新津茉莉花@Gender&Diversity Lab Melati代表

多様性が尊重される社会を創造する!を使命にし活動。ラボを運営。www.genderdi…

新津茉莉花@Gender&Diversity Lab Melati代表

多様性が尊重される社会を創造する!を使命にし活動。ラボを運営。www.genderdiversitymelati.com  国際機関、JICA海外協力隊、JICA本部、開発コンサルタント、日本政府、等で3大陸5か国で勤務経験があり。講演、セミナー・取材依頼受付中。

最近の記事

今に感謝。左片側顔面麻痺(ベル麻痺)を経験して④

ごあいさつ Gender&Diversity Lab Melatiの新津茉莉花です。春が近くてウキウキしますね。 ベル麻痺になった経験について記事を書いていて今日はその4回目です。私が記事をとおして伝えたいのは、「今ある日常やあたりまえのことこそが、尊いことでそれにこそ感謝だね」ということです。 これまでの流れ 2018年の夏、国連の仕事でコートジボワールに単身赴任をしていた。けっこう過酷な国内出張の後、サルモネラ菌に感染して現地病院へ入院→退院翌日の早朝、急に目が覚

    • 今に感謝。左片側顔面麻痺(ベル麻痺)を経験して③

      ごあいさつ Gender&Diversity Lab Melatiの新津茉莉花です。春が近くてウキウキしますね。 ベル麻痺になった経験について記事を書いていて今日はその3回目です。私が記事をとおして伝えたいのは、「今ある日常やあたりまえのことこそが、尊いことでそれにこそ感謝だね」ということです。 これまでの流れ 2018年の夏、国連の仕事でコートジボワールに単身赴任をしていた。けっこう過酷な国内出張の後、サルモネラ菌に感染して現地病院へ入院→退院翌日の早朝、急に目が覚

      • 今に感謝。左片側顔面麻痺(ベル麻痺)を経験して②

        ごあいさつ Gender&Diversity Lab Melatiの新津茉莉花です。今日は積もった雪が光を反射して、いつもより外が明るい感じがして嬉しいです。 前回から突然顔の左側が全く動かくなるベル麻痺の経験について記事を書いていて今日はその2回目です。1回目の記事に書いたように、私が、ベル麻痺を通して伝えたいことは、「今ある日常やあたりまえのことこそが、尊いことでそれにこそ感謝だね」ということです。 (1回目の記事はこちら↓) 1回目記事 前回は、コートジボワー

        • 今に感謝。左片側顔面麻痺(ベル麻痺)を経験して①

          ごあいさつ おはようございます。Gender&Diversity Lab Melatiの新津茉莉花です。 今日は暖かくなるみたいで嬉しいですね。 先日20年ぶりくらいに!!会った友人が、「NOTEを全部読んだ!」と言ってくれて嬉しくて♡♡これからも書いて行こうって思い久々にNOTEを書くことにしました!ありがとう!! ベル麻痺を通して。伝えたいこと。 今日から複数回にわけて2018年に突然顔の左側が全く動かくなるベル麻痺という症状になってしまったことをシェアします。そ

        今に感謝。左片側顔面麻痺(ベル麻痺)を経験して④

          明日死ぬかもしれない。有限の人生の時間を増やす方法2選!!

          自分の寿命はわからないいつ訪れるかわからない死 人生100年時代と言われています。 しかし寿命は人によって違って、若くして亡くなる方もいます。 先日私がとてもお世話になっていた先生が突然亡くなりました。 本当に突然のことでした。これは誰にでも訪れる可能性があることで、自分もいつ亡くなるかはわかりません。 ニジェールでの交通事故で助かる 私は一度、ニジェールで乗っていたバスが交通事故を起こして奇跡的に助かる、という経験をしました。 そこからは、人生を無駄にしない、生きられ

          明日死ぬかもしれない。有限の人生の時間を増やす方法2選!!

          「母親らしさ」は自縛→ダメ母ちゃんでいこ。

          「母親」は自分の中の一つの要素なだけ 私たち誰でも、色々な要素をもっていて、その場に応じて色んな役目を担ってますよね。  例えば、私は母であり、妻であるんだけど、同時に起業家であり、ジェンダー専門家であり、町の色々な委員会の委員を務めており、講演・セミナー講師であり、あるバーの10年来の常連でもある。ダンスが好きで、海外が大好き。隙があれば今でも海外バックパック旅行したいと思っている人間。 「母親なんだからちゃんとするべき」の呪い 毎日、色んな役目を担っていて仕事、家

          「母親らしさ」は自縛→ダメ母ちゃんでいこ。

          国際協力・国連目指す方へ。キャリアを進めつつ出会い・結婚するには(婚活記録後編)

          Gender & Diversity Lab Melatiの新津茉莉花です。 日本での婚活をした話を前に書きましたが、その後どうなったか記録しておきたいと思います。 こんな方に読んでもらいたい 今、国際協力のキャリアつきつめたいんだけどなあ、海外で働いてみたいなあ!でも、結婚とかしたいし、出産とかどうなるんだろ、子育ては?と不安に思っている方の心を軽くできたらなあと思って書きます。 日本での婚活を諦めた私 1年間くらいかな、本格的に日本で婚活をして婚活パーティーに行っ

          国際協力・国連目指す方へ。キャリアを進めつつ出会い・結婚するには(婚活記録後編)

          国連、海外勤務:日本人の強みが輝く

          Gender & Diversity Labの新津茉莉花です。 海外に出ると、自分が日本人であることを認識します。 私は海外経験を経て、日本人のよさみたいなものを感じるようになりました。 グローバルに働いていくためには、日本人はもっと主張した方がいい、とか、YesとNoをはっきり言わないとだめだとかっていうのを聞いたことがある方もいると思います。 これはある意味正解。 だけど、極端なのはよくないなと思う。 なぜなら、それって見方を変えると日本人の良さでもあると思うので。

          国連、海外勤務:日本人の強みが輝く

          国際協力を目指す人、頑張る人へ。頑張りすぎない、自分の声を聴く

          Gender&Diversity Lab Melatiの新津茉莉花です。 国際協力業界で、時に異国で孤独に奮闘する方々は、何よりも人を助けたい、社会をよくしたいという気持ちが強いと思います。自分のことは後回し。 私もそうでした。ただ、過去の経験から、短期的にはそれでよいのですが、長期的にはそれだと長持ちしなくて自分がつぶれちゃう。 無理せず、ゆるゆる、自分の声を聴いてあげることをオススメしたいです。 とにかく自己犠牲で人助けの過去私は国際協力においてジェンダー専門家として

          国際協力を目指す人、頑張る人へ。頑張りすぎない、自分の声を聴く

          国際協力バリキャリ女の婚活in Japan ①

          国際協力する時にぶちあたるキャリアと結婚・家族の問題Gender&Diversity Lab Melatiの新津茉莉花です。 国際協力業界で働くことを目指すとき、気になるのが結婚とか家族とかプライベートのこととの両立ってできるんですか?っていうポイント。これは私がセミナーとかで話している中でも大学生の女性から本当に頻繁に聞かれる質問です。 私がこの問題に最初にぶちあたったのが、28歳の時。JICA海外協力隊の任期を終えて、東京で働いていた時でした。 JICA海外協力隊@

          国際協力バリキャリ女の婚活in Japan ①

          「国連で働く」にワクワクする人へ

          お久しぶりです。Gender&Diversity Lab Melatiの新津茉莉花です。 Gender& Diversity Lab Melatiの事業の中に、講演・セミナーがあります。タイトルの「なぜ国連で働きたいと思うようになったか」や、「なぜ国際協力に興味をもったか」という質問は、これまで講演やセミナーを行う中で本当によく聞かれました。今日はこれについて書きます。 私がこれまで学生→国連で働く、まで行く過程で「国連で働くのをゴールにしちゃだめだ」と言う言葉を本当によ

          「国連で働く」にワクワクする人へ

          産科フィスチュラ撲滅国際デーによせて

          今日5月23日は産科フィスチュラ撲滅国際デーです。 (産科フィスチュラについては以前の投稿をご参照ください。) 私が代表を務めるGender and Diversity Lab Melatiは、ニジェールで産科フィスチュラの状態にある女性たちで、すでに治療不可と判断されてしまった女性たちの支援を、現地で活動する団体を通して支援していきます。 必要なのは尿漏れとその匂い対策です。この尿漏れと匂い対策グッズを現地でテストしていきます。もし既存のものでうまくいかないようであれば

          産科フィスチュラ撲滅国際デーによせて

          Ella Padについて 

          Ella Pad とはElla Padは、環境とジェンダーにWin-Winとなる事業を行っているバングラデシュの企業です。 創設者はバングラデシュ人のMamunur Rahmanさん。彼とは大学院時代のコースメートでもあります。 子供の頃から、自分の姉妹、周りの女性たちが生理の期間中、ナプキンが入手できないために学校に行けない様子を目の当りにしてきたそうです。彼は、彼女たちのような女性たちをなくしたいという強い思いで事業を行っています。 代表的な事業バングラデシュにあるアパ

          男女共同推進委員会について

          2022年から山梨県にある市川三郷町の男女共同参画推進委員会の委員を務めています。任期は2年で今年度で2年目に入ったところです。 毎月一度、定例会議があり、町の第四次男女共同参画計画に基づく活動について、話し合います。委員の中には何期も委員として活動されてきた大先輩も多く、非常に活発な委員会です。メンバーについては幅広い年代の人々で男女バランスよく構成されていて、素晴らしいです。 私はこれまで国際機関、日本の中央省庁でジェンダー平等についての政策立案やプロジェクト運営に携

          男女共同推進委員会について

          産科フィスチュラと患者さんの支援について

          産科フィスチュラをご存知ですか。 産科フィスチュラとは: 膣、直腸、膀胱、腹腔、子宮など、産科に関連するいずれかの器官がつながったり、孔(穴)があくことによっておこる女性の疾患で、慢性的失禁などを伴うことが多い。難産や、適切な産科ケアを伴わない出産・人工妊娠中絶、女性性器切除、性感染症などにより生じる。慢性的失禁などのため、患者は社会的疎外や差別を受けることが多い。膣ろう孔とも産科ろう孔とも呼ばれる。日本でも明治時代ころまでにはあったとされる疾病。 (UNFPA HP htt

          産科フィスチュラと患者さんの支援について

          国際女性デーによせて

          本日3月8日は国際女性デーですね! 皆様と一緒にこの日をぜひ私も祝いたいと思います。 私が代表を務めるGender&Diversity Lab Melatiは、「生まれた場所や置かれた環境に関係なく、全ての人が自分で決めた人生を生きられる社会を拡げる!」ことを理念としております。 Melatiは、これからも日本で、海外で、全ての人が輝ける社会のために、できることをやっていきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。