マルトモ025|お米の国で書いている

ライターとコピーライターとして、日々書き書き。 2020年プリン100日チャレンジ挑戦…

マルトモ025|お米の国で書いている

ライターとコピーライターとして、日々書き書き。 2020年プリン100日チャレンジ挑戦/書きたがり芸人/舞台鑑賞/プリン/生ハム原木ピクニック主催/ハチワレ3匹 <週3エッセイチャレンジ> 火曜→旅 木曜→noteのお題 土曜→プリン

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推しが笑えますように

TikTokが、好きなタイミングで一瞬でも気分転換できるツールなことに気づいた2023年。 ベッドに転がりながら、眠りにつくまでの刹那、見るのが1日の楽しみになった。 流れてくる動画を夜な夜な見ながら、気づいたら、今まで一度もアイドルにハマったことがない自分が、初めて「推したい!」と思い、ここ20年くらいの間に誕生したアイドルグループの中では唯一全メンバーの名前を覚えた“推し”が生まれた。 しかも9人…それに気づいた時自分で自分に驚いた。人間、やればできる(笑)。 彼

    • それは、渇望。きっと、本能。

      MacBook Airのブラウザの、いくつも開かれているタブの一つに「検索ワード:書くのがしんどい」がある。書くのが苦手だけどどうしても書かないといけない状況の人が入力しそうなワードだが、書くのが好きで、馬鹿みたいに書くことを仕事にしてきた人間のパソコンだ。 だから検索結果に並ぶ「こうやったらうまく書ける、苦手意識克服!」みたいなアンサーは解にはならず、同時に「好きだけど辛い」という面倒なやつの答えはネットの海には存在しない。あったとしても、どうやったら検索結果に出てくるの

      • ふるさとは、遠きにありて追っかけてくる

        「ふるさとは遠きにありて思ふもの」と言われますが… 「ふるさとは、遠きにありて追っかけてくるもの」だと、最近確信しています。 あれは6年前くらいに奈良へ行った時のこと。 ホテルのチェックイン時に、フロントで小菓子をもらいました(確かクリスマスシーズンで、プチプレゼント的な感じ)。 袋を見て一瞬目が点に。登場したのは「シルベーヌ」。 地元新潟が誇るお菓子メーカー・ブルボンの銘菓でございます。 https://www.bourbon.co.jp/ 奈良だけど、故郷の

        • ハローって言えない。

          コロナもほぼ明けて、祝・移動フリーなゴールデンウィーク! というわけで、つい先日、用事を作って東京へ行きゲストハウスに泊まった。 混雑する東京駅、電車のドアが開いたらコンパクトな隙間に滑り込み、街に出ればせわしなく人が行き交う雑踏…都会はもはや通常運行だ。 ゲストハウスのチェックイン時に交わしたスタッフさんとの会話も、 私「(コロナから)人戻ってきましたか?」 受付の人「もう完全に戻ってきましたね。ああ、(コロナ禍前は)こんな感じだった!って思いましたよ。特に朝食時のラウ

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        • 0.1C×鈴眼鏡
          2本

        記事

          情報化の波に飲まれたお尋ねプリン

          2020年春、プリンに目覚めた私は美味しいプリンを広く探し始めた。目指すべく至高のプリン探し。 コロナ禍なので、都内に食べにいくことはできない。でも知っておきたいし、いずれコロナが終わったらプリン旅をしたいと思い、いろいろググっている中で、手が止まったプリンがあった。 プリンの上に美しくラグビーボール状に型取られている生クリームがポン。 そう、今ものすごく一般化されているけど、当時では斬新なスタイル。 ものすごい研究を重ねた末に辿り着いた形だと、こだわりが書かれていた(

          情報化の波に飲まれたお尋ねプリン

          豆ハラで御免候。

          12月上旬からの一ヶ月限定一人暮らし。2021-22年の年越しは家の都合で、実家で1人で迎えた。 普段は母君が料理を担当してくれているが、元来料理は好き。なのでここぞとばかりに…とはいえ仕事がそれなりに忙しいので、そこそこ料理をする一ヶ月。 料理中は仕事脳を一旦フリーズさせ、無心で美しい段取りと、ありものを最大限生かして美味しいものを作り上げることに集中する。下手すると原稿悩んでいる時よりも集中している気がしなくもなくもなくもなくなく。めちゃ爽快で楽しい。 しかも、時は

          旅は、誰かの日常へ。

          一番最初に感じたのは、関西へ旅をしている時の近鉄に乗っている時だった。 そして視察で行った佐賀の田園風景、工芸ツアーをした高岡の街並み…みんな私にとっては非日常の「旅」の風景だけど、これはこの土地に住む人にとっての日常の風景なんだ。 「近鉄に乗る」というだけでも私はワクワクするけど、目の前に座って喋っている学生さんたちにとっては、なんてことのない毎日のこと。見たことないチェーン店の看板に「何あれ!」って私ははしゃぐけど、車窓から見える人にとってはいつものスーパーだったりす

          時を超えるプリン

          たまたま今日、1年半前に立ち上げた団体「NPO(ニイガタプリンオープンラボ)」の活動「ニイガタものがたりプリン」のことで、声をかけてくれた子がいた。 noteに書き始めた2回分のプリントーク(=土曜更新)の100日食べるところから話が飛びすぎて、「なんのことだろう?」と思われることでしょう。 ↓プリントーク第一回↓ ↓プリントーク第二回↓ 取り急ぎ、100日食べたら団体とプリンを作ることになったという、100日前には一ミリも予想しない事態が私を待ち受けていたというオチ

          海が香る、あの街に似てる。

          もちろん、今住んでいる街も好きだ。 ただなんとなく「別の種類の好き」な街、それが藤沢。 大学生になった時、横浜市内のキャンパスに通いやすくて、どことなく空気が肌に合いそうな街として選んだのが、藤沢だった。 最初に住んだ最寄駅のそばに、顔馴染みのケーキ屋さんができた。「藤沢の母」を名乗ってくれるくらい、仲良くなった。 当時はまだマルイがあって、映画館もたくさんあった。 江ノ電はそんなに乗らなかったけど、でもあることが嬉しかった。 駅前のミスドやベッカーズやサブウェイ

          海が香る、あの街に似てる。

          いきあたりばったび

          旅は、突然濃くなる。 旅をするときは、大体1つくらいだけ目的が決まっていて、あとは何も考えていない…ということにその一つの目的が終わった時かその寸前に気づく(その瞬間、いつも自分バカなんじゃないかと思う)。 で、ものすごい勢いで、そのあとどうするかを高速で考え始める。 20代の頃、12月の福岡に広告賞の審査会を見に行った。一般でも見学できる公開審査で、すごくいいと業界で評判で、一人で行ってみた。確かに濃い体験だった。そして審査会後、はたと気づいた。「あれ…あたしこのあと

          プリンは走り出したら止まらない

          前回の終わりがこうだった。 「これは、世の中に対する、プリンを武器にしたレジスタンスの始まりであった」 具体的にどんなことをするかというと、プリンを100日間連続で食べ続けてnoteとfacebookに更新していく作戦だ。 東京ならば100種類のプリンなんてすぐに見つけられるだろうが、問題はここは地方にあるお米の国。果たして100種類もプリンは存在するのか? 根拠なく確か、適当に試算したのがざっくりこんな感じ(だったような)。 ・スーパーやコンビニで60種類 ・ケーキ屋

          プリンは走り出したら止まらない

          映画、ある日突然作ることになった事件簿

          「これ、映画にしようと思う」 面白い冗談だと思った、2021年初頭。 時はパンデミック禍。フリーランスのライターとして長年お手伝いしていたイベントが中止となり、その代わりにアーティストにスポットを当てたインタビューWEBマガジンを制作していた。 私はライターで、創作も映像も無縁な人間だ。 インタビュー時に撮影してテキストの最後に掲載しているインタビュー動画をもとに、映画を作る…と。イベントの総合プロデューサーで、その動画を撮影していたお客さん(以下監督)は本気だった。

          映画、ある日突然作ることになった事件簿

          ストイック・ワーケーション

          その頃私は、やってもやっても終わらない仕事と閉塞感いっぱいの体に張り付いた空気に慢性的に飽和状態だった。 「もう、何か無理だ…」 手帳を見る。 「ここしかない」 意を決したのは「ワーケーション」。仕事と旅をセットにするというやつだ。 物理的にリフレッシュしないと永遠に何も終わる気がしなくなっていた私は、進まない仕事の打開策として、仕事もできてリフレッシュもできる避難場所を必死で探した。こういう時ライターという仕事は、ワーケーションに向いている。 そんなに移動に時間

          ストイック・ワーケーション

          プリンレジスタンス前夜

          プリンとただならぬ関係になるのに、そう時間はかからなかった。 2020年春。 世の中は、世界中は、コロナ一色になっていた。 「どこどこで感染者が出た」「ついにあの県も」 「マスク買い占め。売っている店がない」 「コロナなのにパチンコ店に並ぶ人がいて…」 「なるべく外に出ないで…」 2023年3月の空気。自分一人ではどうしてみようもない、というか人類がどうしてみようもない現実と、ものすごい閉塞感。 後日、私も仕事で作っていた小説の原稿に書いたよ「コロナのバカ」って。

          プリン100日チャレンジで出会った【とんがりすぎているプリン5選】【悟り5選】

          初めまして! フィラメントさんのアドベントカレンダーからいらっしゃった方が多いかと思いますので、「お前誰やねん」と言われる前に、手短な挨拶を(面倒だったら飛ばしてください)。 2018年に開催されたフィラメントさんのイベント「ツバメハック」に参加したことがきっかけで、お仕事いただいたりしている、新潟でフリーのライター業を営んでいるマルヤマと申します。   様々な実用的な情報が日々更新される中で、大変恐縮ですが、今日お届けするネタは「プリン」です(ドーン)。2020年、プリン

          プリン100日チャレンジで出会った【とんがりすぎているプリン5選】【悟り5選】

          【プリン100日チャレンジ#85】なか卯の「こだわり卵のプリン」

          確かに、親子丼が売り=卵→プリン! ※なか卯の卵のこだわりはこちら。 https://www.nakau.co.jp/jp/kodawari/index.html ってなわけで、なかうっ!!! 脳内がプリンで染まっているため、親子丼のみの写真とかもはや皆無! サクサク美味しく親子丼をいただいて、いざオープン♪ ちょっと黄色強め! 重量感ある手応え…硬いんじゃないけど重い。 断面みるとわかるんだけど、細かく崩れない、密度が高い。 んー、まったり。 この間のライザッ

          【プリン100日チャレンジ#85】なか卯の「こだわり卵のプリン」