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子どもの「お世話」をやめます!

大学生になった娘は
ひと月前まで受験生でした。

特に高校生になってからは
勉強と部活に追われ
寸分の暇もないくらい
あわただしい日々を送っていました。

私は、そのペースに巻き込まれ、
娘が勉強と部活に全力を注げるように、
それ以外の雑務をすべてこなしていました。

娘が席に着くだろうタイミングを見計らって
温かい食事を提供し、
学校も塾も部活も
基本的に車で送迎していたので、
車に乗ったらすぐに出発できるように
スタンバイしました。

身体が要なので、
お弁当は冷凍食品なしの
完全手作り弁当を、
塾弁と合わせて毎日2個用意し、
それをほぼ毎日持たせていました。

体調の変化も見逃しません。
少し鼻が詰まり始めていれば
葛根湯をぬるい白湯とともに用意し、
声が少し違うと感じたらハチミツを、
だるそうな様子があれば整体に予約をしました。

娘が疑問を感じることがあれば
学校に行っている間に
私が調べておくのが当たり前でしたし、
足りないものはすぐに買っておきました。

とにかく受験を突破することにまっしぐらで、
それ以外のことに
「時間」も「気」も使わなくてもいいように
サポートしなくては、という責任感から、
すごい勢いで家事と子育てに向かっていました。

でも、
希望する大学には合格できず、
今の大学に行くことになりました。

大学の授業が始まったのですが、
今までの高校生活に比べ
周りのゆる~い態度に
娘は「驚いた」と言っていました。

肝心の娘はどうかと言うと、
ずいぶんタガが外れた様子で
毎日ダラダラと過ごしています。

そこで私もハッとしました。

今までの癖で
相変わらずあれもこれも
私がお世話をテキパキこなしていたのですが、
「もうその必要はないのでは?」と。

そもそも私の子育て方針は、
「一人で生きていける子を育てる」
でした。

それなのに
中学の最初のテストで
1位を取ってしまったがために、
なぜだか
「勉強で上を目指す」ことが目標になってしまいました。

気付けば今に至っています。

娘は、そもそも
勉強が「できちゃう」タイプではありません。

中学の担任の先生にも、
「こういうタイプの子が1位を取るのは珍しい」、
「どんな教育をしているのか?」と尋ねられるくらいでした。

だからこそ、
本当によく頑張ってきたと思います。

もうそこからは離れて、
娘の「本来の良さ」を
育てることができたらいいなと思ったのです。

みつけられていない本来の良さが
まだ眠っている可能性が大きいので、
それを目覚めさせるために
今回のテーマに至りました。

油断すると
テキパキお世話をしてしまうので、
意識して、
お世話するのをやめることにしたのです。


それを実行してみた今朝の娘は、
こんな様子でした。

・予定より30分近く遅く起床
・出発5分前にメイクとヘアセット完了
・残り5分でおにぎりを食べながら
 カバンの準備
 水筒の準備
・口をもぐもぐさせながら出発


高校生活中は
一度も
自分で起きたことがありませんでした。

でも、
朝は起こさないと決めました。
自分で起きるまで起こしません。

朝ごはんはしっかり用意しても
こんな感じで
座って食べる余裕はないので、
おにぎりを握っておきます。
お味噌汁があるので、
食べれそうなら自分でよそってもらいます。

沸かした美味しい麦茶が
冷蔵庫に用意してありますが、
それを入れている余裕もないので、
水道水を持っていきました。

それでも出発時刻に間に合いませんでした。

相変わらず駅までは車で送るのですが、
会社に行く旦那に
ついでに送ってもらうことにしました。

今までは、毎朝私が学校まで送っていたので、
時間に融通が利いてしまい、
どんどん出発時間が遅くなり、
最後は本当にギリギリの時間に登校していました。

甘えられないように、
旦那にバトンタッチです。

私としては遅刻はして欲しくないし、
今までのスキルを使えば
遅刻させずに
ご飯も食べさせ
麦茶を水筒に入れて持たせることは簡単です。

でもあえてそれを
やらないことに決めました。


占星術的にも
私と娘はかなりタイプが違います。

私が当たり前にできることは
娘にとって当たり前ではありません。
しかも、それを求めているとも限りません。

私が大事に思うことも、
娘にとっては
どうでもいいのだと思います。

だから、
「娘なり」のやり方で
やらせてみようと思ったのです。

娘の人生なので、
娘の責任で
娘のやりたいようにやらせようと思います。

娘が起きてこなくても、
私はヨガをして、お花の水を替える。
娘がバタバタしていても、
私は落ち着いて朝ごはんを食べる。

とっても小さなことですが、
所詮人生は
小さなことの積み重ねです。

小さな変化が起きなければ
大きな変化も起きません。

これを続けて娘に変化が出るのか、
それとも
どんどんダラけて大変なことになるのか
やってみないと分かりませんが、
実験です。

私の日々は実験ばかりです。

何事も
やってみないと分からないので☆

私の日食明けの新しいスタートは、
こんな感じで始まりました。


あなたはどんな新しいスタートを切りたいですか?
ご自身の本音を知りたい方は、こちらの記事がおススメです☆↓




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