見出し画像

結婚16年目で悟ったこと〜恋愛は情熱、そして結婚は生活。恋愛の情熱が小さくなった先にあったものとは〜

私は40歳。


結婚して16年目になる。


そんな私が今になって、つくづく感じてることがある。


それは、


恋愛は情熱。


そして、結婚は生活。


ということ。


夫と結婚した20代半ば頃の私は、当時交際歴二年弱が経過していた夫のことが、もう好きで好きでたまらなかった。

そして当時の私たちは、微妙に県をまたぐ、電車で二時間ほどの距離感の場所に住んでいた。


そして、好きな人との物理的な距離感があることを辛く感じてしまった当時の私たち。

(→特に私。若かったんだなあ………と感じる。
「恋人とは、ある程度物理的な距離感もあった方が良くない?」とアラフォーになった今になると思う)


だったらいっそ結婚を視野に同棲しちゃえー!ってなって、それをお互いの両親に話したところ、「だったらもう結婚したらええやん?」という流れとなり、夫とは結婚に至った。


新婚当初はもう、この上ない幸せだった。

そりゃあ好きで好きで一緒になったのだから。


けれど月日を重ね子宝にも恵まれ、そうして恋人同士だった私と夫は長い月日、紆余曲折を共にし、お互いが生活の一部、景色の一部と化して行った。


あ、でもこれは決してネガティブな意味じゃない。

だって、ひとつ屋根の下で毎日毎日顔を合わせるのだから、それはもはや、お互いが空気のような存在になるっていうのは、私は、自然なことだって考えてる。


「あ〜……好きだなあ………」って、そうパートナーのことを情熱的に思えるのって、せいぜい最初の三年くらいなんじゃないのかなあ…………?

人それぞれだとは思うけれど。


そして、そこから先に待っているもの。
それが、


リアルな生活だ。


夫や子供たち、家族にご飯を用意して、家族の衣類の洗濯をしてお家の掃除をして、そして夫のおパンツをたたむ。

夫が全裸で目の前をうろうろとする姿だって、もはや景色の一部。笑

そして休日には、髭ズラでこたつで放心状態の夫を眺め。笑


でも不思議と今の私はそんなふうに、世の中的にいえば「おじさん」の仲間入りを順調にしつつある夫をそっと眺めていると、愛しさすら湧いてきたり「かわいいなあ……」って、そう微笑ましく思うときすら実はある。

私以外の方から見たらきっと夫は、ちょっぴりこざっぱりとした、至ってなんの変哲もない40代のおじさんだとは思うのだけど。笑


でも、ちょっとふと思った。

きっとこれをっていうんじゃないだろうか?

 

私も過去に経験してきた、恋愛の情熱とかって、刺激的で楽しいしすっごくすっごく幸せだった。

けどその情熱が小さくなっていった先には、長い長いリアルな生活が待ってる。


その生活はぶっちゃけてしまうと、情熱だけじゃきっと長くは続いては行かない。

そこにはお金の問題=経済力の問題だったりも、まちがいなく絡んでくるものだから。


けれどその一方では、本当に好きになった人が現れたのなら、それはきっとご縁、てことも思う。

好きになった相手、ご縁があった相手と長く共に過ごしてゆくと当然のことながら、相手も変わるし自分も変わる。


でもそうして、お互いに変化や進化する過程も一緒に共有し、そしてどんな時もどんなことがあっても受け入れて行くってのがきっと、夫婦なのかなあ……?って最近は思う。


40代に入ってから、ほんと人生折り返しだなって色々なことを感慨深く感じるようになった。

そうして考えてみたことを、今日はこうしてパッと書いてみました。



ここまで読んでくださってありがとうございました。



記事を読んでいただきありがとうございます☺️これからも真摯に文章を書くことを追求して行きます。よろしくお願いいたします!