完熟

3期生が大好きなおたくの備忘録。 彼女たちが巣立つ日、私は何を懐うのだろうか。

完熟

3期生が大好きなおたくの備忘録。 彼女たちが巣立つ日、私は何を懐うのだろうか。

最近の記事

"これから"

2月11日、12日に幕張メッセイベントホールで4期生のおもてなし会が行われましたね。その感想とその他感じたことを書いていこうと思います。 はじめに。今こうしてnote書いてるわけなんですけど、今回に関しては書くつもりなかったんですよね。なぜかというと、私はnoteを始めた最大の目的が備忘録、3期生が卒業するときに感じること、彼女たちのアイドル人生に対して懐うことの手助けだからです。だから、4期生の単独イベントは、別に書かなくてもいいかなって。そう思ってたんですよ。でもいざ実

    • "強くなる"

      2022年が幕を閉じた。先日発売されたMARQUEE[i]でも髙橋が言っていたように、今年は日向坂にとっても、3期生にとっても「変化の年」だった。 年の始め(厳密には2月初め)、3期生は富士山の麓で“強くなる”という目標を立てた。1年間で様々な経験をし、またその全てに全力で取り組んだ4人は、間違いなく1年間で“強く”なったのではないだろうか。 輝く場所2022年の日向坂を語る上で欠かせないのが3月に行われた東京ドーム公演だ。 本当に感動的なライブであったし、

      • はじまりとくぎり

        12月17日、18日に有明アリーナで「ひなくり 2022」が行われた。残念ながら私は現地で観ることは叶わなかったが、18日の公演を配信で見届けることができたので、その感想を綴ろうと思う。 昨年のひなくりとは違い、Overtureの後はVTRからの始まりだった。クリスマス前にしてテンションが上がっているメンバーを見ると幸せな気持ちになる。特に上村は動きの一つひとつがアイドルで、最近味を占めてるとよく言われているがVTR中でも輝いていた。もっとやってほしい。 “キャピキャピ感”

        • 私たちの未来

          いつもの坂道 一人で帰った 思い出を拾いながら 部活の掛け声とか バスの優しい揺れも みじめなことに いつも無理をして 気づかないふりだったね 本当は君が 誰より 寂しいのに 何かをつかむために 何か諦めて マーチの終わり響いて 心が 疼き始めた ねえ 風は未来へと吹き ページをめくってく 春の夜明けに 光差した ねえ 私たちの未来って どんなふうなんだろう 淡く滲んだ 紫色 本当の気持ち 表に出せずに ブックカバーで隠して 教室の隅にいた 目立たなくて済むから 笑いあ

        "これから"

          「この組み合わせは、久しぶりかもです」 髙橋のブログの1文である。[i] その言葉通り、3人でのインタビューは2020年9月の月刊エンタメ[ii]まで遡る。そこからちょうど2年。3人の役割、存在感の進化はここで語るまでもないだろう。その1年後、2021年10月にはBUBKA[iii]で3期生4人が表紙を務めた。当時は“4人”での思いを聞けるということについて感謝したが、今回は日向坂の過渡期とも言えるこの時期にあえて研修生活動を経て加入した3人のインタビューを聞けるというこ

          日向坂46の全国ツアー、「Happy Smile Tour 2022」が11月13日、東京都の代々木第一体育館で千穐楽を迎えた。ライブの詳細な感想は以前綴ったので、今回は今年の全国ツアーを通しての感想を綴ろうと思う。 変化昨年のツアーでは、様々な理由でセットリスト等が少し変わっていたが、それはメンバーからスタッフに提案するという形のものだった。(希望と絶望より)具体的には朗読コーナーの短縮、終盤の曲順変更などであったが、今年も微妙に演出等が変更されている部分があった。Ove

          配る、ということ

          自分が好きなものに対する愛を、他の人から感じた時。 そのような時、私はとても幸せな気持ちになる。 “森本茉莉”という1人の人間に対する愛がこもったこの本を、私は終始幸せを感じながら読み進めた。 インタビューの、その1ページ目。あの文字列が目に入り、私はそっと本を閉じた。日向坂46の森本茉莉としての、原点である言葉。私が、彼女に興味を持つきっかけとなった、あの言葉。本文に入る前から、私は感謝の気持ちでいっぱいになった。 本文は、同誌内にライブレポも掲載されているW-KEY

          配る、ということ

          9月10日、11日に愛知県国際展示場にて日向坂46の全国ツアー「Happy Smile Tour 2022」が行われた。幸運なことに私は2日とも会場内で観ることができたので、その感想を綴る。 以下、ネタバレを含むので、気になる方はご遠慮いただきたい。 昨年のツアーは、Overtureの前にNO WAR in the future 2020を披露するという、滅多に見ない構成のライブであった。その他にも、先日のW-KEYAKI FES 2022でも、Overtureの前に欅&

          くさまくら

          「私はみんなの“保健の先生”みたいになりたい」_____ これは宮田本人のグループ内での理想のポジションだ。2期生最年長としてグループに加入し、中高での保健委員やダンス部員としての経験を元に、2期生の中でも「お姉さん」のような存在として活動してきた。彼女が初期からメンバー、特に同期のメンタルケアに努めていたことは皆が知るところである。 そんな宮田であるが、3期生、特に森本にとってもかけがえのない「お姉さん」であった。 森本は加入当初ネガティブな性格で、「アイドル1年目は

          くさまくら