先週の後半、急に仕事が与えられた。しかも大量の書類のファイリング＆データ入力。その上、期限付きだし、そんな状況になった原因は上司の都合。だから、｢自分が溜め込んでて悪いんだけど、m__lovemiさん一緒に頑張りましょう｣的なことを言われたのが少し面白かった。その後、私の仕事の優先順位は一変し、日常業務を除いては最優先で進めている。我ながらフル回転だ。こんなことは、配属されてから初めてな気がして何故か本当に面白い。いつもの上司とは別の人なので、新鮮な感覚。だけど、用意周到ないつもの上司には感じられない、『少し無茶だけど何とかしよう』みたいな気持ちが、前職と似ている。私の場合、そんな状況の一員として仕事をこなすことが『やりがいに直結するのかも』って感じる。

現在の私は、職場の中で基本的にマイペースに仕事をこなせる状況だ。ある意味、その現状に慣れてきたことで、今はなんとも思わなくなった。しかし、そんな状況を肯定的に受け入れる為に、過去の私は必死だった訳で、やっと自分で納得出来るようになった。別に、今回のような状況を、常に求めたい訳でもない。だけど、やっぱり少し思ってしまった。未来の自分が、『やりがいの持てる仕事、給料に見合った責任の持てる仕事』をして過ごしている日常を。今でも私は夢見ている。

自分にとって、そんな久々の感情を自覚した時、【自分の中の核心的】なことを気づいた。それは、一言で言うと【覚悟が足りない】ってこと。今回の話で言うと、『正社員でフルタイムの仕事と、家事育児との両立』に対する『私の【覚悟】が足りない』ってこと。『足りない＝全く無いわけじゃい』ものの、逆の発想をした時『そんな【覚悟】を持った【自分の意思】ではない』って結論に私は辿り着いた。実際にその通りな訳で、私は、『仕事とプライベート』に対して『両立よりもバランスを重視』した考え方だ。だから、それが逆転する時が来るまでは、『今の仕事が合ってるって自分で納得出来る』って話。

ただ、更に深く考えてしまった私は、『んなら、人間は、何事にも【覚悟】を持って生きてるの？』なんて疑問が湧いた。『そんな訳無いよね』なんて思いたかった私だけど、『たぶん違うかも』ってなった。きっと、『本人自身が納得出来る【覚悟】に伴った人生』を送って毎日生きてるんだろうなって感じる。『だってさ、そうでなきゃ逆に辛いじゃん？』て思ったからだ。その具体的理由は【自分の意思に比例した、より強い感情→責任を伴う覚悟】なイメージ湧いたから。私は、人生で初めてそんなことを考えた訳だが、私自身【覚悟】はきっと少ない方だと自覚する。

以前の投稿であった、【上司からみた私の印象】について、実は、あれから毎日考えていた。上記の思考回路は、その要因にも、きっと直結すると思っている。何故なら私は、『派遣』であるが故に、段々と以前のような意欲が、間違いなく衰退している。その方が『自分の気が楽』に過ごせるからだ。『責任』を自覚したり、今回のような『量ある仕事を期限付き』で求められたりする仕事もほとんどない。そんな日常に『慣れて、甘えて、無意識』な私。だから【自主性が乏しい印象】を周りの人達に与えるのは『ある意味当たり前』な話。つまりは【自分の意思に比例した、より強い感情→責任を伴う覚悟】なんて思考が、まるで無いってことだ。上司とは、あくまでも仕事での関係性であって、その仕事中の印象が【それ】な訳だ。自分の中でも『派遣』と割り切っている部分もあるから、仕事ではそれ以上深くは考えないよ。ただ納得しただけって話。

そして、上記の思考を今度は、【私の人生】に置き換えて考え始めた。【自主性の乏しい自分】の状態に『慣れて、甘えて、無意識』で人生を送っているとしたら、どうだろうか？【私の人生】の話なのに『めちゃくちゃ無関心過ぎないか？』と思った。そんな感覚が『自分の人生に対する【責任】や【覚悟】が足りない』ってことだと私は気づいた。【自己責任】の『意識が低い、重い、怖い、出来ない』なんて思って生きていたら、『そりゃ【覚悟】を持った人生も送れないんじゃないの？』って納得する。『自分の人生の選択に【責任】も【覚悟】も無い』ってことでしょ？ってこと。『本来の自分が望む人生』から逸れてしまっても、そんなものは、『他人任せにした【自分の責任】じゃない？』って思ったのである。私は、大事な自分の人生の決断をする時に、【責任】や【覚悟】に対して『どれだけ本気で自分と向き合うか否か』ってことを考えさせられた。

私は、今年29歳になる訳で、いつまでも子供な訳じゃない。自分の人生、『常に自分で舵を取れるように生きたい』と思う。その為には、【責任】や【覚悟】なんてものは、きっと【必要不可欠】なんだと実感した。自分の人生における【取捨選択】をその都度行い、その【責任】と【覚悟】を持って『次の新たな1歩を踏み出す』みたいな。先程も書いたように、私は『正社員でフルタイムの仕事と、家事育児との両立』に対する【責任】も【覚悟】もぶっちゃけ『今は無い！』ってことだ。無理して頑張らなくても【自分らしく生きられる選択】が『両立よりもバランスを重視』した働き方ってこと。

更に更に根本的なことを言うと、【生まれたからには自分らしく生き抜く覚悟】に対する有無の問題だということ。そんなことさえも考え始めた。過去の私のように、いつまでも『他人に甘えて頼って助けてもらって』生き続けるのか。そうではなく『自分で自分らしく生きるために、あえて手抜きや息抜きをして』生きるのか。私は、後者の生き方を望む。そして、その為には、もちろん沢山の【人生経験】が必要だと考える。何故なら、そうじゃなきゃ『手抜きや息抜きのやり方、さじ加減』も分からないと思うからだ。
【常に自分を意識】して、本来の自分を模索すること。そして、自分を信じて前に進む為の【責任】と【覚悟】を持つこと。その上で、本来の自分の希望を掴んで叶えていくこと。それらの【経験を積む】ことで、自分の『得意不得意』や『個性』等の【自分らしさ】が、きっと見えてくる！と私は実体験から言える訳だ。【自分が無理しない生き方】は、それらの『自分の人生経験から作っていけばいいじゃない？』なんて思うのである。だって『手抜きをしたら、その分得意分野でカバーする訳だし！』って感じ。その『手抜き』も『得意分野』も、どちらも自分の『【責任】と【覚悟】のさじ加減』だと私は思う。