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日刊 かきあつめ

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駆け出しのライターたちが、(ほぼ)毎日更新していく共同マガジン。 ※最近は「月水金」更新となっております。 今回のテーマは「#お笑い」です。
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2021年12月の記事一覧

泰然自若の精神で

今回のお題は「新年の目標を四文字熟語で」である。 わたしの2022年の目標は「泰然自若」だ。意味は、何事にも動じず落ち着いた様子のこと。どうしてそんな目標をもつのかというと、きっと来年は落ち着いていられないからである。 来年の1月7日は、第一子の出産予定日なのだ。予定日を目前に控えたわたしは、何を考えているだろう。あるいは予定が前倒しになり、この文章を公開するころにはすでに子どもが生まれているやもしれない。 この文章を書いている12月18日のわたしは、まだ少し余裕がある

雨の日に無理して出かけてもいいことないよ!

ライターマガジン「日刊かきあつめ」の今回のテーマは、#新年の目標を四字熟語で。 2022年は「晴耕雨読」をキーワードに生きていきたいなと思っています。 晴耕雨読(せいこううどく)は、もともと字面や響きが好きな四字熟語でした。今回noteを書くにあたって意味を引いてみると、私の解釈とは違った意味をもつ熟語であることがわかったんです。 定年後のおじいちゃんおばあちゃんや、FIREを達成した人ののんびり田舎暮らしのイメージですかね。 一方で私は、「晴れた日には畑を耕し、雨の

2022年、喜び多き年となりました

クリスマスが終わると、もう年末である。 2021年は、「整理整頓」の年だった。 2021年はどんな年だったろう?終わる気配のない大掃除の手を止めて、2021年の手帳をめくってみた(だから終わらないんだろうなぁ)。私にとって、今年は「整理整頓」だった。社会の変化に心も身体も追いつかず、しがみつくように過ごした2020年に対し、2021年は少し冷静さを取り戻し、心と身体を整える、住環境を整える、思考を整理する等……整理整頓をしてきたからだ。整理するほど頭の中はクリアになってい

人生己の心の指すまま

あれは確か小学校のとき、父から課された受験勉強に精を出していた頃。四文字熟語の意味を回答する問題を解いてた。 「初志貫徹」はじめて見た熟語だ。辞書を片手に意味を調べた。 「初めにもった志を最後まで貫き通すこと。」最初っから最後までおんなじことを続けるって意味?なんだかつまんねぇな。 四字熟語の暗喩的な表現に気がついていない、新しいことが好きで飽き性な子どもであったわたしは、その感想通り初志貫徹という言葉に魅力を感じなかった。むしろ苦手な分野なので子どもながら倦厭したのかも知れ

誰為人生(誰が為の人生…!?)

今回の#日刊かきあつめのテーマは#新年の目標を四文字熟語です。 毎週末弟からラインで写真が送られてくる。それは粉雪の舞う氷点下でも、溶けそうな炎天下でも元気いっぱいの子供たちと映った家族写真である。 子供たちは満面の笑みではしゃいでいたり仏頂面だったり大泣きしていたりその時々で色々な表情で写っている。しかしどれも家族の絆を感じさせる温かな写真である。 これが生き方の正解よね。 学生時代に恋愛して就職して結婚して子供を作り家族で生きていく。 独り身は何かと削られる。

2022年は焦らず、ビビらず。

11月に神社にお参りに行った時、衝撃の事実に気づいた。私と夫、来年思いっきり厄年じゃないか…! 平成2年生まれの私は本厄。昭和57年生まれの夫は前厄である。おぉ…まじか…来年この家に何か大きな災いでも起きるんじゃないだろうか。怖すぎる。結婚3年目で勘弁しておくれ。 とにかく年明けには2人で厄払いに行くことに決めた。というかそれしか対策が思いつかない。 ただ、あまりにも無防備な状態で来年を迎えるのも怖いので、一応厄年について調べてみた。すると、厄年には引っ越しや起業、結婚

私論・自己流マイスタイル Bitter Sweet, My style's Blues.

私は人生の大半を、いかにしてサボるか?ショートカットするか?を行動指針として生きてきたのだと思う。どこかの週刊誌連載エッセイの出だしに似ている・・wwお気付きの方いらっしゃいますか?今回の日刊かき集めのテーマは #好きなスタイル 。 ◆アムロちゃん世代 と マイポリシー 実は私、アムロちゃん世代の自称他称ギャルである。お堅い職業の時分は朴訥な人と思われがちだった為、気付かない方は多かったのかもしれない。いや寧ろ一目瞭然か?割合元来は真面目な性格なのだが、放っとくと

忘れかけたあの頃を取り戻せる!? YouTube『あたしンち』おすすめ動画ベスト3

8月に1LDKから2DKに引っ越したことにより、いわゆるダイニング(台所)で食事をすることになった。あまり気にしていなかったのだが、ダイニングにはテレビが置けず、テレビを見ながら食事することができない。 会話をするといってもずっと話しているわけではないので、何か音が欲しい。そこで、ダイニングテーブルに小さいタブレットPCを置いて、YouTubeを見ることにした。 いろいろなチャンネルを見たのだが、食事しながら見るには、【アニメ】あたしンち公式チャンネルがちょうど良い。

恵まれているはずの家族スタイル

一生に出会える人の数は30,000人と言われ、本当の友だちになるのは30人、親友と呼べる人は3人、と言われている。 では親と呼べるのは何人だろうか。 今回のかき集めテーマは「#好きなスタイル」である。スタイルということなので、好きな形を考えてみたところ、一番に浮かんだんのは家族の形だった。 家族の定番の形といえば「核家族」スタイルで、これは「夫婦のみ」「夫婦と未婚の子供」「父親また母親とその未婚の子供」の家族を指し、アメリカの人類学者であるジョージ・マードックが人類に普遍

こんちくしょう

売れろ売れろ、在庫が過多だ 鬼の居ぬ間に残業、PCライトが目に刺さる 正月を逃すな、2月はキツい 誰の仕入れだ、半年前の俺だ 売り込め売り込め、送ってしまえ 在庫を隠す上司よりはマシだ 頭がチクチクする。今回こそダメかもしれない。 ああチクショウ、この時間が好きだ 泣きつけ泣きつけ、バイヤーに泣きつけ あの日のゲロは、このときのためだ こんなんだから、相場モノは嫌だ 誰の仕入れだ、半年前の俺だ 電話を止めるな、倉庫はまだ空いている 伝票も打ってしまえ、送り先間違え

ピアスを外して少しだけ身軽になった

10年前から毎日着けていたピアスを、ジムの更衣室でなくした。買い替えるのもめんどうで、ピアスを着けなくなって半年経つ。すっかり小さくなった穴を鏡で見ながら、なんかいいなあ、と思った。ピアスを着けないほうが自分には似合ってるとか、ピアスを着ける煩わしさから解放されてせいせいするとか、そういうことではない。 大事だったものを手放して、ちょっとだけ身軽になった気分なのだ。 穴を開けた当時、高校を中退した直後で心が弱っていた自分にとって、ピアスはファッションというより武器や防具の

新品?中古?図書館?本を買うときに迷ったら。

ライターマガジン「日刊かきあつめ」の今回のテーマは、#好きなスタイルです。 新品、中古、図書館、電子書籍などなど、あらゆるルートで入手できる本。読みたい本があるとき、どうやって手に入れていますか? 私は、月に10冊ほど本を読むため、全て新品で購入していたらお金がいくらあっても足りません。目的や本の種類によって本の購入スタイルを細かく分けているので、今回はその分け方を少しご紹介できれば。 いつも本をどこで買おうか、または借りようか悩んでしまう方の参考になれば幸いです!

「なんでもない日」を「素敵な日」に。心を満たすものに囲まれたい

子供の頃、私は近所の「お姉さん」たちに面倒を見てもらうことが多かった。姉のいない私は「お姉さん」という存在に憧れていた。だからだろうか、私は、彼女たちの持ち物やお洒落に興味津々だった。 中学生の時、お姉さんのいる友人が使っていたペンケースに一目ぼれをした。それはシンプルだけど、絶妙な色遣いでとてもお洒落だった。私がそれまで使っていた犬や猫が描いてある筆箱(この呼び方が合う気がする)とは異なり、きらきらして私の心を捉えて離さなかった。ペンケースにプリントされたロゴをそっと確認

趣味は酒、特技は酒、弱点も酒。

タイトルは上司から引き継ぎを受けたお客さんに、初めて挨拶をしたときのわたしに対する紹介文句だ。印象付けるために勢いと語呂が良くて飛び出た言葉だったようで、その時は適当に反応して流したが、後になって考えてみればある意味、的を得ている気がしている。 酒を飲むことは好きだ。実家の家族も晩酌は毎晩していたし、小さいころから酒の席を身近に感じていた。成人してからも周囲に大酒飲みの友人が多かったせいか、大学時代は学校よりも居酒屋にいた時間の方が長いかもしれない。 コロナ禍ではさすがに出