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自分の本音を大切にしよう

本音は隠すものだ

自分の本音を大切にすることに、抵抗を感じる人は多いようです。自分の本音を押し殺してでも、周囲の人に合わせることが正しいということを信じていることに間違いはないはずです。

どうして、そう言い切れるのかと言うと、何よりも僕自身が、ずっと自分の本音を押し殺して生きてきたからです。

厳格者であった母の前では、僕は自分の気持ちや本当の気持ちを言えば、否定され続けていました。いつしか、自分の意見や気持ちを、子供ながらに隠すようになっていたのです。

その行いは、大人になってから、より強めていくようになっていきました。

沢山の人間関係を経験する上で、大人と言うものは、安易に自分の本音をさらけ出すものではないと思い込むようになったのです。

自分の本音を抑え込む

自分の本音を抑え込むことが、僕にとっての幸せを遠ざけていたなんて思いもしなかったのです。

それを知ってから、自分の周りを見渡してみると、こんな僕の周りにも幸せそうにしている人がいることに気が付きました。その方は何よりも自分の本音を大切にしているのが、僕でも分かるくらいでした。ただ、それは我がままとは異なるものだと思うのです。だって、周りの人も僕だけではなくその人のことを大切に思っているのが伝わってくるからです。

これは、ただの憶測なのかもしれませんが、自分の本音を大切にするということは、自分のことを大切にできるということです。それは、言ってみれば周りの人のこともちゃんと大切に思ってくれることでもあるんじゃないかと思うのです。

一緒にいれば、大切にされていると、みんな肌で感じているんだと思いました。

ここで疑問に思ってしまったんです。その方と僕は、同じ思いでいるのに、真逆のことをしているのです。

僕は大人として、周りのことを思うあまりに自分の本音を押し止めてしまうけれど、その人は、自分の本音を大切にすることで、周りも大切にすることが出来ているのです。つまり、僕はある意味自分の本音を隠すことで周りを大切にすることが出来ていないものだということです。

それはどうしてなのかを考えてみたんです。すると、人と人の繋がりの部分で見えてきました。まさに、僕と母親の関係性をみれば明らかだったのです。

僕は、母に自分の気持ちを言えないということで、不平不満を持っていました。いつも否定される、母親に何を言っても無駄であるそう考えていたんです。そうした思考によって、実は真実を捻じ曲げてしまっていたのかもしれません。

自分で言うのもおかしな話ですが、母は本当に僕の気持ち全てを否定していたのでしょうか。僕も親になってみて分かったのですが、我が子の全てを否定することなんか出来ることでしょうか。多分、僕が不平不満の目で見ていたからではないでしょうか。自分のことを悪くいえば、僕は勝手に自分の気持ちが言えないと思い込み、勝手に母のことを恨んでいたということになります。

これは、多分、僕のことだけではないはずです。

自分の本音は抑え込むことなんて、本当は出来っこないものではないのでしょうか。抑え込めているように見えるだけで、不満や妬みといったネガティブな感情となって、吹き出してくるのです。

周りの人は、それを無意識に感じてしまうのではないでしょうか。負と負の感情がぶつかって色んな部分に悪影響してしまうのです。

だからこそ、自分の本音を大切にすれば、そうさせてくれる周りの人たちにも感謝することが出来る。そうした気持ちは、ちゃんと相手には伝わるものです。そうした関係こそ、絆は深まっていくものです。

そう思えたのでした。

このことで、自分の本音を少しでも大切にして頂けることを意識してもらえると幸いです。

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最後まで読んで頂きありがとうございます。
今日も自分をご機嫌に。
メルシー

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