見出し画像

親と子どもの権利

子どもは将来に無限大の可能性を秘め、子どもが成長するために国は支援をしなければなりません。子どもの権利条約では子どもの最善や意見の尊重、差別の禁止、生命・発達に対する権利が原則としてあります。

しかし、本当に守られているのでしょうか??


例えば、親が「親の言うことは正しいから、親の言うことを聞きなさい」だったり、「親に口答えしない」と言うことはよく見られるケースで、これは「子どもの意見の尊重」「子どもの最善の利益」は無視されています。もちろん、親の方が生きてきた年数も長いですし、知識も豊富かもしれません。しかし、子どもは考えることにも意味があり、そこが成長にも繋がります。自分の意思で自分の意見を言って親にそれを抑圧されてしまうのは子どもの成長の妨げにもなります。

子どもと親の直接的なもの以外にも、私が今勉強している虐待の場合だと

虐待をされている疑いのある子どもを守るため、行政や国が家庭内に介入することになれば「家庭のことに口出しするな」となったり、子どもを保護する際には子どもが「施設に入所したい」と訴えても親がそれを拒否すれば児相などは親が反対しているから、という理由で子どもを家庭に戻すケースも少なくありません。さらに、親が持つ「親権」には居所指定権や職業許可権も含まれており、子どもは親から住む場所も、バイトなど働くにも同意を得なければいけません。一見するといいように見えますが虐待を受けた子どもで一刻も早く親元を離れたいと思っている人にとっては地獄のようなものです。

だからといって子どもの権利が過剰になれば親の持つ親権や養育権の侵害にもなり得ますし、親が子どもを養育することを放棄する可能性も出てきます。そういった場合にどちらの権利を優先すべきなのか、どうしていくべきなのか、という疑問が私の中にはごちゃごちゃとあります、、

私的な意見としては、海外のように子どもの権利や意見を優先/尊重することを第一とし、行政や国家の介入はもっと積極的にしていくべきだと思います。先程述べたようになにかが過剰になればほかの権利の侵害にもなる可能性があるので、そのバランスを考えつつ、しかし、現在の日本は子どもの権利が守られて無さすぎると感じるので今よりはもっと子どもの意見や権利を優先していくべきだと思います。

ここまで読んで頂き、ありがとうございます!
スキ♡していただけたら嬉しいです!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?