見出し画像

読んだ本から自分のウィークポイントを知る #32 ソーシャルデザイン

「大人の夏休みの宿題」絶賛実施中その7

2019/7/28(日)、川崎市多摩区が主催している「ソーシャルデザインセンターの開設に向けた多摩区フォーラム」に参加してきました。

「川崎市のこれからのコミュニティ施策について」A3-1枚物になったものをいただきました。

ソーシャルデザインセンターって何?

この写真の中の文言抜粋

(表面)
人や団体・企業、資源・活動をつなぐコディネート機能やプロデュース機能などを融資、まちにちょっとした新しい何かを生み出す空間
(裏面)
市民創発によって課題解決を行うため、地域での様々な新しい価値を生み出し、社会変革(ソーシャルイノベーション)を促す基盤(プラットフォーム)を創出します。

言ってることはかっこいいんですけどねぇー

集会所ではソーシャルイノベーションは起きない・・・

この報告会の時に私が考えていた思いをFacebookに書いていたので、転記+一部修正

さて、今年度末に開設を目指した「ソーシャルデザインセンター」
こういうところに参加してる人は、まちの課題をたくさん持っている人たち
(またはシビックプライドが高い人たち)だったりもするので、いい話が聞けました。というか、私がまちづくり的なところに出てくるのも珍しいことではありますがw
こういう会議が持続的に行われるといいですよねぇーというか、みやもとがワークしていたチームはやはり私がみんなの前でしゃべることになり、
普段でも早口なのにしゃべれないぐらい付箋が多発している・・・多摩区は、「市民活動が尖りすぎてて参加しにくい」って言う人が印象的だったなぁ・・・大学生とかも参加してたのですが、やはり年齢的には夜働いている人も交流できるようになっていってほしい面もあり。
やっぱり世代的に働く世代がずっぽり抜けてる気がしてならないですよねぇーまさに「川崎都民」( ̄-  ̄ ) ンー
すごく局所的な話をしてて、川崎全体で考えてほしいところもあるんですよねー違う区をいろいろ見て回ってるとその傾向が特に強い
そういう意味で違う世代(ほぼ私より上)と話したのはいい頭の体操だと思ってます!今後の展開も追ってみることにします!

後でこの文章を見ると「というか」が多い。ということはたぶん個人的には納得いってない内容が多かったんでしょうねー。参加者もまちの代表者たち(NPOの理事や町会長とか)が多すぎて、平均年齢も高く、自分たちの主義主張が強すぎてまとまらないというか・・・私ぐらいの世代になるとまちは「住むところ」になっていてそこで「暮らしを充実させたい」とは思ってない人も多いかも。少し移動すれば、遊べるところがあるので近くの住民と交流しなくてもとかね!

これは2週間ぐらい前の事なので少しおいといて・・・(本題から外れるのでー)

ソーシャルデザインについて

以前、「文喫」でこんな本を見つけたので、ネットで購入し事前に読んでたのです。こんなワークショップをやるだろうとおもっての予習(* ̄ー ̄*)ニヤリッ

いろんな社会課題などのワークショップなどに参加することもあるのですが、デザイン的な思考、発想からアイディアを想起することが多く、そういうのが体系だって書いてあるものがないのかなと思って探してた本です。早くこういう本にで会えていたらよかったのですが、「おわり」に書いてあることなんですが、著者のきっかけが

神戸市職員向けにソーシャルデザインをテーマにした研修ができませんか?

と申し出があったところだったらしいです。

ということは、社会課題をデザインの力で解決したいと考えているような方にはオススメできる本だと思います。

Part1は、それぞれ章に分かれていてソーシャルデザインを「森の中に道を作る」活動としてわかりやすくそして具体的に書いてあります。

1.森を知る
 森の中を歩き、先人の知恵を学び、森の全容を理解する。

2.声を聞く
 森の住民、管理者、活動家の声を聞き、課題を自分ごとにする

3.地図を描く
 自分の目と耳と足で手に入れた情報を手掛かりに森の全容を地図にする。

4.立地を選ぶ
 どこに道を作るべきか、選択・決定する。

5.仲間を作る
 住民や専門家など、道づくりに協力してくれる仲間を集める。

6.道を構想する

 どんなみちをつくるべきかというアイデアをみんなで多数出し、検証し、具体化する。

7.道をつくる
 仲間とともにみんなで道を作る。どんどん改良し、必要なものは加えていく。

目次の構成だけですが、かなりまとまったもののように思いませんか??今までのノウハウが凝縮されてる感じです。ワークショップをやるときの準備からブレストでのルールなど、読書ノートを作る派なのですが、重要事項が多すぎてかなり濃厚なまとめに。

Part2にはソーシャルデザインの実践例も載っていてこういうのは型にはめるものではなく、自由な発想からのスタートだったりするので、5年以上発売から経過した本でも中身は新鮮なものが多いです。

issue+design

参考までにリンク

https://issueplusdesign.jp/

話はもどって、意見書の提出

ソーシャルデザインセンター開設についての意見書を提出できるとのことで、文章の内容はともかく一般の人からの広く意見を聞いてるという意味では、「気持ちだけは進んだまち」じゃないかなと思ってます。
個人的にはGoogleフォームとかメールを使わなくてもいい仕組みとかまだまだまちに住んでいる人は、「ソーシャルデザインセンターを作ることさえ知らない人たち」が多数の状況で、来年春ごろにはこの仕組みができてる感じになるのか否か??

まちづくりって会社で、プロジェクトまわすよりも難しいこと

だなって、日々思います。仕事でプロジェクト組むときは、だいたい意志としてベクトルは同じ方向を向いていますが、まちづくりやまちで何かしようとしたときは、だいたいみんな向いてる方向が違う。そういう時にこういう本の知恵が役に立ちそうな気がしたんですよねぇー

川崎市は「希望のシナリオ」と言っているからには、希望で終わらせないソーシャルデザインセンターといわれる多様なつながりや居場所、資源をつなげる機能を持った「まちのひろば」を作っていかないとですよねー(o゚ω゚))コクコク

http://www.city.kawasaki.jp/tama/page/0000104793.html

夏休みの宿題にしていた、提出物を区役所あてにメールで提出。
選挙の投票と同じ感覚で書いちゃったけど、発言はしとかないと(o´・ω-)b ネッ♪
これで一つ宿題が終わり!

この記事が参加している募集

推薦図書

ここまで読んでくれてありがとうございます! 読んでくれる方の多くの「スキ」で運営されてます!! XやInstagramのフォローは自由にどうぞ!