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タオ-老子/加島祥造





#加島祥造  さんの著書『 #タオ_老子 』を拝読📖しました。







本書は、老子の言葉を自由口語詩の文体で現代風に訳したものです。
語りかけるように書かれた言葉は、とても優しく心を穏やかにしてくれました。



タオイズムはけっして人を責めない。咎めない。罪や罰で脅かさない。
「在るがまま」の人を受け入れつつ、大いなる道(タオ)を示すイズムです。〜あとがきより〜


頭で理解しあれこれ判断するのではなく、心で感じ「在るがまま」を受け入れる。
簡単なようでなかなか難しいことです。
著者である加島祥造さんでさえ、タオイズムを完全に習得するのには時間がかかったと書いてありました。


本書は1回拝読しただけで、腹落ちさせるのは厳しいかと思います。
ただ、ちょうどギスギスしていた自分の心がフワッと柔らかくなる感覚はありました。


加島祥造さんはこのようにおっしゃっています。

文字にひそんでいる声を聞きとるのは命のメッセージを感得することだ。〜あとがきより〜



何度も拝読し、少しずつ感得できるようになっていけばいいのかなと思います。
更に本書で自己肯定感をしっかり高めていければ、周りの人たちへの柔軟性も備わっていくのではないでしょうか。



ポイントは、自己肯定感・柔軟性・頭の中の断捨離・我欲の断捨離・ニュートラルな心・本質を見極める力。
ひとまずは、こんな感じで捉えています。


そして、コロナ禍の今まさに必要だと感じた言葉を最後にシェアします。

国民にやたら情報をばらまいたって、そしてますます小利口にしたからって、人びとは平安なライフを持てるわけじゃない



色んな情報が飛び交う昨今。
どの情報が真実で必要なものか、自分が情報に踊らされていないか、改めて考えたいものです。


















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