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子どもはなぜ他害行為(たたく、押す、蹴る、噛みつく、暴言を吐く)をするのかの話

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note マップ – おがさんの絵本 (ogasan-ehon.com)

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子どもと関わる場面で必ず出くわすのは「他害」です

叩く、噛む、つねる、引っ張る、押す等など

多くの関わる大人を悩ませていているのではないだろうか

情緒が成長する上で、争いや自分の意思を通そうとする気持ちをたたくなどの行為で表すことは必ずありますし必要なことです。

しかし、中には、感覚面や、特性面の強さ、環境面からの原因で、成長につながりにくい「他害」もあります

ここではその「他害」になり得る要素を以下にまとめていきたいと思います

衝動性が高いため

衝動性の高いお子さんは、自分が考えたことを実行に移してしまうことが多いです。
そのため、「ここにのったら楽しそうだな」と思ったらすぐにお子さんの上にのってしまったり、
喧嘩中にかっとなり「叩きたい」と思ったらすぐに実行してしまうなど、

本人には悪気はないけど、結果として人を傷ついてしまい、自信がなくなるケースが多いです。
大人の理解も得られないと、不必要に叱責、注意が重なり、本人もあきらめて他害がエスカレートして
しまうケースもあります

固有覚の鈍麻さ

固有覚が鈍麻であると日常生活の中で強い刺激を入れようとします。また、スキンシップでした行動が
結果として強すぎるなどで、他害と思われてしまうことも多いです。
上記の衝動性のように、自分でも制御が難しいため、無理解からの自己肯定感の低下、自棄になりがちです
お友達を引き留めるために強く引っ張ってしまったり、追いかけっこで強く押しすぎてしまうこともあります

感覚遊びを行うために

お子さんの特性や知的レベルによっては、他者や物をたたいてその振動や感触を楽しんで、それがルーティンになってしまう
お子さんもいます。

過敏さのため

聴覚過敏、味覚過敏、触覚過敏、
感覚の過敏さがあると、心に余裕がなくなります。
周囲の大人が無理解であると普段の生活が「逃げる」か「戦う」にことになってしまいがちです

また、「刺激の多い場所」では防衛で身を守っているため静かで、「安心できる場所」では、そのストレスも合いまり、
乱暴な言動、他害につながりがちです。
俗にいう「家で暴れている」「園では静か」という事象につながります。また、逆も当然あり得ます

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