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てのひらにある日常を大切に

昨日は、ブックオフのセール最終日だったので、要らない本を売るついでに買いに行ってきた。

安いからと言って本を買い過ぎることはしたくないので、厳選。大好きな原田マハさんの『総理の夫』『常設展示室』を購入した。好きな作家さんの本は、自分の本棚に並べるだけでテンションが上がる。ゆっくりとお茶でも飲みながら読むのが楽しみだ。

休職して半年以上が経ち、最近気づいたことがある。今の私はとてもしあわせだ、ということだ。

長らく休職している私を責めることなく、私のペースで進めるようにそっと見守ってくれている母。

家族で食後のおやつを食べながらいろんなことを話してお茶を飲む時間。

遠距離になっても、毎週電話で話を聞いてくれたり、会いに来てくれる彼。

電車に乗るのが苦手になった私を心配して、地元に会いにきてくれたり、定期的に心配して連絡をくれる友達。

子どもの頃からお世話になっている地元の図書館。

あったかくてずっとゴロゴロしたくなるこたつ。

当たり前だと思っていたけど、当たり前じゃない。

自分がしあわせだなぁと思えるのは、家族や友達、彼と過ごす時間や1人で穏やかに過ごす時間なのだと休職して初めて気がついた。

今までは幸せなことがあっても「もっと、ワクワクする方へ!」と常に何かを求め続けていた。
それはそれで、毎日が刺激的でしあわせだったけれど、常に何かを追い求めるのは疲れてしまった。

そういうワクワクよりも、今はてのひらにある日常を大切にして生きていきたい。
でもワクワクすることも好きだから、いつかもう少し元気になったら追いかけられたらいいなと思う。

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