Loris_M.

□■趣味はチェスと音楽。日本とイタリアを行ったり来たりしながら暮らしている日本人です。…

Loris_M.

□■趣味はチェスと音楽。日本とイタリアを行ったり来たりしながら暮らしている日本人です。□■Amo profondamente gli scacchi e la musica. La mia vita è un'alternanza tra Giappone e Italia.

マガジン

  • 日伊☆歌合

    詩歌【原典イタリア語(日本語訳付き)】の日伊対決をまとめています。

  • 或る日の会話

    "日本人の僕とイタリア人の友人アンドレアがイタリア語で交わした会話" を日本語に訳したものをまとめています。

  • 【パロディ】ギルガメッシュ叙事詩

    ギルガメッシュ叙事詩のパロディ(原文:イタリア語/訳:日本語)をまとめています。 作: Loris M./監修(?): Andrea M.

  • 十三夜日記

    イタリア滞在記Ⅳと、その後の日記をまとめています。

  • マドリガル

    このマガジンに掲載されている物語はフィクションです。登場する人物・団体・名称・事件等は架空であり、実在のものとは関係ありません。

最近の記事

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2023年の総括と2024年の展望

2024年の展望漢詩: ✔️漢文法:期間_~3月19日(火) ✔️(note)実作:期間_4月~ 8月までに七言絶句を詠めるようになるのが目標。しかも、それなりのを作ってnoteで自慢したい。→ 初投稿3/25(月)。秒で詠めるようになっちゃったぁ! (note)イタリア語詩: 『【パロディ】ギルガメッシュ叙事詩』執筆: 期間_3月~ (note)『エミリア街道中歌合』執筆: 期間_3月中旬~8月中旬 → 来年。ギルガメッシュのパロディ書かずにいるの、我慢できないから..

    • 【童話(?)】山のサマーキャンプ_Ver. L

      作: ローリス M. 訳: 中西 直己 原典校正: アンドレア M. ちくしょう次こそは一人で完璧に書き上げてやる… 日本語訳[約2,800字] イタリアのエミリア・ロマーニャ州に、二人の子供が住んでいました。 ひとりは12歳の男の子で、名前はヴァレンティーノ。もうひとりは4歳の女の子で、エリーザといいます。 ヴァレンティーノは、一日に100個のイチゴを食べます。 そして、彼には一風変わった友達がいました。炎を吐くことができないドラゴン、センツァルマと、毎日100個の饅

      • 【童話(?)】山のサマーキャンプ_Ver. A

        作: アンドレア M. 訳: 中西 直己 日本語訳[約2,800字] ついに8月がやってきました!! サマースクールの良い子たちは、例年通り、冒険に満ちたバカンスに出かけます! 今年の行き先は山 🗻 ぅえーーーい!! プルマンは乗組員を残らず詰め込み、そして、しゅっぱーーーつ!! 🚌 町は猛暑... 山は少しは涼しいといいなぁ!!!と子供たちは思っています... 道中、スクールバスは、トイレ&おやつ休憩のため、アルプスのふもとにあるサービスエリアに止まりました! す

        • ゼロ復帰 一次創作 二進も 三進もいかない 四時間経過 noteを始めて2年7か月... 事実をなぞった文章ばかり書きすぎて、オリジナルの書き方、忘れちゃった...

        • 固定された記事

        2023年の総括と2024年の展望

        • 【童話(?)】山のサマーキャンプ_Ver. L

        • 【童話(?)】山のサマーキャンプ_Ver. A

        • ゼロ復帰 一次創作 二進も 三進もいかない 四時間経過 noteを始めて2年7か月... 事実をなぞった文章ばかり書きすぎて、オリジナルの書き方、忘れちゃった...

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        • 日伊☆歌合
          30本
        • 或る日の会話
          72本
        • 【パロディ】ギルガメッシュ叙事詩
          11本
        • 十三夜日記
          13本
        • マドリガル
          6本
        • 書斎
          2本

        記事

          【短歌】ラーメン 🍜

          控えめに言ってダンテに勝った。 Tanka ramen 🍜 Fregole ferme, frutto del mio putamen. Oh, prega per me nell'ora del mio ramen! Buon appetito. Amen! Tanka ramen 🍜 Mio grande amore Si cuoce piano piano Super sapore Strano per italiano Merita un battiman

          【短歌】ラーメン 🍜

          タトゥーを入れたい

          刺青の 残る亡骸 横たわり 土へと還り よみがえる 古の樹の 傍らで 神は与える 平等に はじめとおわり シオンつみ 忘るる勿れ ただの埋もれ木 ※この記事は、日本人の僕とイタリア人の友人アンドレアがイタリア語で交わした会話を、日本語に訳したものです。 ほぼ会話のみで構成されているので、どちらの発言であるかを明確にするため、僕の台詞にはL、アンドレアの台詞にはAを、「」の前に付けてお送りしたいと思います。 L「イタリアに定住することが決まったわけだ

          タトゥーを入れたい

          君を幸せにしてあげる

          心理状態もスペリングも語順もめちゃくちゃな水曜日を乗り越え、今日、4/18(木)。こちらのワーク[↓]をやった。 ■回答:アンドレア M. ■回答:ローリス M. Strafelice: Arrivare all'aeroporto di Bologna. Trovare un libro bellissimo. Felicissimo: Riuscire a fare la poesia e il tanka come voglio io. Superare un

          君を幸せにしてあげる

          悲しみの解毒剤

          昨日 4/12(土)の夜、こちらのワーク[↓]をやりつつ、Tanka を詠んだ。 McDonald's è buonissimo e mi piace molto perché nel cuor sento una pace, mi rende anche vivace. Tanka hooligans Sono un hooligan Mia patria è l'Inghilterra 🇬🇧 Questo è il mio slogan Quando son

          悲しみの解毒剤

          学校から学んだことなんて、ひとつもない

          「今日僕が横浜公園で撮ったチューリップの写真見ながらTanka詠も」 「いいね。この、赤いチューリップが群生してるやつがいいんじゃない? ひとつひとつの花が中から輝いてるように見えて、すごくきれいだ」 「それはダメ。次のkaekoikさんの記事を紹介するときにトップ画像として使うんだから」 ...水曜日にそんなやり取りがあった今週、二通の郵便物がイタリアにいるアンドレアの元に届いた。 一つは flussi 関連の請求書で、書面に記載されていた金額は382ユーロ(約6万2

          学校から学んだことなんて、ひとつもない

          白いチューリップの中に

          今週の月曜日にバイトを始めたばかりだけれど、もう今日は休日。 ...というわけで、横浜公園のチューリップを見ながら Tanka を詠む。 Nel tulipano bianco abita un ragno. Esegue un brano lieto. È un buon compagno. Pure canta in bagno. Tanka Tulipani I tulipani 💐 Natura fantastica Batto le mani È anc

          白いチューリップの中に

          幸せの定義

          今週の月曜日からバイトを始めたけれど、オンライン研修すげぇ楽。 ...というわけで、今日もラップトップの後ろに置かれたタブレットの中にいるアンドレアと、(作文と)落書きをして遊ぶ。 最初のお題はこちら[↓] Quando non vedi l'ora di svegliarti la mattina per iniziare una nuova giornata. Quella è Felicità! La felicita: l'acqua che bevi quan

          幸せの定義

          【漢詩】「葉っぱを傷つけるとにんにくの匂いがする」

          詞書:たくさんの小さな白い花を見つけた、春の野原を散歩する36歳児(男)。彼はその葉を引きちぎり、すりつぶしながら言いました。 傷葉有蒜之匂 韶律白花天使陪 野遊嗟爾幾時回 辣椒大蒜細長麺 橄欖之油味美哉 七言絶句(仄起/上平・灰) 僕が今イタリアにいたら、絶対に言っている。「ペペロンチーノ食いたい。早く帰ってきて作れよ」と。 240406 トップ画像 撮影:36歳児ことAndrea M.

          【漢詩】「葉っぱを傷つけるとにんにくの匂いがする」

          【パロディ】韓非子『説難篇』より

          昔々、イタリアはエミリア・ロマーニャ州のある国に、小野小町も嫉妬する、黒髪の超絶美少年が住んでいました。 彼はこの国の君主(赤毛)に寵愛され、毎日楽しく暮らしています。 ある日のこと。赤毛君主がリビングのソファで居眠りをしていました。 超絶美少年は彼のデニムのパンツのポケットからこっそり車の鍵を抜き取り、物音を立てずに城を出て、 「一度運転してみたかったんだよね!」と、ワクワクしながら階段を降り、駐車場へ向かいます。 そして、赤毛君主の車を見つけると鍵を開け、いつもとは反対

          【パロディ】韓非子『説難篇』より

          天夜雨で 桜を散らす 弁まるで 丼満たす 釜上げしらす

          天夜雨で 桜を散らす 弁まるで 丼満たす 釜上げしらす

          なんだこの波

          こちらの記事[↑]が投稿される前日、つまりイースターの昼下がり。 この日は、M王国では赤毛のサンタクロースがイケメンにプレゼントをくれる日、というわけで、僕は包みをいくつか開封した。 赤毛のサンタクロースは年に一度、東アルプスもしくは東の国方面へ消防研修に行く。今年は3月の中旬に、イタリアはトレンティーノ‐アルト・アディジェ州へ出張していた。 そんなわけで、この日開封した包みには、そのときの土産も含まれていた。それが、こちら[↓] 「やべぇなにこれすげぇかわいい! 僕が名

          なんだこの波

          詩人の短歌

          芸術は 今も昔も パトロンの 支援があって 成り立っている 心の支えって、大切だよね... Graziose tegole! Un poeta è prigioniero. Soavi regole! Io libero ero, amo il canone austero. Tanka di poeta Tu sei il Poeta Ti chiamano Dantino Mano fatata Ora hai anche il pennino Con

          詩人の短歌