まなな╭( ・ㅂ・)و

嵐さんのお話、はじめました…( ・∀・)

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最近の記事

このてのひらに -purple

※去年、他のブログに掲載していたものを少し直して再放送をお送りしています。 ※あらしさんのお話。Jです。 『お疲れっした』 『じゃ、明日はam8:00に向かえですので』 『おっけー』 ▤▤▤▤▤ 『ただいまー』 だれもいないのはわかっているのに、 必ず声にしてしまう習慣は きみのせいだ。 今でも 『お帰りなさい』 なんて優しい声が聞こえるかもしれないなんて、 ありえない空想をしながら扉を開けるおれ。 いいかげんにしてくれよ。 ほんとに聞こえたら、おれも

    • このてのひらに-blue

      そういえばさ、海行ったね。 あん時は、ぜんぜんバレなくてさ、 すげー自由だった。 釣りにもハマってない頃でさ。 きみは…うっすい水色で、白い小さな花柄のワンピースで。 肩がやけに開いてたから、どっきどきした。 まだキスとかもしてなかったよね? え? してたっけ。 ごめん…覚えてないや… でもさ、あの夜は… ▤▤▤▤▤ 連絡が来たのは、昨日の夜だった。 きみがなくなったって。 同級生から電話なんて、めったにないことで。 実家に電話をして、うちの番号を聞いた

      • このてのひらに-red ②

        街路樹が続く道。 閑静な住宅街。 歩道を気にしながらきみを探した。 仕事が終わってからという不確かな時間。 しかも夜遅い。 だから、なるべくきみの家の近所で 車で。 『今から行きます』 と連絡ができたのは、てっぺん(0時)間近。 昼とか。朝とか。 土日とか。 そういうのにまったく無関係な世界。 しかも1回しか話したことのない娘を 真夜中に車に乗せて二人っきりっていう… ご両親に申し訳ないようなこのシュチュエーション。 あ。 細身のデニムパンツに薄いグレーのカー

        • このてのひらに-red ①

          『そっか…仕事なら仕方ないよな。伝えとくよ。まぁ皆わかってると思うけど。』 『残念だけど…よろしく言っといて。あと…おめでとう…って』 『もちろん。あいつのデレデレ顔の写メ、送るから』 『いらねーわ!』 ▤▤▤▤▤ おれたちが付き合ってたことは、誰も知らない。 メンバーさえ。 いや、気付いてるやつはいたかも。 でも、気付いたからと言ってとやかく言うやつもいない。 そっとしておく。 自然にできた、おれらのルール…っていうほど 縛りの強いものでもないけど。 彼女

        このてのひらに -purple

          このてのひらに-green ②

          『で…この卵を少しずつ…』 『混ぜてればいい?』 『うん。そうそう。やっぱり器用ね…』 『へぇー、こうやって作るんだ』 初めての…共同作業…ってやつで。 おれはすっかり舞い上がって、 きみの後ろに回り込んでバックハグ。 『はい、次は形作りです!』 『たのしー♪ね、これ何に見える?』 『ん、? もう…ばか!』 焼いている間に、アイシングっていう砂糖を溶かしたものに色を付けて 飾り付けのしたく。 『でもさ、突然どしたの?』 おれはちょっと気になったことを

          このてのひらに-green ②

          このてのひらに-green ①

          ※[この手のひらに]という曲がモチーフの、あらしさんがあらしさんのお話です。 ※もちろん妄想です。 ※まずは、あいばくんから。 ▤▤▤▤▤ 『あ、手際いいですね~』 『ありがとうございます、誉められるとは!』 『あははは、やっぱ最近この番組で料理やってるからね~』 『そそ!慣れてきた!』 今日のロケは、国産小麦で挽いた小麦粉をケーキ屋さんに持ち込んでのクッキー作り。 お菓子作りなんて初めてでしょー? なんて聞かれて、そうですーつって。 本当は初めてじゃな

          このてのひらに-green ①

          はじめましてのご挨拶

          はじめまして、まななと申します。 某所で細々とお話を綴っておりましたが、 縁あってこちらにも載せようと作りました。 某所では好きなグループがカオスで出てくるため、 こちらでは嵐さん達だけのお話をまとめてみようと思います。 もしも、彼らが普通に恋愛をしていたら… どんなふうだろう? そんな妄想が発端です。 もちろん彼女はあなた自身。 名前は設定していません。 お好きなように読んでください。 そして『きゅん』としていただけたら。 『きゅん』は世界を救う、そんな大義名分

          はじめましてのご挨拶