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~クマザサ(隈笹)~【古来より食べ物の保存に用いられる生薬】

クマザサはイネ科ササ属の植物の1種で山地に自生しています。
クマが食べることで知られているクマザサですが、正しくは「隈笹」と書きます。
歌舞伎の隈取に似ていることからその名が付いたと言われています。

昔から高い殺菌効果があることが知られ、その防腐効果から食べ物を包んだりすることに使われてきました。
また、漢方薬としても使われ、血液浄化作用や口臭、体臭の解消、風邪の予防、便秘の解消等あらゆる症状に効果があると
されています。
クマザサの特徴的な成分としては、「クロロフィル」、「バンフォリン」、「リグニン」という3つの成分があります。

・クロロフィル
葉緑体に含まれている緑色色素で臭・殺菌効果や美顔効果、デトックス効果があると言われています。

・バンフォリン
多糖体の一種で、免疫を活性させる成分があります。

・リグニン
食物繊維の一種で、腸内環境を整え、お掃除してくれる働きがあります。

熊が冬眠する前と直後にクマザサを食べることが知られています。
冬眠期間中に、腸内に発生する悪臭物質や毒素等を抑える為だと言われています。

女神の酵素には、こうした古くから薬草として用いられるものが沢山含まれています。


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