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障害者福祉から地球人意識へ|お金のいらない世界を創りませんか?

今日は淡路島の諭鶴羽ダムに来ています。
ダムの少し上流で川に降りてきていて、今、川の音が聞こえるかと思います。
とても綺麗な川です。

今日、お話ししたいなと思ったことは、、
先ほどコンビニに寄ったら、ちょうど重度障害の施設の車が、何人かの利用者さんを乗せて止まってたんです。
そこで、利用者さんが乗り降りされているところを施設の職員さんたちが補助されているのを目にしました。

その時に、
「あぁ。。手助けが必要な人と、健常者と言われる人たちの距離感が近づく世の中に、本当になってきたな~」
って、改めて感じました。

すごく優しい世の中になってきたなって思ったので、それについて、少しお話ししたいと思います。


↓ 音声配信はこちら ✨🎙️✨ ↓
※ 超高齢社会の2025年問題について触れていますが、65歳以上の人口ピークの推計は2040年代のようです(参考:令和5年版高齢社会白書)



障害者福祉が身近だった幼少期

というのも、私の父は身体障害者で、足が不自由なんです。
下肢障害の2級で松葉杖をついて歩く父親を見て育ちました。
今は高齢者として外出の時は車椅子で介助してもらって移動していますが、若い頃は家の中の移動も、這って移動するか、壁があるところは壁を伝って生活していました。

…というように、私にとっては障害者福祉がとても身近だったんです。
なので、子どもの頃から学校に対しても、疑問を持っていました。
障害者の子どもたちを支援学級に”分けている”というのが、私にとっては違和感があったんです。
「なんで分けてるんだろう?」みたいな。
『あれが差別の要因』だと、子どもの頃から思っていました。

私は特別、父親と仲が良かったわけでは全くなくて、ごく一般的な感覚で「思春期になったら父親に近寄りたくない」というような距離感だったんです。

家庭環境から得た、私のスタンス

私にとっての父親は、『身体障害者である前に”父親”』なので、皆さんが思っている感覚と全く同じなんです。
父親への意識は「足が不自由だから、かわいそう」といったような、その当時の世の中の風潮とは全く違っていたんです。

ただ、祖母は親なので、口癖のように
「お父さんを気遣ってあげてほしい」
と私たち孫に対して言ってました。
やっぱり、親の立場と子どもから見る”障害者”は全然違うんです。

子どもの立場だと、『かわいそう』とか全然思ってないんですよね。
私の障害者福祉に対するスタンスは、そこが出発点です。
でもその一方で、社会における差別の変遷も目の当たりにしてきたわけです。

私はいつも、発達障害の支援をしてきたという話をしていますが、私にとっての障害者支援の入り口は、実は、子どもの時の家庭環境で、その頃に固まった立ち位置はそれ以降変わってないんです。

昭和世代の私ですが、平成に入って”高齢化”が社会課題として取り上げられるようになった頃、私も職業訓練校でヘルパーの資格を取りました。
実務としてはしなかったんですが、ここで学んだ『尊厳』というキーワードが、その後の整理収納アドバイザーとしての活動や、NPO法人を設立しての発達障害の啓発をする上での姿勢となってゆきます。

社会の高齢化がもたらした意識変化

それはさておき、今はすでに超高齢社会。

ここまでくる間に、多くの日本人が
「家のおじいちゃんおばあちゃんが、足腰が不自由になって介助が必要に…」
という経験をするようになりました。

私はこの過程で、「これで良い世の中になるな」と思ったんです。
身体障害という観点では、多くの人が身近な経験をするようになると理解は深まりますよね。
だから、私が生きてきた50年を振り返ってみると「すごく良い方向になっていってるな」って思うんです。

現代社会を「殺伐としてきている」って捉えてる人もいらっしゃるようなんですが、私にとっては「ものすごく皆さんの意識が開けてきて、意識が拡大してきた」つまり「自分のことだけじゃなくて、他の人のそうした”困難さ”にも意識が向くようになり、自分ごととして捉えられるようになってきたと感じています。

そうすると、社会全体にも少しずつ意識が向くようになって、「自分と無関係だから知らない」じゃなくって少しずつでも意識が向くようになりますよね。
子どもさんの貧困の問題など、地域にとっての身近な社会課題もあるので、私は心の奥深くから『すごくいい時代になってきたな』って思っています。

地球人としてのあなたの役割は?

度々、お話ししているように、私はヒーリングをアルクトゥルスのヒーリング・チームとつながってヒーリングをしています。
地球上には、そうした交流をしてる人がすでに一定数いることはご存知の方も増えてきていると思います。

日本が過去、明治維新で開国をしたように、これからは、そうした存在たちがいる宇宙に向けて星を開いていく時代です。
そうすると様々な種族の存在たちと交流が始まって行くことになります。
彼らの共通認識は、『宇宙意識』とも表現されています。

こうした存在たちとの交流を進めてゆくには、これまでの良い流れを、更に踏み込んで進めていく必要があります。
でも多くの人は、何か特別なことをしなければいけないわけではありません。
時代の自然な流れに乗っていればいいだけです。

ただ、どのような物事でも同じように、問題意識を持って努力して取り組もうとする人は、一定数必要なんです。
文章の起承転結で言えば、『起』や『承』に当たる人たちです。
それが波紋のように広がることによって、多くの人たちは『転』や『結』の役割で、なんとなく「世の中が変わってきたから、自分も変わらなきゃ」っていう流れになってくるんです。

あなたの小さな一歩が、未来を創る

例えば「食」。
『起』や『承』に当たる人たちの中で、農業をしている人や、消費者として食を大切にしている人は、周りではまだ取り組む人が少ない『無農薬』『自然農法』などに取り組んで行く。

衣類についても、住まいについても同じです。
自分が興味・関心のある”何か”をすることで、多くの人にとって優しい社会にしてゆくことができる。

つまりそれは、地球にとって優しい社会ということになるんです。
地球にも優しくて、人にも優しい。そして、動物にも優しい。
この地球上に生きる皆んなが調和して生きられる世界に向けて、もし自分が『起』や『承』の役割で行動する必要があると感じている方は、ぜひ小さな一歩を進めて行きましょう。

何も大きなことをする必要はなくて、消費者の立場の方であれば、自分の経験を友達に話したり、SNSで投稿したりするだけでいいんです。
一つ一つは小さな行動でも、それを見た10人が行動をして、その人たちがその経験をまた周りにシェアしてゆく。
そうした消費者の選択の変化が、生産者をかえ、未来を創り出してゆくことになるのです。


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