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歯車にはその結果や目的はわからない。 2021/05/01

 メーデー、メーデー。ランニングしたらgarminからメーデーバッチ貰えた。走る、筋トレ、飲む、読む。今年のGWはこれだけの予定。

 トルストイ『戦争と平和』を読んでいる。1日1冊くらいのペース。

 2巻に入った。薄々感づいてはいたのだけど、表紙がダサい。400分以上あるロシア版の映画からのキャプチャっぽいのだけど、、、

 表紙はダサいが、中身はとても良くて、特にコラムがありがたい。ちょうどいいタイミングで理解を助けてくれる時代や文化の背景を解説してくれる。訳注よりもこういうコラム形式の方がいいなぁ。

 注って後ろにまとまってることが多いから行ったり来たりが面倒くさいし、UIとしてすごくイケてないと思うんですよね。とにかくひたすら読み、眠くなったらさっさと寝る。健康的。

 ある瞬間が来ると──レバーがひっかかり、動きに巻き込まれて、歯車が回りながらギリギリ鳴り、一つの動きのなかに溶け合っていく。だが、歯車にはその結果や目的はわからない。
トルストイ『戦争と平和 2』P.160

 歴史は無名の人、一人一人が紡ぎ、動かしている。そんなテーマを象徴するようなフレーズ。一人一人が歴史の歯車なのだけど、その歯車それぞれは、目的や、自らが生じせしめる結果についてはわからない。

自分の好きなことを表明すると、気の合う仲間が集まってくるらしい。とりあえず、読んでくれた人に感謝、スキ押してくれた人に大感謝、あなたのスキが次を書くモチベーションです。サポートはいわゆる投げ銭。noteの会員じゃなくてもできるらしい。そんな奇特な人には超大感謝&幸せを祈ります。