スーパーセンシティブ5　#29歳うつ克服日記

2021年4月15日 17:15

私が通うヨガスタジオ（サットヴァスタジオ）との出会いにより、うつを克服。私のように苦しんでいる人の力に少しでもなればと、うつになってから治るまでの経緯を書いています。

▼前回のお話

■最初のヒビ

家族以外と暮らすなんて初めての体験。
はじめこそ浮かれていたものの、少しずつ、楽しいだけじゃないことが分かってきました。

たとえば箸の置き方。
うちではずっと、配膳時はテーブルに直置きスタイル。当たり前のように置いていたら、彼から文句が出ました。

「テーブルに直接箸を置くなんてあり得ないんだけど」

もちろん箸を置く前にテーブルは拭いています。それでも汚い。嫌だだという彼。
なんとなく腑に落ちない気持ちになりながらも、彼の意見を尊重することにして、その後はうつわの上に置くことにしました。

当たり前ですが、これまで過ごしてきたお互いのやり方があって、どちらかが折れなきゃならない。
それを話し合いながら、互いに譲り合っていくのが理想的だと思いますが、当時のわたしは「すべてわたしが譲る」で解決してしまいました。

この些細な、ほんとうに些細な出来事から、わたし達のあいだに主従関係ともいえる関係ができあがっていきました。

古き良きといえば聞こえがいいでしょうか。
日本古来の？男性優位な同棲生活を1年ほど続けたころ、彼からプロポーズをされました。答えはもちろんイエス。従者としては主人の意向は絶対です。

冗談はさておき。結婚へのあこがれを人一倍抱いていたわたしは、二つ返事でOKを出しました。両家への挨拶もすませ、26歳で入籍。友人いわく「ド派手でバブリーな結婚式」も挙げました。28歳で第一子を妊娠。29歳で出産。

絵にかいたような順風満帆さ！

て思いますよね？
みなさまお忘れではないでしょうか。
これはわたしの我慢という土台の上に成り立っているということを。
初めての出産を終え、慣れない育児生活がはじまるころ、2つめのヒビが入りました。

▼次のお話

私が通うヨガスタジオ（サットヴァスタジオ）との出会いにより、うつを克服。私のように苦しんでいる人の力に少しでもなればと、うつになってから治るまでの経緯を書いています。

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