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私のぽんこつ大学生時代「中国語の先生」

大学で国文科に入った。どーしてもこの大学で日本語や日本文化について学びたかったというわけじゃないけど、他に興味を持てるものが一切なかったから。私の場合は大体、「それが良かった」のではなくて、「それしか知らなかった」ということばかり。😅
現在、奇しくも日本語や日本文化や日本史がだいすき😌✴️行ってて良かった。
まぁ…正直言うと、自宅から近くて電車の乗り換えも無く行けるし、やりたいことも特に無かったから😃当時は、特に何に対しても拘りがなくて「流されるままなんとなく」ってゆうのが本音。

📖✨

外国語が必須科目に入ってた。
ドイツ語、フランス語、中国語があって、一つ選ばなくてはいけなかった。異国には興味ゼロだけど、私は漢字が得意だったから「中国語ならだいじょぶだろう」と安易な気持ちで選択した。

中国語を受け持つ先生は、中国人男性で60代か70代にお見受けした。頭髪やまゆ毛に白髪が混ざっていて、どちらの毛髪も豊か(・ิω・ิ)。小太りで黒縁メガネを掛け気難しそうなオーラを漂わせていた。
この先生はホントすごかった💧
と言うのは…、稀に見る暴君だったのだ(。•ᴗ•。)💧

ある日のこと。先生は宿題を一人ひとり教卓まで見せに来いと言う。何名かチェックが済んで、その後、ある女の子が教卓に近づき、何も書いていないノートを見せながら「すいません、忘れました」と言った瞬間だった。。

先生「ナンデ、アナタ、忘レルノ!
   信ジラレナイ!😠💥」

怒鳴り散らした上、ノートを奪い取り地面に投げつけた!
なな、なんと!😲 今どきこんな人いるんだ😱
部屋の中はシーーーンとした。

・・・次は、私の番🙄 立ち上がり、後方の席から教卓まで歩き出そうとすると、、

先生「アナタ、イイ。
   アナタ、イツモ、チャントヤッテル。」

アユミ(心の声)「え?いいの?😃」


なぜ。🙄
私は宿題をチェックしてもらうこと無く席に戻った。
そう言えば……、みーんなこの先生にはビクビク。
冷たく接したり、目も合わせず敵対心むき出しで接する子も多かった。私は昔から比較的どんな人でも普通にしゃべりかけちゃう性格。この先生相手に「これはなんて書いてあるんですか?」とか「発音が分からないから教えてください」とか、分からない所をよく質問しに行ってたな🙄 それで?それだけで信用されたのかな??(←当時はこんなもん)
それにしても人によって態度が激変する絵に書いたような暴君先生…🤔 うむむ。

*

とある日の授業。
自分の名前を中国語の表記に変換して発音してみる、という機会があった。みんな辞書を片手に自分の名前の中国語表記と読み方を調べる。先生が全員の様子を見回ってくれた。
私の本名は平仮名で「あゆみ」。
先生にどーしたらいいのか相談してみた。
「アナタ、コレね!!」と言って漢字を一文字
白板に書いてくれた。
『 歩 』

おぉ♡ いいね(*//艸//)♡ 気に入った!
なんて発音するのか聞いてみた。
すると、、

先生 「 ぶー!! 」


🐰「ぶ、、ぶぅーー??🐷」

ブーと言えば、、

この子。(映画館で見た🎬)

もしくは、、

たぶん右上の人。(番組📺見たことない。)

なんか、、よく分かんないけど、、
アユミは「歩」で「ぶー」らしい😃💦
ま、いっか。
走るより歩くほうが好きだし。
えっちらおっちら歩いてきた人生だし。
今思うとスペシャルな漢字だな。ピッタリじゃん。
今気づいたよ。先生、ありがとう😃 
しかも、私は飛び抜けて頭が良いというわけではなかったしテストも高得点ではなかったはずなのに、なぜかこの中国語の評価はAA(←いちばんいいやつ✌️)だった。やったー٩( ᐛ )و笑

Ayumi☽



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