噺を撮る【明烏 / 吉原大門】
噺に登場する若旦那は遊びが過ぎて勘当されて、ということが多いのですが、この噺の主人公、時次郎は堅物で、それが父親の悩みの種でした。
いずれは店を継ぐ時次郎。
付き合いもあるから少しは遊びを覚えて欲しいというずいぶん話の分かる(?)父親でした。
そこで、町内の札付きの遊び人である源兵衛と太助に時次郎を吉原へ連れて行ってもらいたいと頼む。
お稲荷さんのお籠もりということで二人に連れられて出かけた時次郎。
お茶屋で「お巫女さん」にご挨拶をしたものの、見世に上がって中の様子を見れば、