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『中途半端にやめたら一生悔いが残るわ』

【オールド・ルーキー】

■アメリカ/2002年
■監督:ジョン・リー・ハンコック
■脚本:マイク・リッチ
■出演:デニス・クエイド、レイチェル・グリフィスほか

「オールドルーキー」と検索すると、日本のドラマの方が検索の上位に挙がってきますね(゜o゜;しかし、この記事のオールドルーキーは洋画の方です(⁠◕⁠ᴥ⁠◕⁠)!!


ジム(演:デニス・クエイド)は子供の頃から野球が大好きで、いつもメジャーリーグのマウンドに立つ自分を思い描いていました。彼はピッチャーでした。大学に通いながらマイナーリーグでプレーするまでになるのですが、肩の怪我が悪化してしまい夢を断念します。
その後ジムは高校教師となり、妻と子供にも恵まれ幸せに暮らしていました。ジムは35歳になっていました。ある日、自分が監督をしている学校の野球チームが負け続きだった為、生徒を奮い立たせる為に、夢を持つことの大切さを説きます。

しかし、チームメイトの生徒からは、夢から逃げているのはジムの方だと言い返されるのです。そこでジムは「地区大会で優勝したら、自分がプロテストを受ける」と約束してしまいます。かつての夢を忘れたわけではありませんが、あくまでも生徒のやる気を出させるための口約束でした。

しかし、この約束を機にチームメイト達はやる気を出し、地区大会で優勝します。ジムは教え子たちとの約束を守るため、妻には内緒で入団テストを受けます。そこでジムは156キロを叩き出しスカウトマン達を驚かせます。球団からすぐにオファーがの連絡がきました。ジムはもう一度夢に挑戦したいと思うのですが、父親と妻には反対されてしまいます。しかし、妻のロリーは息子が父に憧れていることを考え、ジムの夢を応援することにします。

メジャーリーグを目指して、35歳でマイナーリーグからまた挑戦をしました。初めは、野球選手として歳を取っていることを揶揄されていましたが、ジムは結果を出し、仲間と打ち解けていきます。そして、メジャーから遂にお呼びがかかるのです。しかも、彼が初登板となったのは故郷であるテキサスのスタジアムでした。


当時でMBL史上最年長デビューをしたジム・モリスの物語です。御本人も審判役で劇中に出演しておられます!!
いわゆる、何事にも遅すぎることはない、夢を叶えるのに年齢は関係ない、といった類のストーリーです。しかし、体が資本となるプロスポーツ選手がそれを体現するのはとても説得力がありますよね!!
以下は劇中のセリフではなく、ジム・モリス御本人の言葉です。

 夢をかなえるのに遅すぎるということはない。 

元気の出る言葉ですねー!この映画のストーリーを1行で表すとしたらこれでしょうね⁠。⁠◕⁠‿⁠◕⁠。
そして、ジムをの夢を応援してくれた奥さまも素敵でした!!この記事のタイトルのセリフも奥様のロリーのセリフです。



余談ですが、MLBの史上最年長デビューの記録は更新されており、現在(2023.12現在)は42歳だそうですΣ(゚∀゚ノ)ノキャー
世界最高峰のプロスポーツの世界でこれなのですから、まだまだ自分も頑張れそうな気がしますよね。
実話ベースの元気のもらえる作品でしたᕙ⁠(⁠ ⁠ ⁠•⁠ ⁠‿⁠ ⁠•⁠ ⁠ ⁠)⁠ᕗ


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〈一言メモ〉

ディズニーが制作している作品なので、夢や家族愛のある作品なのだろうなぁ、と予測して鑑賞しました。その通りでした(笑)!!


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