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小さすぎる習慣を実践してみる

以前、習慣のメカニズム、大切さについてNoteで書きました。

そこで今回は習慣化する方法についてシェアしたいと思います。

習慣について

私達の毎日の行動はほとんどが習慣(約45%)で構成されているのは誰もが知っている。そして、良い行動は習慣化すると意志力を使わずに無意識で行い、最終的にはすごい成果を生み出します。 

ただこの習慣化するのはとても難しい!というかほとんど習慣化する前に挫折します。

何故なら、今の生活習慣が自分の一番楽なコンフォートゾーンであるため、新しい習慣、すなわちコンフォートゾーンの一歩外側にでることを脳が拒否します。

又、新たな習慣を取り入れるにためには意志の力(やる気)を使わなければいけない。このやる意志力は消耗するので、日常で多くの決断、意思決定をしている時はなかなか新しいことをはじめ、継続することは難しい。 

ちまたの自己啓発本の成功法則には必ず習慣化することが大事!とかメカニズムについてはよく目にするがそれを凡人が、特に意志力の弱い人が習慣化する方法は記載されていない。

そんな中、最近読んだ本のなかで誰もが実践できて、習慣化を達成できるものを発見した。 個人的にも実践し、現在1か月間、習慣化のリストを毎日継続でき、まだ小さいが成果がでている。

最初は半信半疑で実験的に始めたがその効果を実感しています。行動の習慣が定着する日数は平均66日と言われいます。

著者 スティーブン ガイズ 『小さな習慣』

著者が科学的根拠をもとに編み出した行動を習慣化する方法が、新たな行動を常に成功できるくらいまで最小にし、それを毎日行うという『小さな習慣』です。

小さな習慣のメリット

・小さすぎる行動のためどんな時でも毎日達成できる

・毎日の達成によって自己肯定感、達成感がどんどんうまれる

・簡単すぎて、しないよりしたほうがましと思う

・小さすぎるので意志力を使わない

・小さすぎるので脳が自分のコンフォートゾーンを出たことにきずかない

・一度に複数の新たな行動を習慣化できる

・常に進歩がみられる、小さくても毎日達成感を得られる

ここでいう小さすぎる習慣とは、例えば毎日腕立て1回とかである、そのくらい小さくて良い。おそらくほとんどの人はそんな小さい習慣はしても意味がないとか、気合を入れて、10回とか20回に設定すると思いますが、これを習慣を定着させる2か月毎日やり続けることはほとんどの人はできない。2,3日間あくと、自己肯定感を失ってしまい、どんどんやめる方向にいく。行動の量を増やすのは習慣が定着した後に行えばよい。

大事なのはモチベーションにたよって行動を起こさないことです。モチベーションとは感情からくるものなので、気持ち的に乗らない日、ストレスがたまった日、意志力をおおく使ってる日はその行動を起こさなくなります。まして風邪など病気になった日は完全にできません。

習慣化とは無意識(無感情)で行動を自動化することなので、感情はいりません。

方法

・自分が毎日確実にできる最小単位の行動を設定する。旅行に行ったとき、病気になった時でもできるくらいの最小単位。

・設定した習慣化させたい行動について、それはなぜ習慣化させたいのか、なぜ必要?なのか問い続けて、本当に望んでいるものを設定する。(自分のライフスタイルに合わないものを無理に押し付けない)

・毎日できたかチェックする(習慣トラッカーアプリおすすめ)

・行動が最小過ぎるからといってバカにしない。常に意識を集中する。気づきが生まれる⇒マインドフルネスの状態

・はじめは設定した目標以上をやろうとしない。

このように私も8つの新たな習慣を現在で30日間達成し、すでに何らかの効果がでているものもあります。何よりも、毎日達成しているので自己肯定感が増していることを実感します。

2か月目で習慣が定着しているか、どんな変化があるのか楽しみです。

まとめ

習慣作りには穏やかな心が必要であり、モチベーションという興奮はいりません。 『よし、今日はやるぞ!』みたいな気持ちがないとできないことは続きません、無意識で自動化し継続できることが大切です。

ニュートンの運動法則のように生死している物体を動かすには外の力が加わらなければ動かないのと同様に、動いている物体(習慣化された行動)はなんらかの力がかからない限り、その速さを変化させたり、ストップできません。

何度も習慣化に挫折した人や、習慣化させて大きな目標を達成したい人にぜひおすすめの本です。

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