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100gの大豆から豆乳とおからがどれだけできるか知る|わたしの豊かさ#24

料理が好き、とはまた違う、手作りが好き
手作りをすると、暮らしがさらに好きになる、という感覚があります。

料理はもちろん大好きですが、料理につけるソースやタレ、素材も手作りすること。梅仕事や柿・栗仕事などの季節の手仕事もとても好きです。スーパーマーケットに売っている市販の加工品が、どうやって作られているのかが気になって、なんでも自分で作ってみたくなります。

思い返せば母は健康志向で、身体のことを考えて食パンやバナナケーキやげんこつ飴などを作ってくれて、わたしもそれを手伝ったりしていました。
父は料理人を目指して学校へ通っていたこともあり恐らく料理上手(キッチンに立つ父はほとんど見たことがないです)。
さらに遡ると祖母も手作りが好きで、料理はもちろんだけど服を作っていたので着たい服は自分で作ってしまいます。
そうして考えると、妹はいま料理教室で働いているし、弟は工作が得意で一家全員なにかしらモノづくり、手作りが好きということに。
そういえば夫も商品企画開発の仕事で、モノづくりを生業にしています。

市販の加工品を一切買わないというほどのこだわりではないのですが、モノの成り立ちを知っていくと作ってみたくならざるを得ない魅力があって、当然手間がかかるのですが、手間がかかることをするということにも豊かさを感じるのだと思います。

100gの大豆から400㎖の豆乳と120gのおからができるんだ!

手作りに本格的にハマったのは、大豆加工品の種類の多さを知って、出来そうなものを自分でやってみてから。
大豆をミキサーにかけて煮るだけで、豆乳とおからが簡単に作れます。
大豆100gから豆乳400㎖とおから120gができました。

大豆も自分で育ててみたのですが台風で倒れてしまい、枯れる前の枝豆の段階で収穫しました。今年こそ!

おからの行方

おからができると、卯の花や、サラダ、ドーナツなど使い道がたくさんあるのですが、我が家が好きなのはおからもちにすること。

出来立てのおからに片栗粉を混ぜて焼いただけのおやきです。
甘みを加えた醤油と絡めればみたらし団子のような子供のおやつに!

豆乳の行方

おからの絞り汁、豆乳の行方はというと、飲む用はもちろんですが、豆乳ヨーグルトを作ります。
これまでヨーグルトの種菌は市販のヨーグルトを使っていたのですが、どうにか自宅で種菌を作れないか調べていたところ米の研ぎ汁に乳酸菌があると知って、そこから培養してヨーグルトを作ることに成功しました。

市販の豆乳と比べるとかなり濃いめの豆乳ができます
米の研ぎ汁から乳酸菌を生成。「正」の字は生成までの期間が5日だったという記録です。
発酵には温度管理が大事。湯たんぽを使っていますが夏場と冬場で変わるので失敗することもあります。

発酵といえば納豆も!

大好きな大豆製品といえば納豆
納豆菌の作り方はわからず種菌は地元の方が作られているワラ納豆などから拝借します。

こちらも湯たんぽ発酵。たくさん作れてタレも手作り、しっかり粘って美味しい!

今年作ってみたい大豆製品は豆腐です。
豆腐が作れたらお揚げも作れるなぁ。味噌も作りたい。

手作りをすると、モノの成り立ちを知れる

どんな素材で、どんな製造工程でその食品が作られているのか実際に作ってみてそのモノの成り立ちを知ることができるのはメリットだと思います。

パン焼き機の説明書を読みながらその通りつくるのと、手作りでパンを作ったことがあってその作り方を知っている上でパン焼き機の機能を使いこなすのとでは、失敗したとしても思考が全く変わります。

わたしが手作りするのは、パンやお菓子、加工品、野菜や果物、食べ物以外では玩具・絵本、それから衣服のほつれを繕ったり壊れたものを修理したり、さらにエネルギーの自給を考えたり、家や小屋も手作りできるかな?と広い範囲でなんでも手作りすることに興味があります。

次の章は4.なんでも手作りとして、それぞれの手作りについての魅力を深めていきたいと思います!

この記事は2023年の「豊かさ」に必要な8つのことの中の
3.美味しいものを補完する:手作りのものを説明する内容でした。元になる記事はコチラ▼

次回は4.なんでも手作り#25【パン、お菓子】について書きます。

読んでいただき、ありがとうございました!


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