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介護事業を20年経営して思うこと Vol.19

株式会社北陸福祉会 専務取締役の高澤 由香里と申します。
今回のテーマは、「穏やかな日々の裏側にある介護 その2」です。

当社は、富山県高岡市・砺波市・南砺市にて、
グループホームやデイサービス・小規模多機能型居宅介護事業を、
20年以上運営しております。※当社HPはこちら

介護事業の経営はもちろん、介護現場に私も出て
日々利用者様とかかわってきた中で、
いま思うことを綴りたいと思います。
特に読んでいただきたいのは、
これから介護職を目指す方と今まさに介護職に就いている方々
です。


ヤリガイもあるけれど大変な時もある介護の仕事。
前回は、利用者様の穏やかな日々の裏側にある
私たちの取り組みをお伝えしました。

※前回記事はこちら

今回もある利用者様の例を元にお伝えします。

正論は利用者様にとってしあわせ?

ある利用者様はご自身の尿漏れが気になり、
いつもティッシュをしのばせています。
でもだからといってティッシュを
取り上げるようなことはしません。
ご本人はそれが一番落ち着くのだから、
尊重させていただいています

もちろん病気へのリスクはあるので、ご家族様にきちんと説明します。
その上で私たちは、リスクを理解して行動すれば良いのです。

可能な限り利用者様の気持ちを尊重し、
リスクがあれば先んじて対応したり、気を配る。
日常生活の穏やかさはこうした中から生まれるのです。

介護職に就く人たちは
「人としてのやさしさと利用者様への想いがある」
だからみんな対応にいつも悩みます。

当社職員の中にも、
利用者様のことを一生懸命考えて提案くれる人がいます。
そうしたときはきちんと話を聞き、
可能な限り共に考えています。

スタッフが不安や疑問を感じる時には
一人じゃないよ」と伝え続けています。

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当社では、「職場の仲間と利用者様を大事にする」という考え方に共感いただける方と一緒に仕事をしたいと考えています。ご興味を持っていただきましたら、一度お話ができたら嬉しいです。
就職・転職を今すぐ考えてはいないけれど、共感できるという方もぜひご一報ください。

下記の採用サイトからエントリーいただいても、直接お電話をいただいても構いません。TEL: 0763-22-1777(ニシヤチまで)


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