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働くことと暮らすこと

正月から地震や飛行機の爆発事故が起こってしまうなんて、こんな一年の始まりは誰も想像しなかった。お願いだから、誰もが平和で笑顔で過ごせる一年であってほしい。

大変な人たちがいる中で、自分はこんな風にnoteを書いていていいのかと思うけれど、あえて書こうと思う。
自分が日々感じたことや考えたことは、自分が今生きているという証だ。だからこそ、できるだけ書き留めておきたい。

昨日は家で箱根駅伝を見たり、母と映画を見て過ごした。世間が休みだと、自分も心置きなく休んでいいんだと思えるのでお正月は好きだ。

のんびり過ごす一方で、ここ数日頭を占めていることは、これからのこと。

やっと仕事のことを考える余裕が出てきたので、以前から興味がある島暮らしや地域おこしについてインスタやnoteで見るようになった。あとは、塾講師のバイトで子どもと関わることが好きになったので、地元付近での学童のアルバイトなんかもいいな〜と思って見ている。

ちょっとだけ、自分の中で「働きたいな〜」という気持ちが生まれてきた。正確に言うと、旅行に行ったり、遠距離に住む彼に会いに行ったりするお金のために働きたいな〜という気持ちだろうか。
それでも、数ヶ月前は自分はこの先働けるのだろうかと思っていたので、本当にすごい変化だ。

以前の私は、ずっとやりたいことを仕事にしたいと思っていた。小さい頃は当たり前のように将来の夢を聞かれていたし、高校生、大学生になって夢は変わっても私の将来の夢の基準は「やりたいこと」だった。

だから、やりたくないことを仕事にするなんて微塵も考えなかった。どうせ働くなら自分がいいなと思ったことをしたい。それは、大学時代のアルバイトでも妥協しなかった。

でも就活生になったらそんなことを考える余裕もなかった。大学3年生なんて、ほとんど就活が中心に人生が回っていたような気がする。私は就活するために大学に行かせてもらっていたのか。コロナ禍でまともに学生生活が送れなかったのに、就活のために大学に行っているなんて。

いつしか目標が「内定をもらうこと」にすり替わってしまった。だから、自分の心とは違う選択肢を無意識のうちに選んでしまったのだと思う。

今の私は、どうだろうか。
確かに、やりたいことを仕事にはしたい。
でも、やりたいことを仕事にできても日々の暮らしを楽しめる環境じゃないのは少し不安だなぁと思っている。
友達に会ったり、彼と旅行に行ったり、家族とのんびり過ごしたり、図書館に行って本を借りて読んだりする。休職してみて、私にはそういう時間がすごく大切であるということに気がついた。

やりたいことを仕事にすることと暮らし方、どちらの理想も叶えることはできるのだろうか。わからないけれど、とにかく焦って決めることだけはしないように気をつけたい。今の自分にとって、ベストな選択ができるように。


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