190204_読書メモ_サマリー

【#読書メモ】仮説思考

情報が溢れている現代において必須な良書。情報の選択において仮説思考は大事。

【特に気になった内容まとめ】

【目次】
序章 仮説思考とは何か
1 章 まず、仮説ありき
2 章 仮説を使う
3 章 仮説を立てる
4 章 仮説を検証する
5 章 仮説思考力を高める
終章 本書のまとめ


【著者プロフィール】
内田和成 
ボストン コンサルティング グループ シニア・ヴァイス・プレジデント、ディレクター。2000 年から04 年まで日本代表を務める。東京大学工学部卒。慶應義塾大学経営学修士( MBA )。日本航空(株)
を経て現在に至る。06 年より早稲田大学商学学術院教授就任予定。著書に『デコンストラクション経営革命』(日本能率協会マネジメントセンター)、『e エコノミーの企業戦略』( PHP 研究所)、『顧客ロイヤルティの時代』(共著、同文舘出版)、『「量」の経営から、「質」の経営へ』
(共著、東洋経済新報社)などがある。




【特に気になった内容①】

仮説思考は、ビジネスパーソンにとって最も大切な能力の1つであり、これを使いこなせるようになると、「情報洪水に溺れなくなる」「大局観を持って仕事ができる」「問題解決に役立つ」という3 つのメリットがある。

情報が溢れ1つ1つの価値が低下している時代は、全ての情報に対して目を通すのは不可能なので、情報を取捨選択する能力として仮説思考は必須だなと思った箇所。




【特に気になった内容②】

仮説は、あくまでも「確からしい答え」であり、検証が必要である。「仮説→実験→検証」を繰り返すことで、より良い仮説に進化していき、個人や組織の能力が向上する。

将来は予測することはできないが予測した上での対処方法は考えられる。予測すると対処できる幅が増えるよなと思った箇所。予測しないと驚くだけで終わってしまうと思う。



【特に気になった内容③】

●良い仮説は、経験に裏打ちされた直感から生まれる。従って、少ない情報で良い仮説を立てられるようになるには、経験を重ねるしかない。
● 仮説思考をトレーニングする方法には、次の2 つがある。
・日頃から「So What ?(だから何?)」を考え続ける
・日常的に「なぜ」を繰り返す

多くの経験値を抽象化しておくとたしかに良い仮説をたてられるよなと思った箇所。


おわりに

仮説を立てることの大事さが、発売日から時間が経ってより実感できる良書。

いただいたサポートは本の購入費用に充て、みなさんの新しい知識・視点の発見に少しでも寄与できればと思っています!