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恋愛・対人|メンタルに悪影響な相手はエンターテイナー?|害悪と見せかけて私の人生の暇を潰してくれているのかも

恋愛という枠だけでなく対人関係全般に関してよく、「自分を大切にしてくれる人と付き合いましょう」「神経が磨り減る人間関係は不要です」という言葉を目にします。

今、自分の身近にいる10人の平均で、現在の自身の価値観は作られるなんてことも言われているほど、誰と関わり、コミュニケーションをとるか?は私たちの日常や人生にとても重要なテーマと捉えることができます。

他者のどんな行動を目にし、どんな言葉を耳にするのか、は思っている以上に私たちのマインドに影響を与えるんでしょうね。

 

では、「恋愛」というカテゴリーで少し考えてみましょう。

1度や2度は、感情を大きくかき乱してくる相手に心奪われる時期や経験がある人が多いのではないでしょうか。人生のパートナーとして最終的にその人とずっと一緒にいることになったのかは別として、そういう相手こそ、強く求めてしまうことってありますよね。

頭の中では、早く離れたい、楽になりたい、と思うのに、心が言うことを聞かない、心が勝手に絶頂になったり、落ちるところまで落ちたり、頭ではどうしよもない、みたいな。

これって、相手が自分にもたらす「心地いい、嬉しい、幸せ」といった感情が強烈過ぎて、その感情の中毒になってしまっているんだと思います。自分自身で自分を喜ばせた時の何倍もの強い「快」を、何度も何度も手にしたくなる、薬物や飲酒の中毒と同じ感じだと思います。(そう思うと、私の人生に楽しみを与えてくれてありがとうとさえ、思いますね笑)

 ここで私は、しんどい思いをさせてくる相手にも関わらず、そんな人からもたらされる感情に浸ってしまうというのは、自分の人生に暇しててエンタメが足りてないからなんじゃないかと考えました。自分が自分に最高の「快」を定期的に与えていたら、そこに他者が介入する必要がないですよね。自分の人生の楽しみを他者に委ね、自分がグータラ暇をしているから、他者からの刺激を無意識に求めてしまうのではないかと思います。

 そんな時すべきことは、ここで巷でよく言われる「自分で自分の機嫌を取る」とか「自立して1人で楽しめる人間になる」ということなのかなと思います。自分の中身を満たしてあげる、私の人生の舵を他者に握らせない、といった意思と行動こそが、自分の回りを良縁で囲む大切なメソッドなのではなかな、と、そんなことを考える新年度でした。

 

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