次回の展示テーマについて考えあぐねていたところ、ピカレスクギャラリーの松岡さんから "出産はどうか" とご提案いただきとてもしっくりきたので、個展テーマにすることにしました。
なぜしっくりきたのか、それにはいくつかの理由があります。
 
まずは、昨年の個展と関係があるからです。昨年の個展は、色々な事柄が組み合わさっていたのですが、「何かをつくる者」と「つくられたものを愛する者」について、自分なりに表現したものでもありました。「つくる」という行為は「出産」に通じるものがあります。私は恐らく、諸事情によりこの人生では出産はしません。しかし、制作を通し様々な作品を生み出しています。それは、具体的なプロセスは異なっていても、産み出しているようなものだと私は思っています。今年の個展は、「出産」とその周辺を船の物語と組み合わせ、新たな子どもたちを産み出せたらと思いました。昨年の個展は七五三で、今年は三五です。
 
また、私は「出産」との個人的な関連性について思い当たる点がいくつかありました。まず、私は3月5日生まれであり、それは珊瑚の日です。珊瑚は、「産後」に通じるものがあり、安産のお守りや出産祝いとして贈られることもあります。私は自分自身の太陽星座が魚座であることも気に入っていますが、とりわけ珊瑚の日に生まれたことを嬉しく思っています。それから、私の月星座は天秤座であり、出産の周辺、ウエディング関連の職業が向いているという説もあります。また、3月5日は啓蟄にあたる年もあり、じっと籠っていた生き物たちが土の中から顔を出すのは出産のイメージと重なる部分があります。また、昨年あることがきっかけで、とてもあたたかい助産師さんとのご縁をいただき、「出産」との繋がりがまた増えました。助産といえば、私はこれまでとある施設の開業準備に携わったり、とある企業の創業に関わったりもしました。このように「出産」と自分自身との関連性を再認識し、テーマに「出産」を選びました。
 
それから、私は長い間、生きることがとても辛くて、生まれて来なければよかったと思っていました。しかし、最近はおかげさまで人生が楽しいです。「出産」というテーマは、少し昔の時期までは重くなりがちでしたが、今の私なら大丈夫なのではと思えました。生まれてきた記念に描いてみようと思いました。今までお力添えくださった方々、あるいはこれからお力添えくださる方々への感謝の気持ちを込め、精一杯制作しようと思いました。
 
ありがとうございます。

白黒ええよん



個展は、代々木のピカレスク様にて開催されます。

その前に、3月と6月に3点ずつ出展させていただきます。
3月はカエル、6月はホタルです。

3月は、こちらです。

作品の記事をどうしようか検討中で、まずはお知らせ系の記事だけ投稿してあります。

3月と6月の出展は、物語の後半、生き物たちを見守る船です。船が生き物たちの出産(胎生以外も含む)を全力で見守っているところです。船は脇役で、主役は生き物たちです。

物語の前半は、出産そのものではなく出産とその周辺からイメージする事柄になぞらえた色々な場面を描く予定です。そのうちのひとつのラフを今回の記事見出し画像に選びました。ラフが決まっているのになかなか描けなくてもどかしいです。まずは色々終わらせます。


本日の記事は「船大工の独り言」に入れようかと思いましたが

ちょっと違う気がしたので、別のマガジンに入れます。

色々考えて、制作過程に入れることにしました。

個展の制作は、実際に作品をつくる前にも色々あり、この文章を書くことにより方向性がより明確化された気がするので、制作過程に入れておきます。

ありがとうございます。それでは、また。



その後、ピカレスク様のInstagramにてご紹介いただきました。

ありがとうございます。

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