感情のジェットコースター『アベンジャーズ/エンドゲーム』

ああ。。。。。ああ。。。。。
こんなに泣くとは思わなかった。。。
この11年、全21作品のすべてが詰まってた。。。

ただでさえ、期待値がものすんごく高いのに、
それを大きく大きく超越した作品で、
すべてのアクション映画、ヒーロー映画を無にした。

もう、冒頭から掴みがすごいのよ。
「え!そうなるの!」っていう驚きがあったかと思えば、
キャラのセリフに込み上げてくるものあがって、
涙がツーって頬を伝ってくるし、
その後に、お笑い要素もあるし、
終盤のバトルはもう体中の穴という穴から、
いろいろ出まくっちゃうぐらい興奮したし。

とにかく、泣いて、笑って、驚いて、興奮してっていう、
その波がさ、何回も来るんだよ。
普通の面白い映画だったら1回ぐらいなんだけど、
やっぱりそこはこの11年間積み上げてきたものがあると思う。
まさに感情のジェットコースター。
ひとつの映画でここまで多くの感情を強く揺さぶられたのは、
僕が一番好きな映画『ターミネーター2』以来。

まあ、あれはあの作品だけでそこまでの境地に至ってるから、
この11年の間に築いてきたものがあるからこそその境地に至る本作とは、
また少し違うなとも思うけど。

2019年公開映画57本中、
絶対的に圧倒的に究極的に1位で、きっと今年は不動。
(『アラジン』や『ターミネーター』、
 『スター・ウォーズ』も控えてるけど、、、
  たぶんこの作品には勝てないんじゃないか)
そして、生涯見た映画1106本中2位、、、いや、同立1位かな。
さっき言った『ターミネーター2』と並ぶぐらいだ。

泣きすぎて体中の水分足りてないなうなんだけど、
いま、完全にロスですわ。。。
すべてを出し尽くした感 is ある。

長く遊んだ大好きなRPGが終わったような、
長く連載の続いた大好きな漫画が終わったような、
そう、楽しかった長い旅が終わってしまって、
心にぽっかり穴があいてしまった気分です。

もう感謝しかない。
キャストにもスタッフにも。
何よりも原作者のスタン・リーにも。

正直、年齢と共にワクワクする作品は減っていき、
大好きな『ファイナルファンタジー』ですら、
新作が出るときの高揚感はもはやない。

そんな中、最新作が出るたびに
子供の頃のように絶大な感動と興奮を感じたのは、
このマーベル・シネマティック・ユニバースしかなかった。

ただ強いだけじゃない、
それぞれに事情があり葛藤を繰り返す存在感のあるキャラ、
毎回圧倒的な映像クオリティの中で繰り広げられるド派手なバトル、
そして、複数のキャラがクロスオーバーする展開など、
この11年間、夢や妄想の現実再現度の高さに、度肝を抜かれていた。

この作品群のおかげで、またがんばって生きようと思ったのも事実。
本当に大好きなシリーズ。

僕の人生も終わりました。
このまま安らかに眠りたいです。

Thank you Stan Lee from the bottom of my heart.

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