長後の都知事

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  • LAST WEEK REMINDER 2024

    先週のちょっとした振り返り

  • 第96回アカデミー賞予想関連

    来たる第96回アカデミー賞の予想を立てています。

  • 第96回アカデミー賞ノミネート俳優紹介

    第96回アカデミー賞の候補になった俳優のみなさんを紹介します。

  • 第96回アカデミー賞期待の俳優紹介

    2023年に公開された作品の中で、来たる第96回アカデミー賞の候補になりそうな俳優たちを紹介しています。

  • 第96回アカデミー賞期待の作品たち

    2023年に公開された作品の中で、来年発表される第96回アカデミー賞に関わりそうな作品を紹介します。

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2023年に観た新作映画TOP10!

2023新作TOP10 2023年に観た映画のランキングを発表します。  「RRR」と「ケイコ 目を澄ませて」(厳密には二作品とも2022年の映画)から始まり、「PERFECT DAYS」で終わった今年の映画館での鑑賞と「ライ・レーン」から始まり、「マエストロ:その音楽と愛と」で終わった配信の作品を合わせた2023年に観た新作をランキングにしました。  惜しくもランクインを逃した優れた作品としては、崖っぷちポルノスターの土壇場で発するギラついた輝きがウザかった「レッド・ロ

    • LAST WEEK REMIND~マダム・ウェブの妙薬~

      LAST WEEK REMIND ~マダム・ウェブの妙薬~ 2/25-3/2の振り返り ☆は4点満点 【映画】 ・メランコリーの妙薬(2009) ☆☆☆:ジェントリフィケーションが著しいサンフランシスコで偶然出会った黒人の男女が一日限りのデートをする。白人ばかりになってしまった街をぶらぶら歩きまわる彼らの姿をひたすらに追いかけるだけだが、それでも十分に魅力的。モノクロに限りなく近い奇妙な撮影が味わい深い。肌の色は同じでも、置かれた状況や物の考え方がまるで違う二人が惹かれ

      • LAST WEEK REMIND~5時から7時までアナはおそれている~

        LAST WEEK REMIND ~5時から7時までアナはおそれている~ 2/18-24の振り返り ☆は4点満点 【映画】 ・5時から7時までのクレオ(1962) ☆☆☆:クレオは不安を抱えている。歌手としての成功を得て、若さや美しさの頂点にいる彼女は顔を曇らせる。夜の7時には検査の結果が出るからだ。もしかしたら私は癌かもしれない、不治の病かもしれないと悩むクレオ。アニエス・ヴァルダ監督は彼女の不安に苛まれる時間を、リアルタイムでそっくりそのままくり抜く。ドキュメンタリ

        • 第96回アカデミー賞受賞予想第5弾!(最終)

          第96回アカデミー賞受賞予想第5弾!(最終) 現地時間3月10日に迫った第96回アカデミー賞の受賞予想の第5弾。今回は作品賞と監督賞、国際長編作品賞、長編ドキュメンタリー賞です。 作品賞 ・オッペンハイマー 【ひとこと】今年のオスカーは「オッペンハイマー」の年となりそうだ。重要な前哨戦を全て押さえて、今年の賞レースのゴールテープを切る。昨年夏の公開からメガヒットを記録し、話題を振りまきまくった「バービー」やアカデミーの老会員に刺さりそうな「ホールドオーバーズ」といった対

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          31本

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          第96回アカデミー賞受賞予想第4弾!

          第96回アカデミー賞受賞予想第4弾! 現地時間3月10日に迫った第96回アカデミー賞の受賞予想の第4弾。今回は主演男優賞と脚色賞、脚本賞、編集賞です。 主演男優賞 ・キリアン・マーフィー「オッペンハイマー」 【ひとこと】今年の初めに行われたゴールデン・グローブ賞で、ドラマ部門の主演男優賞を「オッペンハイマー」のキリアン・マーフィー、ミュージカル/コメディ部門を「ホールドオーバーズ」のポール・ジアマッティが受賞した。前者はオスカー好みの歴史上の人物を肉体的にも精神的にも突

          第96回アカデミー賞受賞予想第4弾!

          第96回アカデミー賞受賞予想第3弾!

          第96回アカデミー賞受賞予想第3弾! 現地時間3月10日に迫った第96回アカデミー賞の受賞予想の第3弾。今回は主演女優賞と撮影賞、視覚効果賞、音響賞、短編ドキュメンタリー賞です。 主演女優賞 ・リリー・グラッドストーン「キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン」 【ひとこと】「キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン」のリリー・グラッドストーンと「哀れなるものたち」のエマ・ストーンがしのぎを削っている主演女優賞。前者が受賞すれば先住民系としては史上初の主演女優賞、後者が受賞すれば彼

          第96回アカデミー賞受賞予想第3弾!

          第96回アカデミー賞受賞予想第2弾!

          第96回アカデミー賞受賞予想第2弾! 現地時間3月10日に迫った第96回アカデミー賞の受賞予想の第2弾。今回は助演女優賞と作曲賞、歌曲賞、長編アニメーション賞、短編アニメーション賞です。 助演女優賞 ・ダヴァイン・ジョイ・ランドルフ「ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ」 【ひとこと】今年の助演女優賞は、ダヴァイン・ジョイ・ランドルフの独壇場だった。映画界で徐々に存在感を強めてきた彼女がアレクサンダー・ペイン監督のもとで、主演ポール・ジアマッティと新人ドミニク・セ

          第96回アカデミー賞受賞予想第2弾!

          第96回アカデミー賞受賞予想第1弾!

          第96回アカデミー賞受賞予想第1弾 現地時間3月10日に迫った第96回アカデミー賞の受賞予想の第1弾。今回は助演男優賞と美術賞、衣装デザイン賞、メイクアップ&ヘアスタイリング賞、短編実写映画賞です。 助演男優賞 ・ロバート・ダウニー・ジュニア「オッペンハイマー」 【ひとこと】ハリウッドはカムバック劇を愛する。とはいってもダウニー・ジュニアは、約15年前にアイアンマン役を手掛けた時点で堂々のカムバックを果たしているといっても過言ではないのだが。原爆の父を描く本作でオッペン

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          LAST WEEK REMIND~コット、ブエノスアイレスの夏~

          LAST WEEK REMIND ~コット、ブエノスアイレスの夏~ 2/11-17の振り返り ☆は4点満点 【映画】 ・コット、はじまりの夏(2022) ☆☆☆☆:その瞳で周囲をじっと観察する無口なコット。ギャンブラーの父と、新たに子供を宿しながら忙しそうな母、四人ほどの姉妹たち。コットは彼ら家族といながらも心の隔たりを感じていた。母の出産に伴って、母のいとこ夫婦のもとに一人預けられたコット。緑豊かな田舎の農場でコットは新たな生活を送りはじめる。一緒に料理や皿洗い、農場

          LAST WEEK REMIND~コット、ブエノスアイレスの夏~

          LAST WEEK REMIND~アニエスのWEEKEND~

          LAST WEEK REMIND ~アニエスのWEEKEND~ 2/4-10の振り返り ☆は4点満点 【映画】 ・アニエスの浜辺(2008) ☆☆☆☆:ベルギーの浜辺に鏡を立てて、カメラを覗く人物。お茶目にふくよかな老婆と自称する彼女はアニエス・ヴァルダだ。ヌーヴェルバーグの祖母として知られる彼女は齢80(当時)を迎えようとしている。これまでの人生を振り返るという内容のドキュメンタリーなのだが、決してただ思い出に浸るような退屈なものではない。アニエスの幼少期から成人し、

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          LAST WEEK REMIND~暗くなるまで待つんだ野郎どもとファーストカウ~

          LAST WEEK REMIND ~暗くなるまで待つんだ野郎どもとファーストカウ~ 1/28-2/3の振り返り ☆は4点満点 【映画】 ・野郎どもと女たち(1955) ☆☆:それにしてもマンキーウィッツである。今作の監督と脚本を務めているジョセフ・L・マンキーウィッツ。彼の作品になかなかハマることがない。彼の丁寧にしてトーキーな性格描写は見ごたえがある一方で、それが間延びした印象を与えてしまう時がある。「イヴの総て」や「三人の妻への手紙」など、キャラクター達の複雑な心情

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          LAST WEEK REMIND~無敵の哀れなるものたち~

          LAST WEEK REMIND ~無敵の哀れなるものたち~ 1/21-27の振り返り ☆は4点満点 【映画】 ・戦略大作戦(1970) ☆☆:第二次大戦、軍上層部の都合のいい駒のように戦っていた小隊が、3日間の休暇を使って、ナチスドイツが占領する町にある銀行から大量の延金を盗み出す。戦争映画ながらコメディ要素が強いのが特徴の今作。小粋なセリフが飛び出し、個性的なキャラクター達も尽きない。丁度いい笑い。だがバトルの場面になればちゃんと緊張感もあるし、大掛かりな戦争シーン

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          第96回アカデミー賞ノミネート紹介第5弾!(最後)

          第96回アカデミー賞ノミネート紹介第5弾(最後)第96回アカデミー賞のノミネートを紹介します。第5弾は作品賞、監督賞、国際長編作品賞、長編ドキュメンタリー賞です。 作品賞 ・アメリカン・フィクション - ベン・ルクレール、ニコス・カラミジオス、コード・ジェファーソン、ジャーメイン・ジョンソン 【一人の怒れる作家が皮肉で出した本が大ヒット。ステレオタイプに当てはめようとする昨今の風潮を笑いながら、根底に敷かれた家族の物語が心を温める。新人離れした監督の手腕と魅力的なキャス

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          第96回アカデミー賞ノミネート紹介第4弾!

          第96回アカデミー賞ノミネート紹介第4弾第96回アカデミー賞のノミネートを紹介します。第4弾は主演男優賞、脚色賞、脚本賞、編集賞です。 主演男優賞 ・ブラッドリー・クーパー 「マエストロ:その音楽と愛と」 レナード・バーンスタインという純粋にして同時に、複雑な人物を演じることはクーパーにとっても難しいことだったろう。メイキャップの力を借りながら、50年に渡る悲喜に満ちた時間の一瞬一瞬を切り取っていく。妻フェリシアを演じるマリガンとのケミストリーも抜群だ。圧巻の指揮も披露し

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          第96回アカデミー賞ノミネート紹介第3弾!

          第96回アカデミー賞ノミネート紹介第3弾第96回アカデミー賞のノミネートを紹介します。第3弾は主演女優賞、撮影賞、視覚効果賞、音響賞、短編ドキュメンタリー賞です。 主演女優賞 ・アネット・ベニング 「ナイアド ~その決意は海を越える~」 60歳を超えて命がけの遠泳に挑戦したナイアド。そんな彼女の強靭なフィジカルと、決して屈することのない精神をベニングは体現する。自己中心的に見られかねないナイアドの真っすぐすぎる思いをベニングならではのカリスマで包み込んだ。若いもんには負け

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          第96回アカデミー賞ノミネート紹介第2弾!

          第96回アカデミー賞ノミネート紹介第2弾第96回アカデミー賞のノミネートを紹介します。第2弾は助演女優賞、作曲賞、歌曲賞、長編アニメーション賞、短編アニメーション賞です。 助演女優賞 ・エミリー・ブラント 「オッペンハイマー」 ドラマ、コメディ、アクションなんでもこい。ブラントがいれば作品の輝きは一層、増していく。今作では原爆の父ことオッペンハイマーの妻キティを鋭く、激しく演じた。その気迫にオッペンハイマーもろとも圧倒されてしまう。待望の初ノミネートおめでとう。 ・ダニ

          第96回アカデミー賞ノミネート紹介第2弾!