映画『ゴールデンカムイ』
人気作の実写化は、賛否わかれることが多い…

金カムは、漫画原作で実写化された作品でトップクラスの出来だった。

↓でもある通り、玉木宏さんの鶴見中尉にめちゃくちゃ期待してた。
期待通り、変態感でてた！←いい意味で

本作の推しキャラは、白石由竹
キービジュアル公開された時は、「なんか違う」って思った。

映画を観て評価がガラっと変わった！
漫画・アニメで感じる”ぽさが、ちゃんと出てた。

白石は見た目じゃなく、ふざけたキャラクターが魅力なんだなと改めて感じた。

白石に不安を覚えた人も一定数いると思うので、本記事を読んでぜひ劇場に足を運んでほしい。

この記事はこんな方を対象にしています。
　✅映画『ゴールデンカムイ』の白石に不安を感じている方
　✅映画『ゴールデンカムイ』を観に行く予定の方

原作通りの心温まる日常シーン！

原作ほぼそのまま。
演出で情報を提示する順序が変わってる程度。

キャラクター別の感想は後述するとして、日常シーンが観ていて楽しかった。
金カムは美味しそうなご飯やキャラクター同志の掛け合いなど日常シーンもみどころやからね！

狩り＋捕まえた動物を食すシーン。チタタプとか。

そして、忘れてはいけない……

味噌（オソマ）の件とか！

漫画・アニメで感動的だった、コタンでのフチと杉元のやり取りはやっぱりええシーン。

何言ってるかわからんのに、なんとなく意味通じてるシーン。
映画は漫画・アニメよりも、ずっと杉元に近い（情報量が近い）状態で体感できた気がする。

・フチの言葉の意味はわからないことをリアルに体感できる
　→文字情報がなく音のみで会話に近い
・フチの表情と言葉の間から、言いたいことがニュアンスで伝わる
　→アニメや漫画よりも情報量が多いんだと思う

上手く伝えられているか心配や…
よくわからない人は、映画を観てください！笑

漫画・アニメを知らずに、映画『ゴールデンカムイ』を観に行く人は、↓をよんでからどうぞ！

知っておくと楽しめる予備知識をまとめてます。

天から役目なしに降ろされたものは１つもない

原作にも出てきたのだろうが、映画ではド頭に示される。

アイヌ語では、「カントオロワ ヤクサクノ アランケプ シネップ カ イサム」ことわざなんですね。

いま時勢に合ったメッセージを強調したんだろうな、きっと…

昨今、自己肯定感を高める言葉がもの凄く求められてますよね。
SNSで他人の情報に触れる機会が増えて、相対的に自分を下にみてしまう人が増えてるんですかね。

ネット上でマウント取りたくなる人がいるのも背景は同じなのかな。
（優越感で自分の心にバランスをとってるのかな）

これはこれで、映画の色が出てて好印象！
ただ、原作の話を映像化するだけでは味気ないですからね。

白石・アシリパ・鶴見中尉が最高すぎた

ここからはキャラ別に感じたことを書いてく！
特に、白石・アシリパ・鶴見中尉を取り上げたい。

この３人は、完成度が高い作品の中でもひときわ目立っていた。
※白石は推し補正はいってるかも（笑）

白石由竹　（矢本悠馬）

脱◯王、あらため脱獄王！
ビジュアル発表された時は、映画には大きな期待は寄せていなかった。

フタを開けてみると、いい意味でバカっぽさ（白石感とでも呼ぼうかしら）がでてた。

印象に残ってるのは、杉元と２人で真冬の川に落ちたシーン！
ちゃんと太い木で火を起こそうとする描写（表情もなかなか仕上がってた気がする）があってニヤニヤしてしまった。

お得意の関節外しも健在！

特有の白石感が観ていても伝わったのは、ファンとしてめちゃくちゃ嬉しかった。

笑い担当の役回りを最後まで完遂してくれた。
アッパレ！

アシリパ　（山田杏奈）

アニメ観てるのか？と思うほど、再現度が高かった。
芯が通った魅力的な人間性が溢れてました！

衣装も拘ってるんでしょうね、きっと。

オソマの件が映像で観られて幸せでした。
ちゃんと変顔もあるで！
※映画は↓とは別シーンです

あと、レタラ（オオカミ）がめっちゃ格好いい！

鶴見中尉　（玉木宏）

まさに、狂気！狂人！
でも、男前やねん。

脳汁垂れてる！刺青人皮まとってる！

登場シーンは、毎回ざわざわした。

おれたちの鶴見中尉が、スクリーンにいる！！！

もう、言葉なんて要らない。
劇場で楽しんで！！！！

他のキャラでは、土方歳三！
「いくつになっても男子は刀を振り回すのが好きだろう？」がめちゃくちゃ格好いい！！
渋すぎた。

舘ひろしさんの声が低すぎて若干聞きとりにくかったけど…

あと、ヒグマはアニメの100倍くらいのクオリティでした（笑）

まとめ

映画『ゴールデンカムイ』の感想でした！
総じて、制作陣の意気込みを感じた作品だった。
評判も良いので、続編を確信している。

✅原作通りの心温まる日常シーン
お決まりのオソマ、チタタプ
フチと杉元のやり取りは、杉元に近い情報量で体感できる
✅天から役目なしに降ろされたものは１つもない
映画で全面に押し出されたメッセージ
✅白石・アシリパ・鶴見中尉が最高すぎた

おまけ

1/22（月）時点で、「ゴールデンカムイ」で検索するとトップに！
『ちはやふる』の末次由紀さんを抑えていたので、めちゃくちゃ嬉しかった。
末次さん記事は投稿して半日も経過していないので、この記事が投稿される頃には順位は変わっているやろけど。

※金カムの波に乗ってビューを稼ぐ気まんまんです

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