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女友達から、気になる人へ!『クラスで2番目に可愛い女の子と友だちになった』感想

女友達は、大学の頃にいました。

とはいっても、付き合うといった事は無く。

ただ、サークル内だけで遊ぶ関係でしたが。

楽しかった記憶があります。

とはいえ。

仮に、その女友達と付き合っていたとしても。

結構苦労したかなーと思う今日この頃です。

……いや、相手がですよ?

そう付け加えておきます。


さて。

というわけでもあるのですが。

本日、ご紹介するライトノベルは、たかた先生の『クラスで2番目に可愛い女の子と友だちになった』(2022年1月刊行)です。

前に感想を書いたライトノベル、『年上エリート女騎士が僕の前でだけ可愛い』(※)と同じ作者様ですね。


※『年上エリート女騎士が僕の前でだけ可愛い』の感想は、こちらから。


では、本日も行ってみましょう!



あらすじをどうぞ

今回もまた、「BOOK☆WALKER」さんより、あらすじを引用させていただきます。

「私は脇役だからさ」と言って笑う、そんなキミが1番かわいい。

◆◇第6回カクヨムweb小説コンテスト《ラブコメ部門》特別賞◇◆

顔見知りすらまともにいなかった俺・前原真樹に、初めてできた友だち・朝凪海。
男子から『クラスで2番目に可愛い』と噂され、天真爛漫なNo.1美少女・天海さんを面倒見良くフォローする朝凪さんは――
金曜日の放課後だけ、こっそり俺の家に遊びに来る。
映画にゲーム、漫画の趣味も合う彼女との楽しいひととき。
無邪気で甘えたがりな素顔は、普段のしっかり者の姿からは想像できないな。
「早く隣に座りなよー、一緒に漫画読むんだから」
「ここ俺のベッド……」
「今だけは私のベッドなの。ほら、おいで?」
距離近くないか、朝凪さん?

日陰男子と2番目ヒロイン、等身大の“友だち”ラブコメ!

クラスで2番目に可愛い女の子と友だちになった(角川スニーカー文庫) - ライトノベル(ラノベ)│電子書籍無料試し読み・まとめ買いならBOOK☆WALKER (bookwalker.jp)


というわけで。

本日のテーマは、「2番目に可愛い女の子とのラブコメ」となっております。


男友達みたいな女の子

さて、この作品。

男子の中の評価で。

クラスで2番目に可愛いと評判の美少女。

朝凪海(あさなぎ うみ)とのラブコメ作品となっております。


クラスで一人ぼっちな男子高校生で、主人公の前原真樹(まえはら まき)は。

とあることがキッカケで。

朝凪海と、友達の関係になります。

その関係はどこかストレスフリーで。

主人公の家でピザを食べながら、ゲームをしたり、B級映画を見たりと。

まるで男友達のような関係になっていきます。

しかし、朝凪の友人でもあり。

クラスで一番可愛いともっぱら男子の中で有名な美少女。

天海夕(あまみ ゆう)の前では。

前原と朝凪は、あくまでも知り合い程度の関係性を示していきます。

俗に言う、「内緒の関係」という奴ですね。

しかし、そんな中でも天海は。

持ち前の行動力を発揮し。

主人公の前原のことを何かと気にしたりします。

果たして、初めて出来た女友達との関係はいかに――。

というのが、話の大筋となっています。



この話の面白い所

あくまで一巻を見た限りですが。

友達からそれ以上の関係になるまでの過程が、丁寧に描かれている事です。

その関係性が非常に甘酸っぱく。

私は読んでいて、ドキドキしていましたね!

その上で。

ヒロインである朝凪海が、非常に魅力的に描かれていることがポイントです。

もちろん、クラスで一番可愛いとされる美少女の天海夕も良いと思うのですが。

私的には、朝凪の方が魅力的に映りましたね。

それくらい。

ヒロインに対して、きちんと魅力的に描かれている作品かなと。

そう思いました。



この話の欠点について

一応、山場といえる所があるにはあるのですが。

その対応が、非常に生温いかと思いました。

なんというか。

「丸投げやん」といった感想を、私は覚えました。

話自体が、ラブコメに集中しすぎており。

キャラクターの葛藤がイマイチ描かれていないのかなと。

そう感じました。



最後に

とはいうものの。

男友達みたいな女の子とのラブコメは、良いものだと思ってしまいました。

最初は気の合う友人だったのが。

いつしか気になる異性にへと変わっていく。

その過程。その気持ち。

大変、美味しゅうございました!


さて。

最後まで、ご覧いただきありがとうございます。

この作品に、ご興味がありましたら、是非、手に取ってみてください。


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