愛めぐみ

日本の西の端っこの半島育ち。無職になってしまったへっぽこシングルマザー。薬膳と占星術勉…

愛めぐみ

日本の西の端っこの半島育ち。無職になってしまったへっぽこシングルマザー。薬膳と占星術勉強中。元気に楽しく暮らしたい。

最近の記事

そもそも自由

 明日から娘が三泊四日の修学旅行に行く。 それが私も楽しみでしょうがない。 一人で少し遠出をする予定を入れたり。 夜に映画を観るのもいいなぁ。 なんて考えながら洗濯物を干していたら、ふと思い出した。 大昔、同棲を解消した(要は振られた)ときの、開放感(喜)!  仕事の帰りに、今日はまっすぐ帰ってご飯を作る必要がないんだ!!好きなところにどこにでも寄り道できる(嬉)!! ってなった場面をおぼえている。  休職を経て退職に至った今も、どこにも所属していない開放感と自由

    • 元気だからやりたいことがやれるのか、 やりたいことをやるから元気なのか

      • おばさんの朝のルーティーン

         目がさめたらまず、 そのまどろんでいる状態で 体に感謝。 なりたい自分や状況を妄想。 素晴らしい今日を意図。 ベッドから起き出してトイレを済ませて、 お水を一口。 鏡を見て笑顔。 鏡と水でおまじないのようなことをする。 カーテンを開ける。 ベランダに出て空を見る。 空に向かって祈る。 六方拝。 分厚いタオルで蒸しタオルを作って首、目、耳、顔全体を温める。 電子レンジでタオルを温めている間に気功めいたことを。 顔が終わったらそのタオルで体全体を拭く。 顔を洗うのは、昨日

        • 蒸かしたてのさつまいも

          風が冷たくなった。 終わりがないように思えた夏がようやく過ぎ去った。 どうやら私は湿度の高い時期に調子が悪くなるようだ、ということが去年と今年でわかってきた。 少し乾いた風を感じて俄然元気が出てきた。 秋は物悲しくなる季節だというけれど。 その物悲しさも含めて、好きな季節だ。 コロコロ小さいさつまいもをみつけて買っておいたのを、せいろで蒸して食べる。 口にほっこりおなかにじんわり。 嗚呼。 食べたいときに食べたいものを食べられる幸せ。 大袈裟じゃなく、おなかの底から元気

        そもそも自由

          明日から無職になる

          爽やかな秋晴れの朝。 明日から私は無職になる。 長いこと休職していたから表面的には変わることはない。 でも。 内面はものすごく変わる。 ふわっとする。 ぞわぞわする。 不安と怖さとそして。 かすかな希望のようなもの。 ふつふつとした嬉しさ。 自由。 この世で生きていくのに比較的便利な「会社員」という立場を自分から手放した。 背筋を伸ばして。 大丈夫。 わたしは生まれてからずっとただの私なのだから。

          明日から無職になる

          妊婦の時みたいに眠たいんだけど、何か生まれるのかな。 #眠たい

          妊婦の時みたいに眠たいんだけど、何か生まれるのかな。 #眠たい

          「元気だから楽しい」のか 「楽しいから元気になる」のか

          「元気だから楽しい」のか 「楽しいから元気になる」のか

          「残暑御見舞申し上げます」

          残暑が厳しすぎる。 「暑中お見舞申し上げます」 なんて夏にはがき出す風習があったこと、もう今の子どもたちは知らないんだろうなあ。 今住んでいるところは古いビルで1階が駐車場になっている。 夏になると駐車場の天井に風鈴がいくつも吊るされて、涼やかな音が耳に嬉しい。 夕方になるとほんのりお線香の香り(蚊取り線香かな)がして、THE日本の夏! 管理人のおばあちゃんがきっと、何十年もそうして日本の夏を過ごしてきたのだろう。 汗だくでエレベーターを待っているときの不快感が、風鈴の音と

          「残暑御見舞申し上げます」

          夏が終わる。

          去年の8月に突然休職生活に入ってから早1年が経ってしまった。 1年休んでみて初めてわかったことがある。 私は休むのが上手い。 いや、昔からのんびりまったり大好きなのでわかってはいたのだが。 1年休んでみて、まだ休んでいられる。むしろずっとこのままでいたい。 プロ休み師という職業があればなれる自信がある。 やばい。ただのなまけものだ。 1年というありがたすぎる時間。 もうちょっと社会的によいとされる過ごし方はあったと思う。起業してみるとか資格の勉強をしてみるとか。 ぼ

          夏が終わる。

          うたは時空を超えて

          先日、娘が所属する合唱団の定期演奏会があった。 終演後、保護者スタッフとして受付でお見送りをしていたときのこと。 一人の男性が、封筒を手に私に話しかけてこられた。 「50年前の卒団生なんです。これ、活動資金にしてください。 感動しました。」 驚いて顔を見上げると、目には涙が。 そのあと一人のおばあちゃんが、杖をつきながら私に近づいてきた。 「こんな小さい新聞広告で見つけてね、失礼かと思ったけど(合唱団の)先生に電話したのよ。とても感動したわ。私74歳なんだけど、女学

          うたは時空を超えて

          いつまで続くの?

          子供を育てる中で、これはいつまで続くのかな?と思うことがあると思う。たいていは少し困ることなんかで。 私の場合、そのうちの一つに、娘の長い髪を結ぶ、ということがあった。 不器用な私なりに楽しんではいたが、複雑でかわいい髪型はできない。 おしゃれできちんとしたい娘のリクエストに答えるのに苦労した。 そう、過去形。 今13歳の娘はいつからだろうか、自分の方がうまくできることがわかると、自分で髪を結ぶようになった。 今日は娘が5歳から所属している合唱団の定期演奏会。 自分でさっと

          いつまで続くの?

          ポンコツでいこう

          休職するにあたって、はじめて心療内科に行った。 医師はいとも簡単に診断書を書くと言う。 「診断書を書くとするとどんな病名になるんでしょうか?」と私は 聞いた。 「適応障害」との返答。 ふむ。 では私は生まれたときから適応障害だ。 家庭にも学校にも社会にも、適応できたためしはなかったもの。 もちろんなんとか適応しているように装いはしたけれど。 ふむふむ。 それで、適応できるように治療、リハビリが必要? 私、それ、もういらない。 勝手にやらせて。 「奴隷解放宣言!」

          ポンコツでいこう

          ものの効用

          今朝、レシピ本を見返していてふと読みたくなったものがある。 大好きだったオリーブという雑誌の中の堀井和子さんの料理ページを切り抜いてスクラップした、自分だけの思い入れのあるノート。 探してみても、ない。 引っ越しで捨てちゃったんだっけ? 引っ越しが少なくなかった私は、捨てたことを後悔しているものが、もうひとつある。 それは、自分で曲の流れを考えて朝とか夜とかテーマを決めて音楽を集めたMDだ。 結婚して引っ越したときに、お相手のステレオだけを残すことにして自分のMDも聴ける

          ものの効用

          おばさんの戯言

          私は小さい頃体が弱かった。 「東京に住んでいた頃、とてもいい漢方の先生に出会って、あまり予防接種は受けないように言われたのよ。あなた体が弱かったから。」 と母から聞いた。 2歳くらいで東京から長崎に引っ越したので私にその頃の記憶はない。 それから私も母となり、予防接種反対派のママ友と奇跡的に出会ったときにそのことを話した。 「毛利子来先生じゃない?」 自分に子供ができてから、たくさんの自然療法やワクチン関連本を読んでいたのでもちろん存じ上げていた。 そうかもしれないし、

          おばさんの戯言

          たまねぎを炒めながら。

          この楽しみを奪ったものは? 私が奪われたと思っていただけ? おうちでゆっくり時間をかけて。 片手間でいい、ジャムを煮るとか玉ねぎを飴色に炒めるとか。 そういう時間と空間が私は好きだ。 能力はいらない。 手間もいらない。 ゆったりした時間と気持ち。 たちこめるおいしそうな色と香り。 ご飯を食べて家賃を払って生きていけるギリギリの給料をもらうために、私を1ミリも幸せにしない(むしろ不幸にする)仕事に1日8時間週5日捧げ、時短や効率を考えるばかりのせわしない日々。 体力のない

          たまねぎを炒めながら。

          休職生活

          早いもので休職生活が8ヶ月!!にも及ぶ。 今指折り数えて本当にびっくりした。 幸せな日々。 平穏な日々。 不安が全くないといったら嘘になるけど、未来がわからないのはいつだって同じ。 朝のお天気によっておふとんを干したり、まとめ買いや作り置きをすることなく、その日その時食べたいものを食べる生活。 私はそんな人間として当たり前の、「生活」を営みたかっただけ。 朝から太陽の光浴びたり、読みたい本を窓越しの光で読んだり、狭いベランダでコーヒー飲んだり。 そんな些細なことで私の幸