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親の背を見て子は育つ【子どもたちとの毎朝#249】

2022年10月19日 曇り

今朝、ママから、昨夜からの長女の咳が気になるから、大事をとって学校を休ませようと思うと話があった。

お友達とのハロウィンパーティーリベンジや、次女の誕生日会など、10月後半もイベントが盛りだくさんなので、ここで体調を悪化させてしまうと、、、という判断だろう。

そんな話をして、ママは用を済ませるために一度会社へと向かった。
あとで、小児科で落ち合う。

子どもらは、そんなわけで、今朝は、ゆっくりと目を覚ます。

寝起きの長女に、咳が気になるから今日は学校休んで病院に行こうってママが言ってたよと声をかけると、長女のテンションは、急に著しく上がった。

なかなか目を覚まさない次女を「◯◯(次女)〜、朝だよ〜!」と、ご機嫌なグルーブで起こしてくれる。
こんなことは上がってない限り考えられない。

目を覚ました次女は、「◯◯(長女)、お休みズルい!」と言ったが、長女がすかさず、「じゃあ、◯◯(次女)に270円で何か買っておいてあげるよ!」と言うと、「やったー!お菓子?」と、次女もテンション上げ。

楽しそうにしてるのはいいのだが、この一連の姉妹のやりとりにすごく違和感が残った。

体調がすぐれないので学校を休む長女のことを、羨ましがる次女に、長女が、お手伝いで貯めたお金270円で、次女の好きなものを買ってあげるから保育園に頑張って行ってきな、と言っている、、、。

まず、そもそも体調不良で休むのだから、長女が、今日は1日好きなことして遊べるー最高ーと、上がってるのがおかしい。

そして、体調不良で仕方なく学校を休まざるを得なくなった長女のことを、学校をズル休みしていると捉え、羨ましがっている次女もおかしい。

また、次女が保育園休みたいと言うのに対し、長女がお手伝いで貯めたお金270円で、次女の好きなものを買ってあげるから、頑張って保育園に行っておいで、というのもおかしい。

まるで、自分でお金を稼げるようになり、手に入れたお金を使ってヒトを動かそうとする、先日の薄汚れた私のような発言だ。

先日土曜に運動会があった関係で、今週の月曜は、学校がお休みだったのだが、パパママが在宅としてあげられず、学童に行かざるを得なくなったことに涙した長女に、マックのハッピーセットのおもちゃでゲットできるリカちゃんが妥協点とならないかと持ちかけた、あの薄汚い話である。

親の背を見て子は育つ。

今朝の姉妹の会話は、一見すると、かわいらしくて、微笑ましいもので、子どもたちにとっては、邪気のないごく自然なやりとりだったはずだが、パパママの影響を多分に受けての、長女のごく自然なお金を用いた提案に、ややゾッとした。

今一度、気を引き締めて、子どもたちと対話したいな、そんなふうに思った今朝の出来事でした。

姉妹は、その後も「うまい棒にする?」とか楽しそうに会話していた。

私は寝室から離れて、朝ご飯の準備などしていたが、しばらくして「パパー!ちょっと来てー!」と呼ぶ声がした。

なんだよ怖いなーと思って寝室に行くと、「窓ガラスに犬か猫の足跡がある、、、」と長女。

こわ。

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