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自分を受け入れる「自分をないがしろいにしない!」

自分は好きですか?

ある本に、こんな質問が書かれてありました。

「あなたの好きなものを挙げられるだけ挙げて見て下さい。」

その時に僕は、好きな音楽や好きな本、好きな食べ物、絵をみること。大切な人達。こういったことを考えられるだけ挙げていきました。

その本の続きには、こんな質問が加えられていました。

「今、挙げた中で、あなた自身は何番目に登場しましたか?」むしろ、嫌いなものを挙げて下さいという質問の方だったら、思いついていたかもしれません。

このことは、いかに僕自身が自分をないがしろにしていたのだということが分かったのです。


言い訳していいの?

確かに、自分を大切にしないようになってしまったのは、僕だけのせいでない気がします。比較社会とも言われるくらい、多くの人が他人からどう見られるかということばかり意識して気にしているように思えるからです。それは、僕自身にも、きつく言えることです。

だから、僕の世界はいつも僕の知らない誰かが監視しているように思える世界になってしまっているのです。そんな僕は多くの人に好かれるように、他人に合わせて生きるようにしていたのでした。

だから、それが生きづらさを感じるものだし、人生って楽しくないものだなって思っちゃうものになってしまった大きな原因となっていたのでした。

ただ、そうやって社会がこうだからと、社会や世間、上司や両親のせいにするのはいいのだけど、それでは解決策が検討もつかないものになってしまいます。

最初の質問の意図を要約してみると、あれこれ言う前にそもそも、あなたは自分のことが好きなのか?という問題を突きつけられているものだったのではないかと思えました。


自分が自分をどう見るか

自分が見えている世界は、他人が自分をどう見るかで形成されているわけではなく、自分が自分をどう見るのかで出来ている。それを他人の目線ばかり気にし過ぎて、自分が自分をどう見るのかということを避けてきたんだということに気がついいたのでした。だから、自分を正当化できたとしても、どこか満たされなかったんだな。ということだったのです。

つまり、周りに合わせて世界を変えるのではなく、自分を変えて、見える世界を変える力を身に付けていくこと。もっと分かりやすく言うと、常に誰かを喜ばせて、自分の価値を感じるのではなく、自分自身のニーズに答えて、喜ばせてあげることで、自分を大切な存在であると思い、価値を感じていくことが、僕を含めて多くの人に必要なことだったのです。

そんなことを思い、冷静に周りを見渡してみても、自分を大切にして、喜びを感じている人は、生き生きとしていて、輝いているから、自然に人が集まっているのでした。

自分に対して、優しさや尊重の気持ちを向けていないと、不安になるし、自分に対して不満に思ってしまうのです。これは、行動や習慣に大きな悪影響を及ぼしてしまいます。

ありのままの自分を受け入れることで、自分の幸せと喜びを大切にできるものだと言われています。そのありのままの自分とは、周りからどんな評価を受けようとも、自分には価値があると思えることです。その自分の価値を認められるようになるには、自分のことをよく知っていることです。自分の行動や感情とひとつひとつ向き合っていかなくてはいけません。自分に興味を持つことが大事なのです。その興味を引くためには、自分のことを好きになることです。

これが第一歩なのです。自分のことを好きになるためには、様々な方法がありますが、何よりも自分のニーズに答えることが僕は大切だと思えます。

だって、やりたい気持ちを尊重してくれる人には、感謝できるし、好きになるものです。

それともう一つ、自分の成長こそが、何よりも自分への愛と喜びに導いてくれるものなんです。これは、僕自身が体験して、間違いないと確信できるものになっています。

自分を受け入れるために先ずは、自分をないがしろにしないと約束をしよう。自分のことに一生懸命になれると、自分を必ず好きになれるものですから。



最後まで読んでいただきありがとうございます。
メルシー

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